LIFE

整理収納アドバイザーEmiさんのお片づけBOOK

子供の成長とともに模様替え Emiさんの家【最新版】

2017.05.15

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双子の子供たちが小学生になったのをきっかけに、リビングの模様替えを行ったという、整理収納アドバイザー、OURHOME Emiさん宅。

「模様替えは、子供たちが小さな頃から一緒にやるようにしてきました。少し配置が変わるだけでも新鮮に感じるのか、子供の遊び方や気持ちがすごくいい方向に変わるんですよ」

心地よさを求め、常に変わり続けているEmiさん宅の最新版をお届けします!

 

LIVING ROOM

 

BEFORE

以前はオープンボックスを重ね、絵本や家族の写真などを収める「ファミリーライブラリー」を設置。おもちゃは隣接する子供スペースに収めていました。

AFTER

リビング横の子供スペースの壁一面に置いて「情報ステーション」にしていた大きなスチールラックを分解し、半分をリビングスペースへ。リビングに移動した棚には、子供たちのおもちゃと絵本類を収納。上面はお気に入りのグリーンや雑貨を飾ったり、部屋の空気を彩るディスプレイスペースに。

リビングの窓は、カーテンよりもすっきりとした印象のロールスクリーンを採用。普段は半分まで下げ、視線を遮りつつ、ベランダの鉢植え類は眺められるような配置に。木製の小引き出しは、子供たちがこまごましたおもちゃなどを入れて楽しんでいる様子。

もともと壁紙の上から白のペンキを塗っていたEmiさん宅。真っ白のシンプルなインテリアには少しマンネリを感じていたそう。今年の2月、リビングの壁を抹茶色に変身!

OURHOME×ROOMBLOOM「子どもと一緒に塗るペンキ」は、においもほとんどなく、安心安全な材料からできているので、子供と楽しみながら塗ることが可能。ワイワイ楽しみながら塗り上げた壁は、愛着もひとしおです。

KIDS’ ROOM

 

2人の机は5歳の誕生日に、110㎝幅の天板と脚をそれぞれ別で購入し、DIYで組み合わせたもの。子供の成長に合わせ、いずれ長い脚につけ替えるつもり。子供スペースの壁は、昨年子供たちと一緒にグレーにペイント。

「上部に白を残すことで抜け感も出て、新鮮な雰囲気になりました。子供のものは、インテリア的に見たら多少ごちゃごちゃしてますが、子供の気持ちや趣味を大切にして、子供に任せるようにしています」

過去におもちゃ収納棚や本棚として活用していたオープンボックスを重ね、ランドセル&私物類を置く棚に。

こまごました道具類は無印良品の「PPケース」にざっくり収納し、ラベルを貼ってみんながわかるように。「学校関係」「習い事関係」など配布される子供関係の書類は、引き出しの数が多く浅いケースに、残す必要のあるものだけをジャンルごとに入れ、定期的に中身の整理を。

KITCHEN

 

キッチンツールは必要最低限のものを厳選して持つようにすると、洗い物が減り、管理もラク。

例えばザルは、ぶらさげた手付きタイプ1個のみ!色も白・黒・シルバーに統一することですっきりした印象に。

昨年のリフォームで、ガスコンロはリンナイの「デリカ」に変更。

「掃除しやすく、グリル機能が進化していて感動です」

ついつい買い忘れてしまう調味料類は、冷蔵庫の扉に貼ったマグネットで在庫管理を。左がまだある調味料、右がそろそろ買い足すべき調味料。スマホでこちらの写真を撮って、それをメモ代わりに買い物へ。何とマグネットの順番は行きつけのスーパーの並び順に沿って並べているので、買い物中の動線にも無駄がないのだとか!

キッチンまわりのものもスチールラックに収納。台ふきんや食器ふきなどは「桐のはこ。」に入れ、子供たちでも取り出しやすい位置に置き、自然にお手伝いができる配置に。

BEDROOM

 

子供が小さいときから、ベッドから落ちて危なくないよう、フローリングすのことマットレスを敷き、家族4人並んで寝るスタイルに。寝室の壁は「子どもと一緒に塗るペンキ」カフェオレのベージュでペイントしました。

入口すぐ横にイケアのフックを取り付け、冬は子供たちのスリーパーをひっかける場所に。

「通り道に収める場所があると、自分でちゃんとここに戻せます」

子供の友達が大勢集まる日は、すのことマットレスはたたんで、隣室に移動。空間が広々と空くので、集まった子供たちの遊び場に。

「大きなベッドを置くと部屋の役割が固定されますが、この方式だと幅が広がります」


「わが家では、子供の遊びがマンネリ化してきたなと感じたときや、きょうだいゲンカが増えてきたときに、模様替えやおもちゃの整理を行うようにしています。レイアウトが少し変わるだけで、子供が遊びに集中するようになったり、新しい遊びが生まれるきっかけになったりします。独立した部屋をもたせるのは、親が先回りせず、自分で部屋が欲しいというタイミングまで待つ予定です。なんとなくのイメージは、中学生に上がる頃かな?と思っています」(Emiさん)

次回は子供の写真、整理術をお届けします。

撮影/仲尾知泰 Emi 米谷 享(Emiさん宅Before) 取材・原文/田中のり子 中沢明子 Emi 本誌編集部
詳しくは2017年5/7発売LEE6月号別冊付録に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

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