FASHION

高木綾子

ブーツだけじゃない! 名品「エイドリアン タッセルローファー」

【40代のドクターマーチンコーデ】ボリュームのあるローファー、大人の女性はどう履く?

  • 高木綾子

2023.10.19

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ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】4コーデ

季節の始まりに更新するアイテムといえば、やっぱり”靴”。

新しいスニーカーやロングブーツにも惹かれるけれど、大好きなトラッドのトレンドが続いている今。久しぶりに、メンズライクな革靴を履きたくなっています。

【ADRIAN タッセルローファー】 カラー:CHERRY RED 01

気になるのは、このところよく見かけるボリュームのあるローファー。合わせるボトムを選ばず、靴ひもを結ぶわずらわしさもない。そして冬の重めのレイヤードコーデとのバランスも良さそう!

でも40代が履くからには、トレンドの中にも上品さがあること、履き心地がよいことはマスト。

そんなことを考えながらあちこちお店を探していると…まさにぴったりのアイテムに出逢ってしまいました!

購入したのは?

ドクターマーチンの「ADRIAN タッセルローファー」

【ADRIAN タッセルローファー】 カラー:CHERRY RED 02
【ADRIAN タッセルローファー】 カラー:CHERRY RED 03
【ADRIAN タッセルローファー】 カラー:CHERRY RED ※サイズ展開は1cmピッチ。ぴったりサイズがなかった私は、ちょっと大きめを購入して中敷で調整しています。

選んだのは、あの8ホールブーツで有名な「ドクターマーチン」のタッセルローファー・通称「エイドリアン」。

ツヤっとしたチェリーレッドのアッパー&タッセルに、イエローステッチのないシンプルなデザイン。そしてなにより気に入っているのが、エアクッションソールの大袈裟すぎない自然なボリューム感。

これならハードな見た目よりずっと履きやすく、いつものきれいめコーデとも相性がよさそうです!

大人のドクターマーチン

40代はどう履きこなす?

「エイドリアン タッセルローファー」のコーデ4パターン

ブーツのように合わせやすい!こなれたきれいめコーデに

Style

01

チェックのジャケットとワイドパンツに合わせて

カジュアルはもちろん、きれいめコーデとも合わせやすいこのローファー。早速お気に入りのブラウンのジャケット×ワイドパンツと合わせてコーディネートしてみました。

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 ジャケット:ジェーンスミス ブラウス:ミースロエ パンツ:エディション
靴:ドクターマーチン ジャケット:ジェーンスミス ブラウス:ミースロエ パンツ:エディション 

いつもならショートブーツを合わせるこのコーデも、足元をローファーに変えるだけでとっても新鮮に。ほどよくボリュームのあるソールが、オーバーサイズのジャケットと好バランスに決まります。

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】パンツ:エディション

ステッチのないデザインは、きれいめのセンタープレスのワイドパンツと相性◎。全体的に真面目になりすぎない、こなれたきれいめコーデに仕上がりました。



Style

02

チェックのロングワンピースにブラウンのソックスを合わせて

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 アウター:マッセメンシュ カットソー:ユニクロ×マメクロゴウチ ワンピース:バッカ
靴:ドクターマーチン アウター:マッセメンシュ カットソー:ユニクロ×マメクロゴウチ ワンピース:バッカ

こちらはチェックのロングワンピースにローファーを合わせたトラッドコーデ。地味色でまとめた着こなしに、キラッと光るチェリーレッドのレザーを効かせました。

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 ワンピース:バッカ ソックス:ファルケ
ソックス:ファルケ

靴下はローファーに合わせ、ブラウンのソックスをチョイス。足元を同系色でつなげば、ブーツのような感覚で合わせられるので、これからの時期にたくさん活躍してくれそうです!

スニーカーよりも引き締まる! ワンランク上のカジュアルコーデに

Style

03

ニット×チノパンに合わせて

もちろんカジュアルなコーディネートの日にも、ローファーはぴったり。

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 ニット・パンツ:ジュンミカミ Tシャツ:ユニクロ
靴:ドクターマーチン ニット・パンツ:ジュンミカミ Tシャツ:ユニクロ
靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 パンツ:ジュンミカミ
ソックス:靴下屋

こちらは、いつもはスニーカーを合わせるチノパンに、ローファーを合わせたワンツーコーデ。

スニーカーをハンサムな革靴に変えただけ。それだけで着こなし全体の印象が引き締まり、都会的な雰囲気にまとまります。足元の印象ってやっぱり大きいですね!

Style

04

ブラックのロングワンピにカラーソックスを効かせて

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 ジャケット:ジュンミカミ ワンピース:フィーニー ソックス:アーバンリサーチドアーズ
靴:ドクターマーチン ジャケット:ジュンミカミ ワンピース:フィーニー ソックス:アーバンリサーチドアーズ

こちらは黒のロングワンピに、カラーソックスを合わせたコーディネート。明るいイエローの靴下も、ローファー合わせなら子どもっぽくならず、大人コーデのポイントになります。

靴:ドクターマーチン【ADRIAN タッセルローファー】 ジャケット:ジュンミカミ ワンピース:フィーニー ソックス:アーバンリサーチドアーズ

ちなみにこのローファーに使用されているレザーは、赤の上から黒のカラーを施したツートンのアルカディアレザー。履きこむうちに赤の色味が出て雰囲気が変わるそうなので、その経年変化と共に靴下選びも楽しむことができそうです♪

40代で初のお買い物

「ドクターマーチン」の優秀さ

「ドクターマーチン」といえば黄色いウェルトステッチで仕上げられた8ホールブーツが有名。もちろんブランドとしては昔から知ってはいたものの、背景とするユースカルチャーのイメージが強く、若い頃でもなかなか手を出せなかったブランドのひとつです。

しかし路面店、そして公式サイトを見て改めて知るのが、そもそもワークシューズとして作られた機能性の高さと、想像以上のバリエーションの多さ。ブーツ、ローファー、3ホールシューズ…そして子ども用もめちゃくちゃ可愛い…!(いつか子どもとリンクしたいな)

秋はおしゃれの可能性を広げる季節

そういえば昨年の今頃、レッドウイングのアイリッシュセッターを人生初めて購入したことを「暮らしのヒント」に綴っていた私。

↑記事はこちら

デザインや着心地で、「似合わない?」とか「無理してる?」とか、チェックする項目がいちいち増えてしまう40代。でもその一方で、新たにユニセックスなおしゃれの幅も少しづつ広がっていく楽しさを感じているこのごろです。

さて来年の秋は、一体どんなものに挑戦しているのか? この靴を履きこなしながら今から楽しみにしたいと思います♡

高木綾子 Ayako Takagi

ライター/LEEキャラクター

1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。

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