FOOD

今日からラクラクのっけ弁当

一晩マリネで翌朝ラクチン!サケのレモン幽庵焼き弁当

2017.03.29

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お弁当箱にごはんを敷き詰め、あとはおかずをのせるだけ。
忙しい朝でもあっという間にできるのに、食べる人も作る人も、思わず誰かに見せたくなる、圧倒的な見栄えのよさ!

そんな、いいことずくめの"のっけ弁当"、さっそく始めてみませんか?

本日ご紹介するのは、料理家、ワタナベマキさんの「サケのレモン幽庵焼き弁当」。

「魚はマリネして焼くと、味がなじんでお弁当にぴったり! 青菜やパプリカを使って、栄養バランスをとります」

メインおかずは「一晩マリネ」で翌朝焼くだけ。サブおかずも前の日に下ごしらえをしておくことで、翌朝の時短に。その手際をさっそくご紹介します!

メインのおかず
サケのレモン幽庵焼き

「柚子の代わりにレモンを使った幽庵焼きです。魚はサケのほか、タラ、タイ、サワラなどの白身魚でも」

材料・2人分
甘塩サケ……2切れ
ごま油……少々
A レモンスライス……4枚
レモン汁……大さじ2
みりん……大さじ1
しょうゆ……小さじ2

一晩マリネ

 サケにAを加えてなじませ、ラップをして冷蔵庫で保存する。

朝は焼くだけ

 フライパンを弱めの中火にかけ、ごま油を引き、①の漬け汁をきって入れる。焼き色がついたら裏返して弱火にし、約5分焼く。
 再び中火にし、残った漬け汁とレモンスライスを加えてからめる。

サブのおかず1
小松菜とちくわのとろろ昆布和え

「とろろ昆布が調味料を吸って、青菜とちくわのまとめ役をします。うま味もプラスできるのでおすすめ!」

材料・2人分
小松菜……2株
ちくわ……1本
とろろ昆布……大さじ1
塩……少々
A しょうゆ……小さじ1/2
米酢……小さじ1/3

前の日下ごしらえ

 小松菜は塩を加えた湯で約1分ゆで、冷水にとってザルに上げ、水気をよく絞る。

朝は和えるだけ

 ①を2㎝長さに切る。ちくわは5㎜厚さの輪切りにする。
 ②にAを加えて和え、とろろ昆布を加えて和える。

サブのおかず1
かぶとパプリカのナムル
「前の日、塩もみしておいた野菜に、朝、ごまとごま油を加えるだけ。赤と白なので、彩りのよさは抜群!」

材料・2人分
かぶ……1個
赤パプリカ……1/2個
塩……小さじ1/3
ごま油……小さじ1/2
白いりごま……小さじ1

前の日下ごしらえ

 かぶは3㎜厚さの半月切りにし、パプリカは3 ㎜幅の細切りにする。それぞれ塩を半量ずつ加えてしんなりするまでもみ、出てきた水分をぎゅっと絞る。

朝は和えるだけ

 ①、ごま油、ごまを合わせて和える。

 

チビ弁アレンジ

ごはんは白いりごまを混ぜて、小さめの三角おむすびにする。サケは食べやすい大きさに切り分け、かぶとパプリカのナムル、飾り切りにしたゆで卵、ゆでたスナップえんどうを開いて添える。

「幼稚園弁当はおかずの種類を減らして好きなものを入れるのがコツ。『全部食べた!』という達成感が大事なので、彩りよく作るといいですね」(ワタナベさん)


次回は人気ケータリングMOMOEののっけ弁当をご紹介します。

撮影/福尾美雪 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
詳しくは2017年3/7発売LEE4月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

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