ドラマ『ポリティカルパン』が絶賛放送中!
【石原さとみさんが”心奪われる5つのこと”】「野木さんの脚本作品への出演が決まったときは思わず号泣。あまりにもうれしすぎて!」
2026.10.28
COVER INTERVIEW
石原さとみさん「心、奪われるとき」

自らの意思をもって、人生を大きく変えた、石原さんの30代。そんな30代の最後を飾る連続ドラマが『ポリティカルパン』です。今作へ込めた特別な思い、忙しい日々とその裏にある幸せな瞬間。多くの人の心を奪い続けている彼女が今、心奪われているものとは。

COVER INTERVIEW
石原さとみさん
俳優
いしはら・さとみ●1986年12月24日生まれ。第27回ホリプロタレントスカウトキャラバンをきっかけにこの世界へ。映画デビュー作『わたしのグランパ』で、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も数々の映画賞を受賞し、今年は舞台『リア王』への出演も話題に。ライフステージを変化させながら役者としての幅を広げている。
石原さとみさんが心奪われる5つのこと

1
ドラマ『ポリティカルパン』の撮影中に心奪われた出来事とは?
1
長回しで大量のセリフをぶつけ合う高橋一生さんとのかけ合い!!
私が演じる如月弥生と高橋一生さん演じる金庫番議員の夏目将門。二人はだまし合いを繰り返すのですが、その会話劇がおもしろくて。大変、だけど、終わった後はいつも「楽しかった!」とアドレナリンが出まくるんです(笑)。
2
最近、心から驚いたことは?
2
河合優実ちゃんと一緒に写真を撮ったら私たちの顔が双子みたいにそっくりだったこと(笑)
クランクイン前、私の舞台を見にきてくださったときに撮ったのですが。本当に不思議とよく似ていて。大好きな優実ちゃんとのお気に入りの1枚になりました♡
3
石原さんが心奪われるのはどんな人?
3
無理せず、いつもご機嫌で、ただそこにいてくれるだけで周りの空気を明るくしてくれる人
河合優実ちゃんをはじめ、今作の現場で顔をあわせる共演者の方々がまさにそれで。日々、そのやわらかい明るさに癒されています。
4
心の底から幸せを感じるのはどんなとき?
4
子どもの成長を実感できたとき。私も大好きだった“アルプス一万尺”の手遊びを一緒にやれるようになったときは感動!
最近は下の子も食べられるメニューを上の子と一緒に料理したり。お気に入りの絵本『しあわせのバケツ』を読み聞かせたり。日々、子どもは成長していくから。日々、私自身もとっても幸せ。
5
毎日を幸せに過ごすために必要なことはなんだと思う?
5
ちゃんと食べて、ちゃんと寝る。人間の基本がやっぱり大事!
台所で立ったまま食事をかき込むのではなく、テーブルの前に座りちゃんと噛んでごはんを食べる。疲れたときは子どもと一緒に19時に寝てみる。体が整えば心も整う。とにかく、睡眠時間さえ確保できればイライラも収まり、その日はご機嫌に過ごせるから。世間の忙しいママたちも、私と一緒にとりあえず寝よう!(笑)


野木さんの脚本作品への出演が決まったときは思わず号泣。あまりにもうれしすぎて!
Satomi Ishihara
30代も、40代も、ちゃんと“人生設計”を立てながら願いを叶えていきたい
40代目前にまたひとつ、願っていた夢が叶ったんです
「オファーをいただいたときは思わず叫んでしまいました。“それ、本当⁉”って。脚本の野木(亜紀子)さんとはドラマ『アンナチュラル』でご一緒していて、それ以来、会うたびに“またやりたいです”と言い続けてきたので。それだけに涙が出るほどうれしかったです」
石原さんがそう語る作品がドラマ『ポリティカルパン』です。架空の国“ニッポニア”を舞台に、石原さん演じる女ルパン・如月弥生が政界に潜り込み政治の金を盗み出す、怪盗エンターテインメントとなっている今作。
「喜んだのも束の間、その内容を聞いたときは、泥棒? 政治? どういうこと?って。すぐに頭の中が“?”だらけになりました(笑)。どうしたらリアリティをもって演じることができるのか、クランクイン前には打ち合わせを何度もさせていただいて。私一人で本読みをさせていただいたり、周りと相談しながら如月弥生を作り上げていきました」
そのおかげで「不安なくクランクインできた」と続けます。
「撮影現場はすごく楽しいです。ポップでありつつ会話は生々しく芯を食っていて。また、野木さんらしい会話劇は今作も健在。台本を開くと何ページにも及ぶかけ合いの場面があったりして。膨大なセリフ量に頭を抱えることもありますが、これがまた、演じがいがあって楽しいんです(笑)。また、野木さんは今作の脚本をあてがきしてくださっているので、セリフがすごく覚えやすいんです。役柄と自分が近いからなのか、カメラの前でも、カメラの外でも、共演者の皆さんのテンションやテンポが変わらない。渡部篤郎さんも高橋一生さんもおもしろくて、空き時間に話していた空気感そのままに、スッと撮影に入ることができるんですよ」
今作で石原さんが楽しみにしていたことがもうひとつ。それは河合優実さんとの初共演です。
「役柄的にも姉妹のような距離感の関係性なので。それだけに、優実ちゃんのことを好きになれたら勝ちだなと。結果、大大大好きになりました(笑)。優実ちゃんは役者さんとしても一人の女性としてもおもしろく信頼のおける人。空き時間にはいろんな話をするのですが。優実ちゃんはいつも自分の言葉で自分の思いを語ってくれるんです。好きな本、好きな言葉、思い出話や経験談……そのひとつひとつが彼女らしくて素敵で。どんどん大好きになってしまうんです」
30代は人生を大きく変える時期にしたいと思っていました
石原さんの“30代最初の連ドラ”は『アンナチュラル』でした。
「打ち上げで30歳の誕生日を祝っていただいたんです、そこでは、まさかのフラッシュモブまでしてくださって。絶対に忘れられない一日になりました(笑)」
そして、『ポリティカルパン』が“30代最後の連ドラ”に。野木作品に始まり、野木作品で終わる、石原さんの30代は、どんな時間だったのでしょうか。
「30代をひと言で表現するなら“怒涛”でしたね。結婚、出産とライフステージが大きく変化したこともあり、バタバタとあっという間に過ぎていったような感覚で。でも、それはある意味、私自身が希望していたこと。30代は“人生を変える時期”にしたかったんです」
5年おきに、叶えたい夢や目標を紙に書き出しています
20代の頃から「未来の人生プランを考えるようになった」という石原さん。ほぼ5年おきに、その間の人生計画を立てているそう。
「やりたいことや叶えたいことをバーッと紙に書き出すだけなのですが、目標が定まるとそこに向かって自分も周りも進みやすくなる。夢や目標に近づくスピードがグンと速まる気がするんですよね」
つい先日も、新幹線の中で45歳までの人生計画を立てたばかり。
「ゆっくりと流れるように生きるのも素敵だとは思うのですが。時間を無駄にしたくない効率主義の私にはこの歩み方が合っているみたいです」と笑います。そして「30代はプライベートの目標が多かったけど、40代は仕事の目標が増えそうな予感です」と続ける、彼女も世間のお母さんたちと同じ、仕事と家庭の両立に奮闘しています。
「毎日が必死です。とにかく時間が限られているので、日々のルーティンを決めて“考える”“迷う”という時間を極力カット。最近は生成AIも活用。家族のスケジュールを管理してもらっているんです。週末が近づくと“今週はこんなイベントがあるよ”“雨が降ったらここに行くといいよ”なんて、オススメの子どもの遊び場情報まで教えてくれたりして」
使えるものはすべて使っている、と笑う石原さん。
「ポジティブは鍛えて身につけるもの。普段から私は前向きな思考を癖づけるように心がけているのですが、忙しいと前向きになれないときも。そういうときはAIに相談。“ポジティブに回答して”とお願いするんです。すると、思いもよらない角度から発想の転換を届けてくれたりして。ごはんを炊き忘れたり、湯船にお湯をはり忘れたりしたときも落ち込まず、“パンで楽しむ方法”や“シャワーで楽しむ方法”をAIに教えてもらう。最新技術の力を借りながら、せわしない日々を楽しんでいます(笑)」

体調を崩したときは「改善すべき点が見つかった!」。忙しいときは「時間の使い方を磨けるぞ!」。とらえ方を工夫してネガティブをポジティブに変換。自分の力に変えています
Satomi Ishihara
Information
『ポリティカルパン』

舞台は架空の国・ニッポニア。政治の金を盗むべく、大物政治家の娘・小早川雅(河合優実)を利用して政界に潜り込む如月弥生(石原さとみ)。与党の金庫番議員・夏目将門(高橋一生)とだまし合いを繰り返しつつ、政治に詳しい謎の情報屋・乾(渡部篤郎)の力を借りながら、史上最高の女ルパンがダークな政治の金を鮮やかに奪い取る!!
『ポリティカルパン』公式サイト
Staff Credit
撮影/宮下昌生(hannah) ヘア&メイク/犬木 愛(agee) スタイリスト/山本マナ 取材・文/石井美輪 撮影協力/バックグラウンズファクトリー
こちらは2026年LEE11月号(10/7発売)「石原さとみさん「心、奪われるとき」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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