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映画ライター折田千鶴子のカルチャーナビアネックス

名匠トラン・アン・ユンが『ポトフ 美食家と料理人』で再び魅せる“料理と官能”。しかもJ・ビノシュ×B・マジメルが競演!

  • 折田千鶴子

2023.12.14

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日本でも料理映画を撮りたかった

LEE世代は、『青いパパイヤの香り』(93)でトラン・アン・ユン監督がいきなり一世を風靡した時は、まだ子供時代を過ごしていたでしょうか。それはそれはセンセーショナルだったんですよ!! なんとも艶やかな映像、溢れ出す瑞々しい官能、ゆったり流れる優しい時間、初恋と目覚め――。ベトナム生まれの彼が、東南アジアの空気が濃密に流れるこの映画を、フランスでセットを組んで撮ったという驚き! 『青パパ』はその年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、カンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞するなど、デビュー作で世界的に注目を集めました。 そんなトラン・アン・ユン監督が、『エタニティ 永遠の花たちへ』(16)から7年、またまた素っ晴らしい新作『ポトフ 美食家と料理人』(今年のカンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞!)を引っ提げて、東京国際映画祭に合わせて来日してくれました!

トラン・アン・ユン 
1962年、ベトナム生まれ。1975年、フランスに移住。1993年、『青いパパイヤの香り』で長編映画監督デビュー。カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール(新人監督賞)とユース賞を受賞の他、セザール賞新人監督作品賞を受賞。続く『シクロ』(95)はヴェネチア国際映画祭で最年少で金獅子賞を受賞。その他の作品に、『夏至』(00)、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(09)、『ノルウェイの森』(10)、『エタニティ 永遠の花たちへ』(16)など。

――監督がお料理映画を撮るなんて、『青パパ』でのお料理のシーンの印象が強烈に残っているだけに、まさに“待ってました!”でした。今回、改めてお料理映画を撮ろうと思ったのはなぜですか?

「僕が一番やりたかったのは、“芸術”というものを映像化することでした。肉や野菜といった素材を変換して逸品に仕上げる料理は、まさにアート。それこそ芸術の縮図みたいだなと思ったので、料理芸術に焦点を当てました。実は料理に関するプロジェクトは本作だけではなく、アメリカや日本でも撮りたいと考えていたんです。結局フランス料理に着地したのは、ほんの偶然の成り行き。本当にいろんな国の料理映画を考えていたんですよ!」

『ポトフ 美食家と料理人』ってこんな映画

(c)Carole-Bethuel(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA 

19世紀のフランス、森の中のシャトー。「食」を芸術に高めたと評判の美食家ドダン(ブノワ・マジメル)に仕えて20年。彼が閃くメニューを完璧に再現する料理人ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)は、彼と共に働くことに喜びを感じているが、自由と自立を求めるために、彼を愛しながらも求婚を断り続けている。ある日、ドダンと長年の美食家仲間がウージェニーの天才的な料理に惚れ惚れと舌鼓を打っていると、ユーラシア皇太子から晩餐会への招待状が届く。訪れた皇太子の晩餐会で豪華なだけの料理にうんざりしたドダンは、食の神髄を示そうと最もシンプルな料理、ポトフを振る舞う計画をウージェニーに相談する。そんな矢先、肝心のウージェニーが病に倒れてしまう――。

まずはキャスティングについて教えてください。ジュリエット・ビノシュとブロワ・マジメルが本当に素晴らしかったですが、彼らは別れた元パートナー同士です。随分と大胆なキャスティングだな、と思いました。

「確かに僕も最初は、この2人をキャスティングすることがちょっと怖かったんですよ(笑)。2人が過去、喧嘩別れのような形で別れていたので、この映画で再会させることに躊躇を覚えましたし、ちょっと恐怖も感じていました。でも僕は最初からこの2人に演じて欲しいと考えていました」

「ビノシュは、ウージェニーという役柄に年齢的なことも含めて完璧に合っている女優さんですよね。対してブノワは少し脆弱というか――どこか女性的な部分もありつつ、同時にとてもオープンでもある。なかなか求婚を受けて入れてくれないウージェニーを求め続ける男性を演じるには、本当にピッタリだと感じました。ウージェニーの気を引くためにドダンは、彼女の考えていることや何を言おうとしてるかに常に耳を傾け、その思いを汲み取ろうとしています。そういう面を魅力的に演じられるのは、やっぱりブノワしかいないな、と。最初は少しだけ心配しましたが、やっぱり偉大な俳優たちですから、現場では何の心配もありませんでした」

(c)Stéphanie Branchu(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA

この2人だからこそ起きた化学反応、彼らだからこそ醸し出せた雰囲気、演じられた場面というのは撮影中に実際あったのでは?

「ふふふ(笑)。2人が野原を歩いていて、ウージェニーが振り向くシーンがありますよね。そのシーンのファーストテイクの後、ブノワが僕の方に走ってきて、“ジュリエットに、僕にキスしろって言ったの!? 脚本に書いていないじゃないか”と軽く抗議されたんです(笑)。だから僕は、“僕は女優じゃないから分からないよ。でも彼女はそれが美しいと思ったから君にキスしたんじゃない?”と答えました。そして、“次のテイクは彼女がキスすると思ってやってくれ”と言いました。考えてみたらそのシーンは、撮影の本当にラストカットだったんです。つまりジュリエットにしたら、彼にキスする最後のチャンスだったんですよね(笑)」

目が離せない、計算され尽くした料理シーン

資料にもありましたが、ウージェニーとドダンが厨房で何品も同時に生み出していく料理シーンは、まるで魔法のようでした。香りが漂ってくるようで、見ているだけでワクワク興奮しました。おっしゃる通り、まさに芸術だなぁと感じさせられました!

「僕は映画というのは、インカネーション(形のないものを具現化すること)だと思っています。アイデアや言葉といった形のないものを、具体性のあるものとして体現するものだ、と。だから今回も料理を映画にするには、肉体性/身体性をきちんと描き出したいと思いました」

「彼らの数え切れないほどの手の動き、体の動き、且つそこにカメラワークが交わった料理シーンを、僕は振り付けされたバレエを一緒に舞うように描きたかったんです。そこに一つのハーモニーが存在しているように。ウージェニーとドダンの間にあるハーモニーを体現するが料理であり、そこに演出としてのハーモニー、ストーリーとしてのハーモニーが加わって、センシュアリティ(官能性)が生まれる。俳優の中から湧き出てくる官能とハーモニーを観客に感じて欲しいと思いました」

(c)Stéphanie Branchu(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA

監督がおっしゃるそのカメラワークが、料理人の間を絶妙に縫って、彼ら人の手さばきやお料理の過程を流れるように見せてくれていて素晴らしかったです。

「カメラワークは非常に複雑でしたが、とても自由な感じに見えると思うんです。とても流麗だと思いませんでした!? 僕はそうした料理シーンにおいても、出来るだけ俳優たちに自由に演技をしてもらおうとしました。彼らが自由に演じている中をカメラが動いて、最もいいタイミングを撮っていく――どちらかと言えば俳優の動きありきで、あまり作り込み過ぎないように努めました」

「というのも余白を残すからこそ、そこに発見が生まれるし、インプロビゼーション(即興)の余地も出来る。そこから“しなやかさ”が生まれるのです。基本ステディカム・カメラを1台使い、僕はカメラマンの後ろで彼の腰を持ち、彼を動かしながら撮っていきました。こっちを撮りたいとか言葉にせず、そんな風にカメラマンを誘導して撮りました」

奇しくも昨年、『ザ・メニュー』という“美食家”を辛辣かつ皮肉な目線で描いた映画がありましたが、本作は“美食”を手放しで讃えていますね。

「そうです、僕はそこに全く皮肉を込めず、“ガストロノミー”という高級料理に敬意を払って描きました。本当に素晴らしく意外性に富んだ芸術だと思っているので。それは無限なものであり、今後もどんどん新しいシェフが自分の味覚を信じて、また違う料理を生み出してくれるだろうと期待しています」

「もちろん同時に、お金を持ってる人たちが究極の贅を求めているという批判的な見方がされるのも理解はできます。というのも元々ガストロノミーは、フランス王国貴族ら特権階級のものでしたから。決して貧困層には降りてはいかない流れがあるのは事実です。例えば本作の中でも“ポトフ”を作る際、2羽の雌鶏が丸ごと使われますが、うち一羽はブイヨンを取るためのもので、その一羽は食べません。そういう贅沢がなされている料理であることは事実です」

ドダンと彼の美食家仲間たち。ウージェニーの料理に舌鼓をうっています。 (c)Carole-Bethuel(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA

皮肉は込められていませんが、本作でもドダンら美食家仲間が、あるお肉料理を食べるときに白い布を頭からバサっとかぶって食べるシーンは、食に対する貪欲さがよく分かります。それがちょっと滑稽でもあって……。

「もちろん香りが飛ばないよう、香りごと味わうために布をかぶるという目的もありますが、実はもう一つ目的があるんですよ。というのもあの料理は、全ての風味を丸ごと味わうために切り分けず、ガボッと食べているんです。つまり速い話、食べ方が汚くなってしまう。その汚い食べ方を人に見せないために布を被るという意味合いもあるんです(笑)。あの布には2つの目的があるんですね」



人間の営みで最もセンシュアルな行為は食とセックスだよね

ドダンがウージェニーに「今夜、ドアをノックしてもいいかい?」というセリフがあります。長年、愛し合っている2人、関係を持ち続けている2人なのに、なんとロマンチックなんでしょう! 

「2人が夜、外に出て水辺で話しているシーンですね。あのシーンでは、観客が“2人の関係は、こういうことなんだ!”と一瞬で分かるような雰囲気を作り出すことが、とても大切でした。ちょっと疲れた感じを醸しながら、何気ない会話を交わしている2人--に見えますが、実は過去のこと、現在の気持ちについてなど、とても重要な対話を交わしています」

(c)Carole-Bethuel(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEM

そんな2人の間をカメラが途切れることなく、まろやかに動いて交互に映し出していますね。本当に美しいシーンでした。

「あれも、観客にリアルな時間を感じてもらうためのカメラの動きです。本当に2人の息遣いが聞こえてくるようなシーンの音楽性、またはリズムと言えると思います。あのシーンはレールを使っての移動撮影でしたが、その曲調や流れを作ったのは彼ら俳優2人です。僕が彼らに伝えた唯一のアドバイスは、これは長い1日を過ごした夜であり、人を招いて君たちは疲れている。だから、ゆっくりと小声で話し合ってくれ、決して急がないでくれ、ということでした。ミドルエイジに差し掛かっている彼らならではのセンシュアリティというものが、その会話から生まれてきたと思います」

それは、『青いパパイヤの香り』で感じたドキッとするようなエロティックとはまた違いますよね。セリフでもドダンが「人生の秋を迎えた」と言っていますが、官能性も年代や人生のステージで変容していくのを感じました。

「とはいえ人間の営みの中で、最もセンシュアル(官能的な)な行為は、やっぱり食べること、そしてセックスすることの2つだと思うんです。その両方を僕はセンシュアルなものとして描こうとしたんです。例えば、西洋なしのコンポートという料理を、ウージェニーの裸体のフォームと重ね、“食とセックス”のセンシュアリティを映像として表現しました」

洋ナシのコンポート (c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA 

「でもやはりセンシュアリティを映像にするのは、とても難しい。しかも本作における官能性は、彼らの精神性や魂の美しさも含めた上でのものですから。先ほど言いましたが、ドダンとウージェニーが互いの話に耳を傾け合うことで、本当に穏やかな形のハーモニーが生まれます。そして2人の視線が交わされる、そこから生まれるセンシュアリティなんです。ドダンがウージェニーに、“君が食べてるところを見ていていいですか?”というフレーズがありますが、それもすごくエロティックですよね。そんな風にとても繊細なものですが、僕は観客が100%感じ取ってくれると信じています!」

大好きなフランス文化へのオマージュも込めたんだ

*この章は物語の後半に言及しているので、鑑賞後にお読みすることをおススメします。

中盤から登場する少女ポーリーヌの存在が、かなり重要ですね。類稀な味覚や才能に恵まれた彼女は、原案となった小説「美食家ドダン・ブーファンの生涯と情熱」(1920年/マノレセノレ・ルーフ著)にも登場するのですか?

「いえいえ。実は本作は、原作からストーリーを全く拝借してないんですよ。というのも原作では、冒頭でウージェニーは亡くなってしまいます。だから本作は小説の前日譚という感じです。僕がポーリーヌを登場させたのは、料理やその技が世代から世代へと受け継がれていくものである、という特徴を示したかったからです」

「ただしポーリーヌは、“継承”だけでなく、もう1つ重要な役割を担っています。ウージェニーが亡くなった後、ドダンは失意のどん底にいますが、そこから再び蘇る、また生きようという気持ちを取り戻すきっかけになるのが彼女の存在です。ドダンは失意のどん底でウージェニーとの約束を思い出す。つまり、“ポーリーヌを見習いにして、料理人にさせる”こと。その約束によって彼は、死の淵から生へと引き戻されるのです」

ドダンはポーリーヌにソースの味や香りを教えることで生気を取り戻していく。 (c)Carole-Bethuel(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA

「だからこそポーリーヌ役のオーディションで重要視したのは、ものの食べ方。もっと言えば、噛み下し方。観客が、“なんか美味しそうだな”と食欲を沸かされる食べ方ができる少女を探しました。そして見事、見つけたのです!」

ポーリーヌに料理を教えることで、少しずつドダンが癒されていくのを感じつつ、 ふと“だって20年も一緒に(料理を)作ってきたんだ”と感情が込み上げて涙を流すシーンは、本当に胸を突かれました。素晴らしいシーン、素晴らしい演技でしたね!

「本当に“まさに!!”という感じでした。ブノワが完璧に期待に応えてくれました。本作は、僕が大好きなフランス文化にオマージュを捧げてもいるんです。僕はフランスに12歳の時やって来ましたが、あのシーンのドダンの姿こそフランス文化ならではと感じるのです」

「つまり節度がある、ということ。そんなに誇張した表現もしなければ、快活過ぎるほどバカ騒ぎもしない。ドダンは号泣するでも嗚咽するでもなく、1筋の涙をスッと流す。それこそがフランス文化だな、と僕は思っています。それをあのシーンで表現できたかな、と思っています」

本作は奥様へのラブレター!?

*次の質問もラストシーンに触れる(勘のいい方は分かってしまうかも!?)ので、鑑賞後にお読みすることをおススメします。

あのラストシーンが、また最高でした。ドダンはウージェニーから重要な選択を迫られます。妻として私が好きなのか、シェフとして私が好きなのか、と。観ている方も一層、力を込めて凝視してしまいます。

「あのラストシーンは、とにかくよく注意して見てくださいね! ドダンが答える一瞬前、ほんの少しだけ寂しい表情をすることに気付きました!? 彼は、本当は言いたかった答えを飲み込んで、彼女が望む答えを言うんです」

「あのシーンは何テイクか繰り返したのですが、その中でブノワが思わず逆の答えを言っちゃうテイクもあったんです(笑)。間違えた後で彼が僕の方に来て、“ごめん、ごめん。でも彼女の目を見ていたら、言わずにいられなかったんだよ!”と言ったんです。そんな風にあのラストシーンは、本当に複雑な男の心理が描かれているんですよ!」

そのドダンの答えを受けての、“イェン・ケーに捧ぐ”という献辞が現れた瞬間、なぜかさらにグッと来て涙が溢れてしまいました。この映画はもう、奥様へのラブレターじゃないか、と思えて……。

「ふふ(笑)、そうですね。これは、私と妻との関係を“料理”というモチーフを借りて映画化した、と言えるかもしれません。僕らの関係は37年続いていて、今でも愛し合い、互いを尊敬し合っています。僕らの夫婦関係が、この映画に投影されてもいます。というのも妻はウージェニーに似てるところがあるんですよ。例えば僕は彼女にすごく優しくしていますが、彼女は僕にちょっとつれないとか(笑)」

それこそ、「既に手に入ったものを求め続けるのが幸せなんだ」というセリフがあったと思いますが、監督の姿勢を語っていてステキです!!

「でも、本当にそうなんですよ。既に手に入れたものを欲望し続けることが幸せだ、ということですよね。自分の手の中にあるものを欲し続けることが、本当に幸せだと僕は感じています」

監督の妻であるトラン・ヌー・イェン・ケーさんは、『青いパパイヤの香り』の主人公の少女が成長した女性を演じた女優さんです。それ以降、監督の作品に出演するだけでなく、ナレーションや美術などを担当して支え続け、本作でもアートディレクションを務めています。

パイ詰め料理、平目のクリームソース、ショワジー風仔牛のポワレ、ノルウェー風オムレツ(何と、中にはアイスクリームが!!!)など、見ているだけでワクワクするようなお料理ももちろん多数、登場しますよ。海外レビューでも、“最高の料理映画(THE TIMES)”、“美食のスペクタクル(VARIETY)”などと評されていますが、本当にお料理シーン、お食事シーンに目を奪われてウットリ。それも大きな見どころですが、やっぱり2人の関係――料理への情熱で強く結ばれた、この2人にしか結びえない強い信頼関係や愛が深く心に染みてきます。

じっくり映画を味わいたい、人生の悦びをしみじみと感じ入りたい--そんな年末年始に是非ともおススメしたい『ポトフ 美食家と料理人』。本作で、心がしっとり潤う栄養をたっぷり摂取してください!

映画『ポトフ 美食家と料理人』

2023/136分/フランス/ビスタ/配給:ギャガ

©2023CURIOSAFILMS-GAUMONT- FRANCE2CINEMA

監督:トラン・アン・ユン 脚本・脚色:トラン・アン・ユン

出演:ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメル

料理監修:ピエール・ガニェール

12月15日(金)Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

公式Twitter: @Pot_au_Feu_1215

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撮影:山崎ユミ

折田千鶴子 Chizuko Orita

映画ライター/映画評論家

LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。

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