SNSで人気のあの人の
リアルな節電ライフに学びたい!
あまりに電気代が高くつき、その悔しさから始めたという節約実録が人気のインスタグラマーが、実践して効果テキメンだった節電法とは?
教えてくれたのは
あかり貯金生活さん
インスタグラムのフォロワー15.5万人!
2017年、自身の記録のためにと始めた節約中心の投稿が人気に。夫、小学生の娘さん2人と4人家族。著書に『赤字家計から一転、年間200万円貯金できた! 貯まる家計簿』(講談社)。
冬の電気代は工夫次第。節約のブルーオーシャン!
6年前、夫の転勤の都合で、雪の降る寒い地域へ引っ越したあかり貯金生活さん。
「私は仕事を一旦セーブすることに。社宅で家賃も安いので、私は節約担当としてお金を貯めるぞと気合い満々だったんです」(あかり貯金生活さん)
ところが、住んだ家は隙間風が多く、土地柄もあってかなりの寒さ。都市部にいた頃と同じ感覚で暖房を活用し、初めて迎えた冬の電気代は、なんと4万円超え……。
「悔しくて、腹が立ってきて(笑)。その勢いで節約アカウントを作ってインスタを始めました。電気代について徹底的に調べ倒して、暖房費を抑えるのが効率がよさそう!という考えにたどり着いたんです」(あかり貯金生活さん)
服を着込んで、リビングにはこたつを導入。寝室の暖房をやめて、湯たんぽを使うことに。その結果、翌月は1万円以下に!
「3万円を稼ぐのは大変なこと。でも暖房費を見直すことで3万円も浮くと実感できて、すっかり節約生活にハマりました」(あかり貯金生活さん)
Before
寒い地域で暖房をフル稼働!
2017年1月 42920円
日中はリビングのエアコン、夜間は寝室のオイルヒーターと、ほぼ24時間暖房をオン。「電気を無意識に使っていて、何にいくらかかるか、考えたこともありませんでした」
始めたこと
- 洗濯物の外干し
- こたつ生活
- 厚着をする
- ふとんに充電式湯たんぽ
やめたこと
- 浴室乾燥機を使う
- オイルヒーターを使う
- エアコンを使う
- 電気代が高い時間帯の洗濯
- 炊飯器の保温機能
After
“節電”の知識と意識を習得!
2018年1月 9536円
使用した電気の量を表す単位「kWh」って何?というところから調べ、家電製品すべてのW数をチェック。部屋を温める=お金がかかる、という基本に気づきました!
オール電化の家に引っ越し後も節電を継続!
2022年1月 17896円
2022年1月は使用電力が668kWhで17896円。しかし2023年1月は642kWhと前年より使用電力が少ないものの、電気代が31120円に……。さらなる節電の工夫をし、最近はIHからカセットコンロ生活に!
電気代が上がったことを機に、IHコンロを使わずにカセットコンロを使う節約を開始。「あらためて節電意識を高めるのに効果的でした」
Staff Credit
取材・原文/田中理恵
こちらは2023年LEE11月号(10/6発売)「冬こそ電気代下げられます!」に掲載の記事です。
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