2026【変わりゆく出産】どう変わった?出産方法から出生前検査、夫は育児休業まで。よかったこと、大変だったことを聞きました!
2026.08.03
この20年で産みやすく、育てやすくなった
変わりゆく出産NOW

10〜20年前と比べて、出産を取り巻く環境やグッズは変わっているようだけれど、実際のところは? 妊婦にとって追い風も多い一方で、新たな課題も!? 出産経験読者へのアンケートから最新事情を紐解きます!
※LEEメンバー142名(BEFOREとNOW両方の回答者4名)がアンケートに回答
ひと昔前の出産と、今の出産どう変わった?
BEFOREは2000~2015年、NOWは2023~2025年に出産したLEEメンバーに聞きました!
今の方が自分の希望を言いやすくなっている?
どんな出産方法でしたか?

5%だった無痛分娩の割合がぐっと増加!
かつては5%だった無痛分娩の割合が、最近は全体の2割弱を占める結果に。無痛分娩への認識が高まり、出産の負担や産後の疲労が軽いと思われて、高齢出産の人を中心に希望が増加。
里帰り出産はしましたか?

自宅に親やヘルパーが訪問するスタイルが主流に
約半数が里帰りしていた時代から、今は約3割に。暮らし慣れた自宅へ親や友人、ヘルパーなどに来てもらうスタイルのほうがストレスなく過ごせるという人が多いよう。
産後ケアのサービスを利用しましたか?

家事や育児を支援する施設やドゥーラの利用が増加
産後に頼る先といえば、以前は母乳外来がメイン。最近は自治体からの補助を利用して、産後ドゥーラや産後ケア施設への宿泊など、産後ケアサービスを活用した人が増加。
出生前検査は受けましたか?

高齢出産の増加に伴い、NIPTを受ける人が急増
妊娠中に胎児の病気や染色体異常を調べるため、以前は「絨毛検査」や「羊水検査」などを受ける人がいたがごく少数。近年はNIPT(新型出生前検査)が広がり、希望者が増加。
夫は育児休業を取得しましたか?

男性の育児休業取得率がここ2〜3年で急に上昇
約10〜20年前は夫が育休制度を利用したという読者は2割弱。2022年の法改正で産後パパ育休が新設され、男性の育休が一般化し始める。ただし、実際に取得した人は約半数。
どんなバランスで授乳をしましたか?

母乳神話があった時代から、現在はミルク混合が主流に
2000年代以前は完全母乳を選択する人が多かった。それが「夫にも授乳をしてほしい」「外出先で便利」などの理由で、混合を選択する人の割合が増加。
BEFORE
2000~2015年に、出産した人に聞きました
LEEメンバー92名が回答

産前産後でどんなところが最も大変でしたか?
⚫︎夫があまり協力的でなかったこともあり、産後うつを発症。実家はどちらも地方で親にも頼れず、友人たちはまだ出産をしていない年齢だったので孤独でした。病院にかかり入院もして、大変でした。
(MOONさん)
⚫︎妊娠中は満員電車での通勤を避けたくて、JR在来線のグリーン車に数万円の自腹で乗っていた。
(ややさん)
⚫︎会社でマタハラに遭ったので転職の道を選んだけれど、次の仕事が決まらず、保育園にも入れなかった。ホルモンバランスが変化し、気分が落ち込んだり、夫にもイライラしていました。
(まかまかさん)
⚫︎緊急帝王切開で出産。帝王切開への否定的な言葉をかけられることも多く、産後はメンタルが不安定に。普通分娩ができなかった罪悪感から、せめて母乳で育てないといけないという義務感が生まれ、母乳を出すことに必死でした。
(まとりとちとしゅさん)
⚫︎母親が母乳信仰で、母乳をあげたいけれどうまくあげられず、産後は泣いたりしていました。
(やまびこさん)

最近の出産について、いいなと感じるところはありますか?
⚫︎出産一時金や妊婦健診の補助券が、徐々にでき始めた頃だったので、今は手厚い補助金があっていいなと思います。
(くまままさん)
⚫︎当時、産後ケアなどはなく、自分の体をゆっくり労わる時間はなく、育児に明け暮れていました。いまだに骨盤のずれからの腰痛に悩まされています。今は産後ケア施設があったりするようでうらやましいです。
(かーさん)
⚫︎「イクメン」という言葉が死語になったこと! 夫の育児参加が当たり前になったのは、とてもいい。
(天ぷら子さん)
⚫︎低価格で赤ちゃんの下着が買えたり、マタニティの商品がより身近になり便利になっていると感じます。
(まとりとちとしゅさん)
⚫︎無痛分娩できる病院が増えた。
(ちたさん)
⚫︎自治体にもよると思いますが、最近は妊婦にタクシー券がもらえたり、仕事をしていなくても
子どもの一時預かりを利用できるようになっていて、いいなと思います。
(りんごさん)
⚫︎男性も育休を取得することが一般的になってきたようで、産後家族でしばらく一緒に過ごすことができて、すごくうらやましいなと思います。
(マカロンさん)
NOW
2023~2025年に、出産した人に聞きました
LEEメンバー54名が回答

産前産後でどんなところが最も大変でしたか?
⚫︎ホルモンバランスの乱れ。急に涙が出たりやる気が出なくなったり自分のメンタルに左右されるのがきつかった。1人でカフェに行って読書したり、子どもを預けて好きな時間を過ごすことで解決しました。
(りっちゃんさん)
⚫︎長男が赤ちゃん返りしたりして、兄のお世話のほうが大変だった。夫と家事育児を協力したり、兄が通ってる幼稚園の先生にも協力してもらった。
(ペコさん)
⚫︎つわりで吐き気があり、通勤電車がつらかったです。座っていくために始発電車の列に並ぶも、ホームが灼熱できつかったので、週4テレワークで乗り切りました。
(あままさん)

利用してよかった出産・育児のサービスや制度は?
⚫︎私の住む地域の自治体では、産後ケアの利用を妊娠8カ月から予約できるので、産まれてすぐに利用でき、とてもよかったです。
(おさかなさん)
⚫︎産後ケアを利用してゆっくり休めた。ただ、なかなか予約が取りにくいことに苦労しました。
(ichiさん)
⚫︎区で産後ケア施設に格安で泊まれるサービスがあり大変よかった。
(ヨギーニさん)
⚫︎「産後パパ育休(出生時育児休業)」人生で一度しかない新生児期を、夫も密にそばで一緒に過ごすことができ、家族の絆が深まりました。
(ぺぇままさん)
⚫︎出産前や出産後に都からもらえるギフトがうれしかったです。
(ぴよままさん)
⚫︎東京都から支給されるさまざまな補助金は、助かりました。また区の遊び場が充実していて、日々助かっています。
(あーやんさん)
⚫︎里帰り出産で、後日行政に助成金などの申請をすることがあったのですが、webでできるようになっていて助かりました!
(haruさん)
Staff Credit
イラストレーション/中島ミドリ 取材・文/田中理恵
こちらは2026年LEE6月号(5/7発売)「変わりゆく出産NOW」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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