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”食費節約の味方”って本当?【ネットスーパー】利用時のメリット&思わぬ落とし穴って?
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松崎のり子
2024.09.24
出かけずに済むからこそのメリットがいろいろ

物価高の折、少しでも食費を抑えたい人は多いはず。注文する際に合計金額を確認できるネットスーパーを利用すると、食費節約に役立つのか気になりますよね。
私自身が足を怪我して歩けない時期があったため、複数のネットスーパーを使ってみることにしました。そこで感じたメリットと注意点をお伝えしたいと思います。
まず、メリットから。
利用時期がちょうど真夏だったため、38度を超えるような猛暑の中を買い物に出かけずに済むのは助かりました。特に、小さなお子さんを連れて出かけるのは準備も大変ですから、ママ世代にとっては便利でしょう。お菓子をねだられたりすることもないですしね。
また、自宅に配達してもらえるので、重い調味料やお酒を買うのも躊躇せずに済みます。冷蔵庫を確認しながら注文できるので本当に必要なものだけ買うことができ、衝動買いも防げます。
出かけずに済むので時間の有効活用に役立つのは確かです。
普段行かないお店でも配達エリアであれば届けてくれるので、気になっているスーパーを試してみるのにもいいでしょう。
スーパーならではの思わぬ落とし穴が……

次に注意点です。
今回は3か所のネットスーパーを利用しましたが、いずれも最低利用金額があり、商品代金が合計で2000円以上でなければ配達してもらえませんでした。
実は、ここにスーパーならではの落とし穴が。
食費節約を目指している人なら、1円でも安く買いたいと考えるもの。特に、スーパーは高額ではなく単価安めの商品が多いですよね。
モヤシに納豆・豆腐を買って、それから特価品を買って――と、普段の買い物のつもりで選んでいくと、なかなか2000円に届かないのです。やはり、ネットスーパーはまとめ買いに向いているのだと痛感しました。
さらに、一定以上の金額でないと送料もかかります(送料無料になる金額は、配達地域によっても変わるようです)。
私が利用したスーパーは、5000円以上買わないと送料が400円かかるので、しぶしぶ送料を払うことにしましたが、400円あればあと一品買えるのに…と残念な気持ちになりました。
注文期限にも注意が必要です。注文した当日に届けてくれるスーパーは少なく、当日可であっても送料が上乗せになってしまうお店も。さすがに800円もの送料は払えませんよね…。
結論として、ネットスーパーだけで節約するのはちょっとハードルが高そうでした。
利用するならベースはまとめ買いで、値引きになることが少ない単価高めの品物や、大袋の冷凍食品、重たい調味料、プライベートブランドのオトク商品などを買うこと。日持ちのしないモヤシや納豆は、近くのお店で買ったほうが節約になるでしょう。
それぞれのメリットを組み合わせた買い方で、トータルでお金と時間の節約を目指すのがよさそうです。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
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