にぎりたても、冷めても絶品!
ふんわり「おにぎり」のコツと、変わり種の具4種【ごはん同盟 しらいのりこさん】
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しらいのりこ
2023.10.09
にぎりたても、冷めても絶品
ふんわりエアリー新米おにぎり
誰でも作れるものだけど、とびきりのおいしさにするのは至難のわざ。ふんわり食感のおにぎりのコツを、名人・しらいさんが伝授します。
覚えておきたい!
シンプル塩にぎりの味つけとにぎり方
まずはおいしく作る道理を知る。そのうえで「おにぎりってのは、数をにぎるしかないのだ」としらい名人。とにかくにぎって高みを目指せ!
1
ラップを広げ、塩を振る
ラップに塩をぱらりとひとつまみ。「この塩気が、お米の甘さを引き立てます。アツアツごはんを使うので、ラップが安全」(しらいのりこさん)
2
アツアツごはんをのせ、塩を振る
ラップの中央に、おにぎり1つ分として100gほどのごはんをのせる。上からも、塩ひとつまみをぱらりとかける
3
指を使って、三角に
出来上がりをイメージし、指の形を利用してここで三角にしてしまう。あくまでふわりと、ごはん粒を決して潰さずに
4
ふわっと形を整えながら包む
ラップでごはんを包む。ここでも、三角になるようにゆるやかに形作る。もはや、完成したも同然。もちろん、力は入れずに
5
10回以内でにぎる
片手は三角の底辺を作り、もう一方の手は指を曲げて三角の頂点を作る。3回で形を決め、転がすのは計10回以下を目指す
包むのはアルミホイルがおすすめ
おにぎりを持って出かけるときはアルミホイルで包み直す。「自然な隙間ができて蒸れにくくなるんですよ」(しらいのりこさん)
●ごはんはアツアツで
●さわりすぎないことがとても大事! 形は3回で決めるつもりで
ごはんは炊きたてか、炊飯器で保温していた熱いものを。レンチンごはんは冷めるとかたくなるので避けるのがベター。「冷たいごはんは米粒同士がくっつきにくく、どうしても強く何度もにぎることに。ふんわりおにぎりのためにとても大事なのが、少ない回数でにぎること。さわるほどにおにぎりはかたくなります。形は3回で決めたいですね」(しらいのりこさん)
しらいさんおすすめの
おにぎりの具
基本の梅、サケもいいけれど、テンションを上げるのがこんな変わり種。混ぜごはんタイプも、やっぱりおいしい!
和と洋の絶妙コラボです
チーズおかか
「おかかだけだとちょっぴり地味。そこで、意外にご飯と相性のいいチーズを入れたら、大成功でした」(しらいのりこさん)
材料・2個分
- 温かいご飯……200g
- プロセスチーズ(個包装のもの)……2個(約30g)
- A)
- 削り節……1パック(2g)
- しょうゆ……小さじ1/2
作り方
- プロセスチーズは7㎜角に切る。
- ボウルにAを入れてさっと混ぜ、①とご飯を加えて混ぜる。2等分にして、それぞれ丸形のおにぎりにする。
定番も、重ねれば斬新
梅タラコマヨ
「人気の梅とタラコを贅沢合わせ。両者の間を取り持つのは、元祖“変わり種”食材マヨネーズです」(しらいのりこさん)
材料・2個分
- 塩にぎり(上記のにぎり方参照。丸くにぎる)……2個
- タラコ……1腹(30g)
- 梅干し……1/2個
- マヨネーズ……小さじ1/2
作り方
- タラコは薄皮を取り除いてほぐし、マヨネーズと混ぜる。
- 梅干しは種を取り除いて包丁で叩き、①に加えて混ぜる。
- 塩にぎりは、それぞれ片面の中央を指でへこませ、②を1/2量ずつ詰める。
天かすの力は偉大です
サケ天かす
「天かすは、大抵のものをおいしくする魔法の食材。ほどよいコクがたまらない」(しらいのりこさん)
材料・2個分
- 温かいごはん……200g
- 塩ザケ(甘塩)の切り身……1/2枚(40g)
- 青ねぎの小口切り……小さじ2
- A)
- 天かす……大さじ2
- めんつゆ(3倍濃縮タイプ)……小さじ1
- 酒……小さじ1
作り方
- 熱容器に塩ザケを入れ、酒を振りかける。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分加熱する。骨と皮を取り除き、粗くほぐす。
- Aを合わせてなじませる。
- ボウルに温かいごはん、①、②、青ねぎを入れてさっくりと混ぜ、2等分してそれぞれおにぎりにする。
発酵ものは、間違いない!
キムチクリームチーズ
「少々とがったキムチの辛味を、クリームチーズでまろやかに。プロセスチーズでも、またいい感じ」(しらいのりこさん)
材料・2個分
- 塩にぎり(上記のにぎり方参照)……2個
- 白菜キムチ……25g
- クリームチーズ(個包装のもの)……1個(約15g)
作り方
- キムチは汁気をきって細かく刻んでボウルに入れる。クリームチーズを小さくちぎって加え、混ぜる。
- 塩にぎりは、それぞれ片面の中央を指でへこませ、①を半量ずつ詰める。
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Staff Credit
撮影/メグミ スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE11月号(10/6発売)『365日幸せごはんBOOK』に掲載の記事です。
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