50以上の移動する作品空間に子どもと一緒に没入できます
子どもと一緒にアートを体験したい方におすすめなのが、東京「麻布台ヒルズ」に2024年2月9日(金)にオープンした「チームラボボーダレス」。
今回は、親子で楽しめるポイント5つのポイントとともに詳しくレポートします!
チームラボボーダレスとは?
チームラボボーダレスは、東京・お台場から移転し、新たに麻布台ヒルズにオープンした常設施設。
アートコレクティブ・チームラボの境界のないアートが集まった「地図のないミュージアム」です。
チームラボボーダレスで見られるアート作品は、ひとつの部屋にとどまらず、つねに移動や変化を繰り返します。他の作品とも境界線がないので、他の作品と関わりあって影響を受け合い、時には混ざり合って同じ空間を共有。多くの作品が境界のないひとつの世界でアートになり、来場者がアートに没入できる空間を作り出し、さらに探索を楽しめる時間を提供しています。
親子で楽しめるポイント:その1
目の前の作品が変化し続けるので好奇心がくすぐられる
チームラボボーダレスの空間は、人の動きに作用するため、人が多いほど賑やかに盛り上がり、一層華やかな演出に。普段はうっとおしいと思いがちな他者の存在がポジティブに感じることができます。そのため、人が少ないと、上記のように少し落ちついたアートに。トップ画像と比べると違いがわかるかと思います。
随時、アートが変わるので、子どもと一緒に「お花が出てきた」「文字が出てきた」などと、変化を楽しむことができます。
また、上から落ちてくる漢字に触ると、その漢字に関連したアートが出現。他にも花に触ると散ってしまったり、動物に触ると鳴き声を発したり、といったおもしろい仕掛けもあります。
また、花のデジタルアートを鑑賞できる空間では、花の香りが漂い大きなお花畑にいるような錯覚に陥ります。さらに、日本の四季をイメージした花がかわるがわる現れ、香りも変化。通る時間帯によって違うアートが体験できます。
巨大な光の彫刻「ライトスカルプチャー」シリーズは、音に合わせて光の動きが変化し、視覚と聴覚が同時に刺激されます。こちらも時間帯によって、色や動きが違うプログラムになっているので、立ち寄る時間帯によって様々なアートと音を楽しめます。
親子で楽しめるポイント:その2
カラスや動物たちと追いかけっこができる⁉︎
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス:境界を越えて飛ぶ」という作品では、空間からカラスが飛び出し、他の作品の境界を越えながら、まったく予測できない挙動で施設内を自由に飛び回ります。
カラスはつねに飛び回っているので、移動した先で、「あ、追いつかれた」「もう先に行かれちゃった」など、子どもとの会話もはずみそうです。
花が集まって作られた動物たちもつねに移動。「これはトラかな?」「カンガルーかな?」などと、動物あてクイズをしながら、一緒に歩いて楽しむことも可能です。
親子で楽しめるポイント:その3
まるで宇宙のような異次元の世界も体験できる
Bubble Universeは、チームラボの新たなアートプロジェクト「認識上の彫刻」をテーマにした作品。無数のぷるんぷるんの光を放つ球体群が空間を埋め尽くしていて、球体の中は異なる光が放たれています。まるで宇宙空間に自分が存在しているような不思議な気持ちに。
マイクロコスモスは、無数のぷるんぷるんの光を持つ球体がレールに沿って、走り続けている空間。球体たちは、一定の距離を保ちながら、自動で動いたり止まったりを繰り返しているので、観察してみてもおもしろいと思います。
親子で楽しめるポイント:その4
お茶から花が咲く!?「EN TEA HOUSE」
施設内には、なんとティーハウスもあるんです。スタッフの方がお茶やジェラートをテーブルに置くと、あら不思議! お花が咲き、木も生えてきます!
動画はこちら↓
器を持ち上げると、花びらは散り木は枯れてしまうのですが、戻すとまた出現! 器の中にお茶やジェラートがある限り無限に続くので、ひと息つきながらもアートを満喫できます。
親子で楽しめるポイント:その5
自分で描いた魚が海で泳ぎ出す!「スケッチオーシャン」
共同的な創造性「共創」をコンセプトにした「スケッチオーシャン」。来場者が専用の紙に描いて色を塗った魚たちが、他の人たちが描いた魚たちと共に目の前のデジタルオーシャンで泳ぎ出します。
マグロ、フグ、クラゲ、タツノオトシゴ、ウミガメ、イカなど12種類の中から好きな種類を選び、自由に色を塗ってOK。取材スタッフも、クラゲを選び、色塗りをしてみました。
専用の機械でスキャンをしてもらうと、すぐに描いたクラゲが海の中に登場!
大きなジンベエザメの下にプカプカ浮かんでいます(笑)。この海は、世界の他の場所で行われている展覧会とも繋がっているそうで、ちょうど北京からきたマグロの大群とも一緒に泳ぐことができました。
自分がお絵かきをした魚が大きな海で泳いでる姿を見ると、子どもはもちろん大人も思わず興奮するはず。また、魚はタッチをすると、ウインクをしたりハートを飛ばしたりと、反応もしてくれます。
さらに描いた魚は、来場記念に、Tシャツやハンドタオル、缶バッチ、トートバッグにプリントすることができます(有料)。スケッチファクトリーの注文用QRコードをスマホでスキャン。
スタッフはハンドタオルを選択。また、デザインも4種類の中から選ぶことができたので、クラゲ2匹がプリントされるデザインをチョイス。
出来上がりはこちら! チームラボボーダレスでしか作れないオリジナルのハンカチです。完成した商品は、施設出口から2〜3分ほど歩いた、麻布台ヒルズガーデンプラザA B1Fの駅前広場「スケッチファクトリー」で受け取ることができます。施設を堪能したあと、帰りに取りに行くのがおすすめ。この日の楽しい体験を、お土産として残すことができます。
来場するには、日時指定のチケット予約が必要です。興味を持った方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてくださいね。
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
場所 : 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1(東京都港区麻布台1-2-4)
東京メトロ日比谷線『神谷町駅』 5番出口 直結
東京メトロ南北線『六本木一丁目駅』 2番出口 徒歩4分
時間 : 10:00〜21:00 ※最終入館は閉館の1時間前
休館日: 第一・第三火曜日
料金 : 大人(18歳以上) ¥3800〜
中高生(13〜17歳)¥2800
子ども(4〜12歳)¥1500
3歳以下 無料
障害者割引 ¥1900〜
※チケットは事前日時指定予約制です。大人と障害者割引は変動価格制。
※現地での購入の場合は、上記価格に+¥200
Staff Credit
撮影/柳香穂 取材・文/宮平なつき
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