LIFE

日常を彩る「身につけるアート」を洗練アレンジ

イラストレーター・版画家 平澤まりこさんとの特製コラボが誕生!

  • LEEマルシェ

2023.10.06

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ニュアンスあるタッチと色調が味わい深くも、凛とした気配をまとう平澤さんの作品。その代表作ともいえる馬と樹木を描いた描版画がシルクスカーフとして、限定30点の額装版とともに、満を持して初登場! 日々の装いや空間に新鮮味を与える2タイプをぜひ。

Profile

平澤まりこ

装画や広告、エッセイなど創作活動は多岐にわたる。「描版画」と名づけたモノタイプ手法で表現した作品集『いつかの森』(求龍堂)ほか、著書も多数。11月3日~12日、神奈川県・鎌倉山のink galleryにて作品展を開催。

 平澤さんの作品で目にすることが多い馬たち。やわらかなフォルムは描いていて気持ちいいというだけでなく、ここ4年ほど打ち込んでいる描版画という手法ならではの、偶然性が醸し出す美しさにも惹かれて描いているそうです。
「描き続けるうちに、馬は私にとってよい方向へと導いてくれる特別な存在だと感じるようになったのですが、作品展で出会ってくださる方々からも同じような感想をいただくことが多くて」家族や友人との会話の糸口になっている、家時間を大事にするようになった、など、日常の一部になっている様子を伺えるのがうれしいとも。
 そんなモチーフをおおらかに配した『あるがまま』を、スカーフに映し出した今回。選りすぐりのシルクは、深みのある色彩を美しく再現。アートを身近に感じてほしいとの思いを込めて元の画をリサイズし、〝身につける”〝飾る”が楽しめる2アイテムを作りました。
「私の作品が装いを変えて、誰かの暮らしに新しい風を吹き込む。その変化が心を豊かにするようなスカーフが、大切な存在になってくれたらいいな、と思っています」

作品集『いつかの森』(求龍堂)
一色ごとに刷りを繰り返して生まれた唯一無二の描版画は、作品中最大のおよそ縦160cm×横100cm。無心で描いたのちに画と対話し、光が差す森につかず離れず佇む2頭の馬の潔くも調和する姿に、自身の「そうありたい」という思いが重なり、『あるがまま』という名に。【スカーフの元になった作品】
一色ごとに刷りを繰り返して生まれた唯一無二の描版画は、作品中最大のおよそ縦160cm×横100cm。無心で描いたのちに画と対話し、光が差す森につかず離れず佇む2頭の馬の潔くも調和する姿に、自身の「そうありたい」という思いが重なり、『あるがまま』という名に。

item1

シルクスカーフーあるがままー

そっとそばにいる安心感が
暮らしの物語を広げてくれる1枚

しなやかでほどよいコシもあり、上品な光沢を帯びたシルク素材のスカーフ。国内ファクトリーの職人の手刷りにより、モチーフや色合いを忠実にプリントしました。サイズは使い方のイメージが膨らむよう、試行錯誤の末にたどり着いた52.5cm角。布端は一枚一枚手巻きで細やかにかがり、画が醸し出す趣を大事にしながら上質感を高めています。

(左)版の全面に塗ったインクを布でふき取り、残った色を刷る。この作業を一色一色行い、思いがけず現れたラインや色の重なりも味わいを深める描版画。その質感もスカーフに再現しました。
(中・右)スカーフの表側部分。布の風合いを損なわないよう、端を細く巻きながら糸でかがる精緻な仕立ては手仕事ならでは。

Coordinate idea

平澤さんがスカーフ使いを提案

小粋なアクセサリーとしてワードローブのアクセントに

大ぶりのモチーフだから、ディテールと色が現れる分量は多彩。
おしゃれ感度を自然とアップする、スカーフ使いを楽しんで。

Style1

チョーカー風に、衿元にキュッと

スカーフを対角線で細幅にたたみ、首元に巻くと結び端がやわらかな動きを出してくれるサイズ感。たたむ幅や結ぶ位置、首へのフィット加減でエレガントに、モダンにと印象が変わり、コーディネート心をくすぐります。

Style2

バッグのハンドルに巻いてアクセントに

揺れるチャーム感覚のワンポイントになる、スカーフ使い初心者にもおすすめのあしらい方。ハンドルにひと結びして端を長くたらしたり、何回か巻いてちょこんと結んだり。バッグがレザーや布、天然素材のかごでもしっくり。

Style3

表情をいきいきと映すヘアアクセに

三角に二つ折りにして、さっと頭に巻くだけでスタイリング効果は絶大。結び端は、衿足にコンパクトに納まります。細幅にたためばターバン風に巻けて、まとめ髪ができるヘアスタイルならシュシュのように使っても◎

平澤まりこ

シルクスカーフーあるがままー ¥17,600



item2

額装版シルクスカーフーあるがままー

日常の空間に寄り添いながら、暮らしと心に響く特別感が

額装してお届けするスカーフは、厚い台紙にきれいに貼り込まれ、ボックスタイプになった額に〝浮かし〞という手法で額装されています。存在感がありながら、すっきりとした印象です。「額縁はいつも作品展示の際に依頼する額装専門店で、作品に使っている素地仕上げのオーク材を選んであつらえてもらいました。品がよくて玄関やリビング、寝室など、生活スタイルに合わせて飾れるのが魅力です」(平澤さん)

decor idea

お気に入りの壁に引っかけて

心ときめくモチーフが暮らしに彩りを添えて

インテリアカラーを選ばない額装版は、チェストの上に立てかけるもよし、裏に附属の吊り金具と紐で壁にかけるもよし。部屋の空気や目線が変化して、家時間をぐっと豊かにしてくれます。

(左)オーク材の落ち着いた明るい色みと美しい木目が生かされた額縁。端正な作りや細みの縁幅と相まって、気品が香ります。
(右)浮かし額装はスカーフが少し浮いているように見えて、いっそう引き立つ効果が。

(左)裏には留め具つき。額装はいったん開けてしまうと元には戻せないのでご注意ください。壁にかけられる紐つき。
(右)額装専門店「ニュートン」のシールと、2023年に額装をしたと分かる日付入り。

close up

額装版限定30セット!

スカーフ右下の余白に平澤さんの直筆サインとシリアルナンバー入り!

額装専門店「ニュートン」で、限定の30枚にサインとシリアルナンバーを入れる平澤さん。

平澤まりこさん

額装版シルクスカーフーあるがままー ¥95,700

Staff Credit

撮影/馬場わかな 柳香穂(取材分) ヘア&メイク/𠮷岡美幸 スタイリスト/濱田 福 

取材・文/高井法子 ※クレジットのないものは平澤さん私物になります。

LEEマルシェ LEEmarche staff

LEEマルシェ

LEE公式通販サイト「LEEマルシェ」のスタッフが注目の旬アイテムや、暮らしを豊かにする名品情報を毎日配信。気になるアイテムはLEEマルシェでチェック!

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