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私たちに刺さった!「LEEノンフィクション大賞」

読んでよかったと思える作品ときっと出会える!

読書好きなあの人の最新マイベスト「ノンフィクション」&「ずっと読み続けている名作」を聞きました!【LEEノンフィクション大賞】

2026.07.19

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暮らしと人生に直結する発見があるから

私たちに刺さった!

「LEEノンフィクション大賞」

「LEEノンフィクション大賞」

LEEでいつも好評の読書特集、今回は近年盛り上がりを見せる「ノンフィクション」がテーマ。ルポやドキュメントからエッセイまで、事実をもとにした読み物を幅広く取り上げます。日々の暮らしに刺激を受けたり、知識が増えて視野が広がったり、読んでよかったと思える作品ときっと出会えるはずです!

Index
  1. 「LEEノンフィクション大賞」
  2. 読書好きなあの人の最新マイベスト「ノンフィクション」は?
  3. 林家つる子さん
  4. 『天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ』
    1. 「天気」という視点を得ることで絵を見るときに奥行きが感じられる!
    2. 名作ノンフィクション
    3. 『使ってみたいイキでイナセな江戸ことば』
  5. 牟田都子さん
  6. 『ロッコク・キッチン』
    1. 福島第一原発事故後の、その地で暮らしている多様な人たちの食のルポ
    2. 名作ノンフィクション
    3. 『一筋の道』
  7. KIKIさん
  8. 『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』
    1. レースから引退した馬。その存在を知り、思いを馳せることで世界が広がる
    2. 名作ノンフィクション
    3. 『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉』
  9. 清田隆之さん
  10. 『なぜ人は自分を責めてしまうのか』
    1. テーマは自責。自分への思い込みやモヤモヤを解きほぐしてくれる
    2. 名作ノンフィクション
    3. 『リハビリの夜』
  11. あわせて読みたい

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読書好きなあの人の最新マイベスト「ノンフィクション」は?

各界で活躍中の読書好きに「最近読んで心に刺さったノンフィクション」&「ずっと読み続けている色あせない名作」を聞いてみました!

林家つる子さん

林家つる子さん

落語家

2010年林家正蔵に弟子入り。’24年3月、12人抜きで女性初の抜擢真打に。現在、初の全国ツアー「にっぽん全国つる浦々」を開催中で、ラストは3月13日の東京公演。

撮影/浜村菜月(LOVABLE)

RECENT BEST 1

『天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ』

長谷部 愛 中央公論新社

「天気」という視点を得ることで絵を見るときに奥行きが感じられる!

古今東西の名画を、天気を切り口にひも解く一冊。「第1章の虹の話は、特に印象的。虹と言えば7色を思い浮かべますが、3色で描かれていた時代もあったのだとか。虹から絵画の歴史を学べるなんて!と、絵画鑑賞をする際の新たな視点を教えてくれました。マンガやアニメ作品への言及もあり、『鬼滅の刃』に出てくる技と天気との関係など、思ってもみなかった気づきも与えてくれます」

『天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ』イラスト

何度も読み返す

名作ノンフィクション

『使ってみたいイキでイナセな江戸ことば』

『使ってみたいイキでイナセな江戸ことば』

柳亭左龍 小学館(現在は絶版)

著者は、NHK大河ドラマ『べらぼう』で江戸ことばを指導した落語家。「江戸時代の言葉の由来や意味、現代ならばこう言うなど、ユーモアを交えつつ解説。大学の落研に所属していた頃に読み、わからない言葉を調べていました。今もお守り的な存在です」



牟田都子さん

牟田都子さん

校正者

図書館、出版社の校閲部を経てフリーに。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、『校正・校閲 11の現場』(アノニマ・スタジオ)、編著書に『贈り物の本』(亜紀書房)など。

撮影/高村瑞穂

RECENT BEST 1

『ロッコク・キッチン』

川内有緒 講談社

福島第一原発事故後の、その地で暮らしている多様な人たちの食のルポ

2011年の東日本大震災と福島第一原発事故で、被災地となった国道6号線(通称・ロッコク)。気鋭のノンフィクション作家が、この地を訪ねる。「ロッコク沿いに住むさまざまな人たちが『何を食べているか』を通して『どう生きているか』を描いています。小さい頃に友達の家で、宝物を見せてもらったときのような気持ちで読み終えました。この作品から生まれた同名の映画も公開中」

『ロッコク・キッチン』イラスト

何度も読み返す

名作ノンフィクション

『一筋の道』

『一筋の道』

瀬戸内寂聴 集英社

藍染、人形など日本の伝統工芸の名匠たちを訪ねたルポ。「20代の頃から、仕事で迷いが生じるたび読み返している本。匠の言葉に触れ、弱音を吐いてる場合?と勇気づけられます。何より、著者自身が小説の道に一生を捧げた人なのですから」

KIKIさん

KIKIさん

モデル

女性誌、広告やCMなど幅広く活躍中。大の読書家としても知られ、書評やエッセイ、コラムなどの文筆活動も。ほかにも登山、建築などにも造詣が深い。

RECENT BEST 1

『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』

片野ゆか 集英社

レースから引退した馬。その存在を知り、思いを馳せることで世界が広がる

「競走馬が引退した後、どんな世界が待っているのか。競馬に詳しくなくても引き込まれるはず。人間のための経済動物という現実を見据えながら、馬の美しさや人の心をほどく力、そして引退後の新しい居場所を作ろうとする人々のまなざしが、誠実に描かれています。触れる機会があまりなかった問題が少し身近に。答えが出なくても、知ること、考えることの大切さを教えてくれます」

『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』イラスト

何度も読み返す

名作ノンフィクション

『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉』

『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉』

高野秀行 新潮社

「いつもの食卓にある納豆が、実はアジアの奥地へとつながっている。そんな発見から始まる探検記。現地の熱気や匂いまで伝わってきます。探検って、遠くへ行くだけでなく、『なぜ?』を掘り下げることでもあるのだなと、読むたびに好奇心を刺激されます」

清田隆之さん

清田隆之さん

文筆家

「桃山商事」代表。社会学やジェンダーなどを軸にした著作多数。近著に『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)など。ポッドキャストも配信中。

RECENT BEST 1

『なぜ人は自分を責めてしまうのか』

信田さよ子 筑摩書房

テーマは自責。自分への思い込みやモヤモヤを解きほぐしてくれる

「長年『家族』という関係性の中に潜む暴力の問題に取り組んできた公認心理師・臨床心理士の著者が、『自責』をテーマに解説。近くに怒っている人がいれば『自分のせい?』と感じるのが癖になっている人は多いと思いますが(かく言う自分も完全にそれです)、その発想が生まれるメカニズムを解きほぐす。本作を読み、不機嫌な母に怯えて暮らしていた過去の自分が少し救われました」

『なぜ人は自分を責めてしまうのか』イラスト

何度も読み返す

名作ノンフィクション

『リハビリの夜』

『リハビリの夜』

熊谷晋一郎 医学書院

「著者の熊谷晋一郎さんは脳性まひの当事者。その生い立ちを科学的かつ文学的に描いたのが本書。電動車いすの乗り心地、リハビリ中に芽生えた性的興奮など、固有の経験をこんなにも豊かに表現できるのかと衝撃が。書き手として永遠に憧れる一冊です」

Staff Credit

撮影/原田凌佑(書籍) イラストレーション/mizuki 取材・文/石井絵里
こちらは2026年LEE4月号(3/6発売)「私たちに刺さった!「LEEノンフィクション大賞」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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