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揺れる40代、小さくて大きな“種まき”ストーリー

LEE100人隊TBりーぬさんのモヤモヤ → ポジティブ変換インタビュー

揺れる40代「子育と仕事で精いっぱい…さらに管理職として不安が!」ポジティブに転換できた方法とは?

2024.04.14

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子育て、仕事、体の変化…
次なるフェーズのために

揺れる40代、
小さくて大きな“種まき”ストーリー

結婚して家事、育児、仕事にがむしゃらだった30代を経て、行き詰まり感や新たな悩みが出てくる40代。よりよい50~60代を迎えるために、前向きな“種まき”をしておきたい! 読者の声から、今できることを考えませんか?

渦中にいる読者が踏み出した一歩とは?

\40代LEE読者の/
モヤモヤ → ポジティブ変換インタビュー

40代の真っただ中にいながら、これまでの価値観や考え方を意識的にスイッチして、50代に向けてポジティブに生きるLEE読者に話を聞きました。

後輩やチームの育成に不安が。自分の強みを知って生かしています

LEE100人隊TB りーぬさん

LEE100人隊TB

りーぬさん 44歳

LEE100人隊TB りーぬさん

LEE100人隊TBとして、ライフスタイルやファッションにまつわるブログ投稿が好評。15歳、13歳、8歳の3人の子どもの母。会社員として働きながら、仕事と育児を両立中。



揺れた理由 1

管理職としての仕事が、自分に向いているのか悩む

変われた理由

共感力、寛容さ……強みを知ると、周囲への対応も変化

りーぬさんは42歳で管理職に。当初は自信を失いかけたことも。

「管理職になると責任があるし、チームを運営していかなければいけないので、なりたての頃は空回りして『私にできるのかな』と落ち込みました。自分としては、キャリアアップしたいし、管理職として仕事で貢献できる範囲を広げたかったので、自信のなさを埋めていくような作業を。中でも、ビジネス系のセミナーに参加したことは大きくて、視野が広がったし、セミナー内で行ったストレングスチェックで自分の強みを知ることで、とても前向きな気持ちに。『共感力』『寛容さ』『ポジティブさ』など当たり前だと思っていたことが自分の特長なんだと知り、優秀な同僚や後輩がたくさんいる中で『私はコミュニケーションが得意だから、そこに徹しよう』などと対応や声かけも変わっていきました。反対に苦手なことは周りに頼ろうとも思えて、気持ちがラクに」

また、40代に入ってからは、仕事での目標を見失った状態に。

「入社した頃にやりたいと思っていた仕事も一通り経験できて、今後どうしていきたいかわからず迷いが。ただこれもセミナーなどでいろいろな声を聞くことで変わりました。私が管理職として頑張って、
下の世代の女性たちのロールモデルになれればと気持ちを新たに。“働く女性を応援したい”という思いが、仕事をするモチベーションでもあると、あらためて気づきました」

イラスト:『私はコミュニケーションが得意だから、そこに徹しよう』などと対応や声かけも変わっていきました

揺れた理由 2

育児と仕事で精いっぱいだった毎日を変えたい

変われた理由

やりたいことはやる! 生活を整え、自分を大切に

30代は仕事と育児でいっぱいいっぱいだったというりーぬさん。30代後半で第3子を出産した頃、心境に変化が。

「平日は会社へ、週末は買い物と当時食物アレルギーがあった息子のごはんを作り置くことの繰り返し。感情を無にして動き回り、自分を追い込んでいました。疲弊しきった状態で苦しくなり、このままではいけないと、だんだん暮らしや自分自身に目を向けるように。ライフオーガナイザーの方にぐちゃぐちゃだった部屋の片付けをお願いしたら余白ができて生活しやすくなり、自分に投資することの有益さを実感して。以前から憧れていたLEEの読者モニターや100人隊にも応募して、より楽しく生きたい、好きなことをしたい気持ちに切り替わりました」

管理職になり、自分にできるのか不安も。学びや書くことで自分自身を知ると、前向きな気持ちに

LEE100人隊TB りーぬさん

りーぬさんが自分自身と向き合うためにやったこととは?

「“マイノート”に感情が動いたことを書いて整理し、自己理解を深めるようにしています。私はビジュアルがあるとイメージしやすいので、写真をコラージュしたり、なりたい自分像のイラストを描いていたことも。また、幸福で満たされた状態を指す“ウェルビーイング”の講座に参加して、その日にあったいいことを3つ挙げ、その気持ちを存分に味わうことの大切さを知ったり。勉強や資格取得のためではなく、こういった考え方を学べる講座は、自分にない価値観を知るいい機会に。

会社にも無料でカウンセリングを受けられる制度があると知って、話を聞いてもらったことも。そこで、相手を尊重しながら自己主張もする“アサーティブコミュニケーション”について教えてもらい、これは仕事でのやりとりにも、“母親はこうあるべき”と自分の気持ちを抑え込んでしまっていたことを見直すのにも役立ちました。また、30代後半から夫と一緒にヨガに通っていて、週1回心と体に集中する時間が日々の活力につながっています」

マイノートと、ビジネスセミナーやウェルビーイング講座の資料

マイノートと、ビジネスセミナーやウェルビーイング講座の資料。りーぬさんの書き込みがびっしり!

Staff Credit

撮影/メグミ イラストレーション/西田磨由 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2024年LEE5月号(4/6発売)「揺れる40代、小さくて大きな“種まき”ストーリー」に掲載の記事です。

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