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LIFE

水拭きもお手入れも全自動!ドリーミーのロボット掃除機「X30 Ultra」に感動です

  • 神原サリー

2024.04.26

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Vol. #

81

ドリーミー DreameBot 「X30 Ultra」

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Dreame(ドリーミー) DreameBot X30 Ultra 一般販売予定価格 239,800円 ※5月20日までMakuakeにて先行販売中。Amazon・楽天での販売は6月からの予定

ここ1~2年、ぐっと増えた水拭きもできるロボット掃除機ですが、お掃除後のお手入れが面倒だったり、使っているうちにニオイが気になったりで、あまり好きではありませんでした。ところが、今年3月に登場したDreame(ドリーミー)の新モデル「DreameBot X30 Ultra」(以下、X30 Ultra)を一足早くお借りして使ってみたら、その掃除力の高さとお手入れのラクさにびっくり。これなら使いたいかも!と思える優秀さでした。現在、購入応援サイトのMakuakeで先行販売中の、この一歩進んだロボット掃除機 「X30 Ultra」の魅力をご紹介したいと思います。

Index
  1. ドリーミー DreameBot 「X30 Ultra」
  2. 2023年2月に中国から上陸した家電メーカー「ドリーミー」
  3. わずか5分の高速マッピングで使い始めもスムーズ
  4. パワフルなのに運転音が静かで賢い動き
  5. アームがグイーンと伸びて端まできれいにしてくれる“働きもモノ”のモップ
  6. 業界初のモップのウォッシュボードの自動洗浄機能まで付いた「6way全自動」
  7. 製品DATA
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2023年2月に中国から上陸した家電メーカー「ドリーミー」

ドリーミーというメーカーの名前をまだご存じない方もいらっしゃるかもしれませんね。こちらは、2023年の2月に日本に上陸した中国の家電メーカーで、ロボット掃除機は世界で2100万世帯に選ばれているという実績があります。日本でも、GFKの調査では2023年オンラインルートの販売で、ハイエンドのロボット掃除機の市場占有率が24%とのこと。1年弱でTOP2に躍り出たのですからすごいですよね。

高速デジタルモーターの研究開発や製造技術に長けていて、ロボット掃除機以外にも水拭き掃除機やコードレス掃除機、ドライヤーなども取り扱っています。デザインも自社で行い、かなり力を入れているそうで、今回ご紹介する「X30 Ultra」もなかなかシックで美しいデザインだなと思います。

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一足早く、アトリエで使わせていただいています

わずか5分の高速マッピングで使い始めもスムーズ

それでは実際にこの「X30 Ultra」を使ってみましょう。ハイエンドのロボット掃除機は、使いこなすのが難しそうに思いますが、専用の『Dreamehome』というアプリが直感的に使いやすく、余計な心配は無用。充電後に最初にするのは部屋の間取りを把握するためのマッピングです

「マッピングをしてね」とアプリのボタンを押すと、まるで「今は必要ないから」とでもいうように、掃除機本体に付いているモップをベースステーションに置いて出かけていきます。そしてわずか5分で部屋中をぐるぐる回って戻ってきてマッピング終了。アプリで確認するとどうしてわかるの?とびっくりするほど正確にアトリエの間取りを描き出しているのです。「高速マッピング」の名にふさわしい働きぶりに、この時点でもう感動してしまいました、

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本体についているモップを置いて、まずはマッピングします。その時間はわずか5分ほど! アプリで確認すると、アトリエの間取りを正確に把握していてびっくり
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ベースステーションの位置やキッチンマットの位置まで正確に。廊下部分を「ダイニングルーム」と名付けているのはご愛敬

ここまで終わったら、ベースステーションの上部にあるフタを開けて、浄水タンク(右側)に水を入れます。左側の少し濃いめの色をしたタンクは汚水タンクなので空っぽのままでOKです。

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右のタンクに水を入れて使います。この水をモップに給水する仕組み。左は汚水タンク

ベースステーションのタンク下には、洗剤ケースとダストパックがあります。洗剤ケースには付属の専用洗剤を入れましょう。これで準備完了! いつでもお掃除ができます。

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ベースステーションのタンク下には、洗剤ケースとダストパックがあります。写真右が専用洗剤

パワフルなのに運転音が静かで賢い動き

さあ、アプリの「掃除開始」ボタンを押して、お掃除を始めましょう。さきほどのマッピングとは違い、吸引しながら進んでいるのに、とにかく運転音が静か。普通は留守中にロボット掃除機を使う人が多いかと思いますが、これなら帰宅後や朝でも大丈夫そうです。

レーザーセンサーで70種類以上の障害物を認識して賢く回避するので、ほとんど壁にも家具にもぶつからずスマートに進んでいき、 ソファやワゴンの下などの暗いところではピカリと光って、ワゴンの脚にもぶつからずにお掃除をしていく様子に賢いなあと感服。だから事前の片付けもそんなに神経質にする必要がありません。

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こんな椅子の下でも大丈夫。きちんと抜け出して隈なく掃除してくれます
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ワゴンの下ではライトを点け、ワゴンの脚にぶつからないように巧みに動いてきれいにしてくれます

さらに、カーペットやキッチンマットがあった場合は、モップを自動でリフトアップして濡らさないのもさすがです。戻ってきたあとに、こっそりキッチンマットを触ってみたのですが本当に濡れていなくてえらいなあと思いました。ちなみにドリーミーのロボット掃除機ならではの「モップ自動着脱」機能を備えているので、毛足の長いカーペットの場合はベースステーションにモップを置いて掃除しにいきます

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カーペットやキッチンマットの上では、モップをリフトアップさせて濡れないようにするだけでなく、吸引力を上げてハイパワーでしっかり吸引するところもお見事
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ドリーミーのロボット掃除機ならではの「モップ自動着脱」機能。毛足の長いカーペットの場合もベースステーションにモップを置いて掃除しにいきます ※画像は発表会のスライド

水拭きだけでなく、基本の吸引力も8300Paと前世代モデルの1.6倍とパワフルに。キッチンマットやカーペットなど、毛足の奥にゴミが入り込みがちなものでも、パワフルな吸引力で、きれいに掃除をしてくれます。



アームがグイーンと伸びて端まできれいにしてくれる“働きもモノ”のモップ

従来モデルでは、壁際センサーが働き、自動的にモップが壁際ギリギリまで伸びて掃除の死角をなくす「MopExtend」(モップエクステンド)機能がありましたが、「X30 Ultra」はそれがさらにアップグレード。モップのメカニカルアームがより遠くまで伸ばせるようになり、最大4cmまで拡張して、通常の掃除機では入り込むのが難しい低い場所もカバーしてくれるから、本当に取り残しなくキレイにしてくれます。

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角や壁際にもメカニカルアームを伸ばしてモップでしっかり掃除してくれます

モップが汚れると、いったんベースステーションに戻ってモップを洗い、掃除を中断した場所から掃除を再開する機能も備えているので、広い住まいでも、汚れをためてしまったときでも安心して使えます。

業界初のモップのウォッシュボードの自動洗浄機能まで付いた「6way全自動」

掃除が終わってベースステーションに戻ってきたら、ゴミの自動収集のほか、モップの60℃自動洗浄、モップの熱風乾燥、さらには業界初となるモップのウォッシュボードの自動洗浄まで。とことん自動できれいにしてくれるから、自分でしなければならないのは、汚水タンクの水を捨てることだけなんです。お手入れ系の4つの自動機能に加え、モップへの給水、洗剤の自動投入も含めると全部で「6way全自動」がこの「X30 Ultra」の大きな特徴というわけ。

しかも、「モップ洗いを開始します」「モップの乾燥を開始します」というように、今何をしているかを必ずアナウンスしてくれるので、いったい何をしているんだろう?と悩むこともありません。「汚水タンクの水を捨てて下さい」というアナウンスもあるので、汚い水を入れっぱなしにして「しまった!」なんていう心配もありません。

アトリエで使用中の試用機には付いていませんでしたが、オプション(別売)で『毛髪カットブラシ』も用意されていて、それを着けると髪の毛が絡みにくくなるのもいいですよね。私のように髪の毛が長かったりすると、ブラシに髪の毛が絡まってお手入れが大変だったりすることも多いので、こうした配慮はうれしいです。

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発表会会場で撮影した掃除機の裏側。オプションで「毛髪カットブラシ」も用意されています

Makuakeでの先行販売ではかなりお得感がありますが、それでも高価なロボット掃除機。予算もあることでしょうし、誰にでもおすすめできる一台ではありませんが、使ってみれば誰もが納得の機能のはず。6月以降はamazonや楽天での販売も始まるようなのでぜひチェックしてみてくださいな。

製品DATA

  • ブランド:ドリーミー
  • 商品名:DreameBot X30 Ultra

「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!

●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。

神原サリー Sally Kamihara

家電ライフスタイルプロデューサー

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、家電ライフスタイルプロデューサーとして独立。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、東京・広尾の「家電アトリエ」をベースにテレビやラジオ、雑誌やウェブなどさまざまなメディアで情報発信中。商品企画やコンサルティングの仕事も多数。

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