「寝かしつけギャップ解消セミナー」に参加しました!
育児における大きな壁のひとつ「寝かしつけ」。多くのパパママは、少なからず悩んだ経験があるのではないでしょうか。
先日、赤ちゃん用スキンケアブランド「ジョンソン(R)ベビー」が、社員向けに「寝かしつけギャップ解消セミナー」を開催。
人気保育士・てぃ先生によるお悩み相談や、寝かしつけに関する研究結果の発表などが行われました。
私自身も4歳の子がおり、寝かしつけの苦労は経験済。パパママへ向けたヒントがあればと、張り切って取材してきました!
「寝かしつけギャップ」とは?
ジョンソン(R)ベビーを展開する「Kenvue(ケンビュー)」が、育児中の男女に対し実施した「育児や寝かしつけに関する調査」。
「育児で最もストレスを感じるものは?」という問いに、1位・夜泣き対応、3位・寝かしつけと、寝かしつけ関連が上位を占める結果となりました。
「主な寝かしつけ担当は誰か」という問いには、ママが77.6%という回答。
「自分しか夜泣き対応ができない(43.9%)」、「自分が寝かしつけをした時しか子どもが寝てくれない(28.0%)」という悩みが多く挙がり、ママに負担が偏っていることがストレスであることも判明。
一方、パパは「寝かしつけをしない理由」について「妻の方が寝かしつけるのが早い(59.6%)」、「寝かしつけの時間に帰って来てこられない(30.3%)」、「寝てくれなかったので諦めた(27.3%)」などの答えが。
それでも「寝かしつけができるようになりたい」と答えたパパは9割以上にのぼるそう。
また、パパが自身の寝かしつけに「自信あり」と回答している割合は、ママのパパへの満足度より低いという結果も…。
このように、パパとママでは「寝かしつけに関する悩み」や「ストレス」に大きな差が。
この「寝かしつけギャップ」解消を図るため、セミナーではさまざまな方法が提案されました。
てぃ先生が「寝かしつけのお悩み」にアドバイス!
今回は、外部講師として人気保育士・てぃ先生が登壇!
先の調査結果について「寝かしつけは、子育てで最初に悩むことのひとつ。みんな同じですよね」と共感。
寝かしつけギャップが生じる理由と解決策については、「今の時代はパパも積極的に育児していますが、子どもが小さいほど、授乳などママの役割が必然的に多くなるもの。ママとのアタッチメント(愛着形成)が進んでいる一方、パパの方がどうしても接する時間が短く、遊ぶ係などになりがち。ママ=リラックスできる、パパ=興奮状態で接する、となってしまうんです。
パパも寝かしつけをするためには、日常の中でなるべくパパとも、絵本を読む、ハグをするといったリラックスタイムを作れるといいですね」とのお話が。
さらに、「多くのパパが『ママがいい!』に対抗して『パパがいい』となるのを目指しがち。『パパ “でも” いい』で十分なんです。そのためには、ママと同じ雰囲気やルーティンを作ること。子どもは “いつもと同じ” を好むので、声がけの仕方、ズボンをどっちの足から履かせるかなど、そんなことまで?という点まで気を配れるとベストです。
あとは、パパとママが子どもの前で仲良くすることも大切。『ママとこの人は仲が良いから、じゃあこの人も大丈夫そうだ』と安心感を持ってもらいやすいですよ」というアドバイスもありました。
パパママ社員のお悩みにてぃ先生が回答!
さらに今回は、ジョンソン(R)ベビーの育児中の社員から、てぃ先生への質問コーナーも実施。
似たお悩みを抱えるパパママも多いと思うので、参考にしてみてくださいね。
Q.7カ月の子どもが夜頻繁に起きてしまいます。対処法はありますか?
A.「遮光や静音を心がける、空気をキレイにするなども大事ですが、それ以上にルーティンが重要。これが崩れると、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。そしてこのルーティンを授乳にしてしまうと、夜泣き対応の負担が大きくなる。寝る=おっぱいではなく、なるべくスキンシップにできるといいですね」(てぃ先生、以下同)
Q.抱っこ紐ならよく寝るのに、布団に置くと起きてしまいます。どうすれば布団で寝てくれるようになりますか?
A.「チャイルドシートやベビーカーも同じですが、子どもが不安になりやすい=慣れていない場所ということ。大人からしたらそんなこと?と思いますが、布団に寝かせてスキンシップをするなど、子どもが布団に慣れる機会、布団と仲良くなる時間を作ってみて。
あとは、僕が『イモムシ作戦』と呼んでいる方法があります。寝ている子を布団に置く際、高低差があるから起きやすいので、布団と同じ高さで抱いたまま、ほふく前進のようにしてそっと寝かせるんです。腕力が要るのでパパにもおすすめですよ」
Q.寝かしつけの適切な室温や服装は?
A.「これからの季節は、室温は26~28℃がベスト。赤ちゃんの場合、25℃以下にはならないほうがいいとされています。外との気温差が5℃以上離れないようにするといいですね。
服装は、背中に汗をかいていたら暑い、首やお腹が冷えていたら寒いサイン。実際に子どもに触れて確認し、調整するのがポイントです」
赤ちゃんの「嗅覚」にアプローチするという方法も?
セミナーの最後には、ジョンソン(R)ベビーから、赤ちゃんの五感を使った「寝かしつけメソッド」の提案が。
五感は脳の発達に深く関わっているそうで、
・一緒にあたたかいお風呂に入り、目を合わせてたくさん話しかけたり、歌ったりしてスキンシップをする
・たっぷりの保湿剤を使い、マッサージをしながら話しかけ、入眠前の環境をつくる
こういったシンプルな習慣が、赤ちゃんの成長に良い影響を与えるそう。
さらに、五感の中でも特に記憶に残りやすいという「嗅覚」に注目。
香りのあるお風呂に入った赤ちゃんは、お風呂中にパパやママを見つめる割合が高く、泣く回数が減る、お風呂上がりに深い眠りにつく時間が長くなるという研究報告もあるとか。
香りを取り入れることについて、てぃ先生からも「もちろん好き嫌いはありますが、子どもが『この香りがあると落ち着くな』と思うことは、良いリラックスのきっかけになりますよね」とのコメントがありました。
ジョンソン(R)ベビーの方から、「匂いのある製品はパパママに敬遠されることも多い」というお話もあったのですが、私もまさにその通り。
わが子が赤ちゃんの頃、ボディソープや保湿剤などは、なんとなく無香料のほうが自然?負担がなさそう?というイメージで、香りのないものばかり使っていました。
しかし、大人も入眠環境を整えるために香りを取り入れることも多いもの。お気に入りの香りがリラックスのきっかけになる、というのは赤ちゃんも同じなんですね。
安心できる成分を使ったものなら信頼できますし、パパママの癒しにもなれば、とても良いなと目からウロコでした!
赤ちゃんもパパママも、ぐっすり眠れることを願って…
子どもの「寝かしつけ」は毎日のこと。悩みの程度は異なれど、パパママが必ずや通るいばらの道…。
わが家もかつては人並みに(?)夜泣きに悪戦苦闘し、トントンで粘ってみたり、出産祝いでもらったぬいぐるみ型オルゴールを鳴らしてみたり(これがうちでは結構効果があり、未だに「小さな世界」の曲を聞くと当時の記憶が蘇ります)、やむなく抱っこして寝室を彷徨っていたら、転んで腰痛になり整体に通うはめになったり…色々あったなぁと思い出されます。
今思うと触覚、聴覚へはアプローチしていましたが、嗅覚は完全に盲点だったので、香りをきっかけにするのも素敵なアイデアだなと感じました。
もちろん効果があるかは人それぞれですが、藁にも縋る思いの時ってありますし、試してみて損はないですよね。
てぃ先生のアドバイスや、五感に働きかける「寝かしつけメソッド」が、パパママの育児ストレスを少しでも減らし、赤ちゃんのぐっすりタイムが増えるヒントとなりますように!
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福島綾香 Ayaka Fukushima
ライター
宮城県仙台市出身。夫、息子(2018年9月生まれ)と3人暮らし。これまでフリーペーパー、旅行情報誌などの編集を経験。趣味は食べること、旅行、読書、Jリーグ観戦。