小さな手土産で「ありがとう」や「はじめまして」の気持ちを

昔から、ちょっとした感謝の気持ちを伝える際などに小さな贈り物をすることが好きです。
仕事柄、取材などで人にご挨拶する機会も多く、さらに出会いと別れを短期間で繰り返す海外転勤も経験したことで、手土産選びは私の日常の中で欠かせないものになっています。
簡単なラッピングをしたりメッセージをつけたりすることも習慣となっており、海外生活中も現地で出会った方々から喜んでいただき、仲良くなるきっかけにもなりました。
今回は、「ありがとう」や「はじめまして」を伝える機会が増える春シーズンに向け、実際に喜ばれたおすすめ手土産や、プレゼントのちょっとしたコツについてまとめてみます!
毎回喜ばれるおすすめ手土産6選ををご紹介
昨年末に神保町パパママリーズ で、お世話になっている方へのプチ土産”小土産”がテーマとなっていましたが、さすが絶妙な表現!と感心しました。
感謝やご挨拶のために渡すからこそ、相手に気を遣わせない贈り物であることも大切。私も価格は1000円前後、オンラインショップも含めなるべく生活の中で無理なく手に入れられるものを定番の”小土産”にしています。

今回ご紹介するのは、これまで必ず喜んでいただいた手土産ばかり。
おいしいだけでなく、初対面でも話題のきっかけになるような、ちょっとした珍しさや「小ネタ」があるものを選びました。
海外転勤を経たからこそ、日本を感じる贈り物
帰国後、月並みですが日本の食べ物のおいしさや食文化に改めて心底感激する日々。プレゼントを選ぶ際も、ついつい日本を感じるものを手に取ることが増えました。
recommendation 001
おすすめ手土産①
Made in ピエール・エルメの「塩のり」

みんなが知っているパリの有名ブランド×日本らしい海苔という組み合わせに驚きがあり、お渡しすると必ず盛り上がる最近の私の鉄板です。口の中に広がる海苔と塩の旨み、そして香りも良くパッケージもおしゃれ!
店内には外国人観光客の方も多く、海外の友人へのお土産を探す際にも利用しています。

recommendation 002
おすすめ手土産②
はぎの食品「真鯛のだし塩」

海外転勤前に知人からいただいてハマった品。そのまま野菜や豆腐などにかけて塩そのものの風味を味わうことはもちろん、料理に使うと味に深さが出る!商品の裏側でおすすめレシピとして紹介されている煮麺には、海外で何度も元気をもらってきました。
現地で日本人駐在員の方々にお渡しした際も、とても喜んでいただきました。
地元ならでは!家族のルーツがある「京都」「九州」のご当地もの
お次は夫の実家がある京都、私の両親の故郷である大分のおすすめお土産をご紹介します。親の代からお土産として愛用しており、家族の好物でもあるため私にとっては懐かしい味とも言えます。
recommendation 003
おすすめ手土産③
京都西陣の味 五辻の昆布(京都)

夫の地元で「五辻のこんぶやさん」と長年親しまれている明治35年創業の老舗。日本に帰ってきてすぐ、白いご飯とこちらの佃煮や昆布があれば何もいらないと改めて感激しました。
京都の観光地や舞妓さんなどが描かれた包装の美しさも印象的で、今でも毎回見入ってしまいます。

recommendation 004
おすすめ手土産④
くしのの自家製ゆずこしょう(大分)

柚子胡椒好きの私たち家族が一番好きな柚子胡椒。大分へ遊びに行くと必ずたくさん買って帰り、周りに配って勝手にファンを増やしているつもりでいます(笑)
ピリリと辛いけれど上品な刺激で香りも良く、私は肉や魚だけでなくいつもお味噌汁に入れています!
おしゃれな人に贈りたくなる、ちょっとレア感ある人気店の品
センス抜群の先輩からいただいたことがきっかけで知った品で、それぞれのお店が持つストーリーや凝ったパッケージなどにも心奪われました。プレゼントする際は、そんなこだわりもさらっとお伝えするようにしています。
recommendation 005
おすすめ手土産⑤
NUMBER SUGARのキャラメル

2013年に表参道で創業したキャラメル専門店。約10年前にLEEがきっかけで出会った際、全て手作りされているというおいしさとおしゃれさに感激して以来、贈り物や御礼でお世話になっています。

種類ごとにナンバリングされておりお店で自由に選ぶこともできますが、私のお気に入りは8PCS.BOX。

NO.1~NO.8までが一粒ずつ入っており、箱に描かれた薔薇の咲き具合は、つぼみ、5分咲き、満開と3種類あり「一輪の花をプレゼントするようなイメージでデザインした」という想いも素敵!

recommendation 006
おすめ手土産⑥
Ageratum by Sajiloの焼き菓子&チャイセット

吉祥寺で絶大な人気を誇る「Sajilo Cafe」「 Surya Sajilo」他、軽井沢でもホテルなどを展開する「Sajilo」が監修するフードブランド「Ageratum」。「医食同源」を基に、主にスパイスやハーブを通して新たな食卓を提案されており、私はその中でも焼き菓子とチャイセットをよく手土産にしています。
厳選した国産素材とスパイスやハーブを合わせているという焼き菓子は食べやすい味なのですが、ふわりとスパイスやハーブの風味や香りが漂い、体に沁みる滋味深さが魅力です。

そしてチャイセットは、ハーブとティーバッグを牛乳や砂糖と共に煮出して簡単にチャイを作ることができます。同封されているレシピに沿って作る過程も楽しく、手軽だけれど本格的な味。かさばらないため、ちょっとしたご挨拶の折などによくお渡ししています。

ほんのひと手間!手土産がより嬉しくなるヒント
何かをお渡しする際は必ずメッセージカードをつけ、特別な包装などが無い場合は簡単に自分でラッピングをするようにしています。

メッセージカードは敢えて封筒に入れず、100円ショップなどで手に入る名刺サイズのカードをマスキングテープで直接手土産に貼り、お渡しした際に一緒に見ていただけるように。マステはもともと好きで折に触れ可愛いものを買い集めており、お気に入りのものを貼るのがマイ定番です。
またお相手の鞄の大きさ次第で要不要があるので、ショップの物がない場合でも必ず新しい紙袋を持って行き、必要か伺っています。
30秒でできる、簡単かつ洒落見えするラッピングをご紹介
特別器用なわけではない私でも本当に30秒でできるのが、以前おしゃれな友人に教えていただいたラッピング。コロンとしたフォルムが可愛く好評です。





ちょっと緊張する「はじめまして」のシーン。
一言では言い表せない感謝を伝えたい別れの時。
これまで、小さな手土産やお手紙にたくさん背中を押してもらってきました。
無理に用意する必要はないのですが、ちょっとした心遣いは人間関係や日々の暮らしを円滑にする心強い味方になると思います。
これから迎える出会いと別れの季節を心地よく過ごすヒントが、何か少しでも見つかればうれしいです!
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佐々木はる菜 Halna Sasaki
ライター
1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。
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