やっと暖かくなってきて、キャンプ欲がむくむくと湧いている人もいるのでは？
LEE読者にはおなじみの「ステップ ワゴン」からアウトドアユースに特化したコラボモデルが登場したと耳にし、千葉県内にある「かずさオートキャンプ場」で開催されたお披露目体験会へおじゃましてきました。

アウトドア好きに嬉しいポイントがいっぱいの「DOD×STEP WGN コラボレーション車両」

「DOD×STEP WGN コラボレーション車両」はアウトドア需要が高まる中、ホンダの広報担当者がアウトドア好きという思いが結実し、人気キャンプ用品ブランド「DOD」とコラボした車両。今のところ市販の予定はありませんが、アウトドア好きファミリーには見逃せないポイントがたくさんです。

卵色のようなマイルドな色に、フロントバンパーやホイールの黒が、ハンサムに引き締めます。

日差しの強いこれからの季節も安心！　180cmのタープを引き出せる

アウトドアユースに特化しただけあり、サイドオーニングを搭載。ルーフから長さ180cmの備え付けタープを引き出せます。

わが家は、子どもの野球の付き添いで土日は大体グラウンドにいる生活です。遮るものが少なく、土日は直射日光にさらされて疲弊……。
これから夏に向けて、紫外線対策はどうすれば、とオロオロしていたのですが、キャンプ以外でもこのようにタープ付きのクルマなら、日常的にも日差しを避けられて助かる！

子どもも大人も興奮！　車の上で寝っ転がれる

もう一つ、子どもだけでなく、大人もワクワクするポイント。まずは背面に回ってください。

はしご！　普段あまり登ることのないはしごは、それだけでアウトドア気分が上がります。大人の私でこれだけ高揚するのであれば、子どもだったらなおさらでは？　そしてはしごを昇ると、こちら！

車両上部にラックが設置され、積載量を増やすことができそう。大人数のキャンプの時などに便利ですね。

キャンプ道具を運ぶツールではなく、キャンプの楽しさを広げる車である、こちらの「DOD×STEP WGN コラボレーション車両」は、今後もイベントで体感できる予定とのこと。イベント情報は、ホンダやDODのSNSで発信される予定なので、気になる方はぜひチェックを。
さらに市販化を希望する声が多ければ、ユーザーの意見を取り入れて販売される可能性もゼロではないかも!?

”第2の家”感覚で使える「ステップ ワゴン スパーダ」に注目

2022年にリニューアルされた「ステップ ワゴン」には、日常使いに合うおしゃれさとシンプルさを兼ね備えた「ステップ ワゴン エアー」と、よりクールで高級感が漂うデザインの「ステップ ワゴン スパーダ」の２タイプがあります。

今回は「ステップ ワゴン スパーダ」で、アウトドアユースに適したポイントを紹介。

荷室が広々ベッドスペースに変身！

キャンプが好きと言えど、テントを張るのは面倒だったり、張ったとしても雨や強風の時にテント泊はちょっと不安ですよね。

そんな時は「ステップ ワゴン」のシートを倒して、広い車中泊スペースに。

大人2人が横になれる広さで、エアーマットを敷けばさらに寝心地もよくなるはず。

荷室までベッドスペースにしても荷物を収納するスペースが床下にあるので、翌日の着替えなどはここに収納できそう。

外光で眠れない……なんてことを防ぐ遮光性の高いカーテンも

マットを敷いても、窓から光が入ってきたら寝つけないという人もいるでしょう。
それならば、オプションで遮光性のあるウィンドウ用の「プライバシーシェード」を追加しましょう。

取り付けも簡単ですし、外から見えないのでプライベート性を確保できます。
LEDランタンやガーランドライトなどを設置すれば、おしゃれにほんのり空間を明るくできます。

自宅では集中できないなら、車内を簡易的な仕事場に！

コロナ禍でリモートワークを始めた人もいるでしょう。でも自宅では作業スペースがなく、ダイニングテーブルで仕事をしているというママ友の声、よく聞きます。だったら、車内を仕事場にしませんか？

3列目シートを倒し、片方は下部に収納、もう片方は背もたれを倒すだけにしておけば、このとおり簡易デスクのような作業スペースに。

在宅仕事歴10年超の私にとっては、別のメリットも。
自宅の場合、仕事をしながら洗濯機を回すなどの家事を並行しているため、今めっちゃはかどってる！という時に限って、洗濯機の完了を告げるピーピー音が……。作業を中断して洗濯を干すってことは、かなりの頻度でありますが、車内を仕事場にすれば、家事にわずらわされず仕事に集中できます。家族が家にいるときのオンラインミーティングなんかにもよさそう。

可愛いけど甘すぎないスモーキーブルーの「ステップ ワゴン エアー」

女性好みなおしゃれ感も加味して選びたいのであれば、「ステップ ワゴン エアー」のデザインがおすすめ。

「フィヨルドミスト・パール」と名付けられたスモーキーなブルーの「ステップ ワゴン エアー」。こういった色みの車はあまり見かけないので、ショッピングモールなどの大型駐車場で自分の車を見失う心配も少なそう。

オプションで自分らしくエクステリアをカスタマイズ！

そのまま乗ってもいいですが、エクステリアをアレンジして自分らしくカスタマイズすることもできます。

フォグライトやリアコーナー、ボディサイドの白い装飾はオプション。清潔感のあるアクセントになりますし、スポーティ感が加わるので夫も満足してくれそう。

「オートサイドステップ」で歩幅の狭い子どもも簡単乗り降り

ミニバンといえば、車高がやや高いイメージ。大人だけや抱えられるくらいの幼児であれば、そこまで問題ないですが、抱っこが大変になり始める小学生になったばかりの子どもだったら、乗り込む手伝いを親がしなければならないという手間が。

その点、「ステップ ワゴン」はもともと車高が低めなうえに、オプションで「オートサイドステップ」が取り付けられます。

ステップはドアの開閉と同時に自動で展開・格納され、余計な動作は必要ありません。ステップが出てくる様子を見たら、子どもは積極的に乗りたがりそう。
子どもや荷物を抱えて片手しか使えない時も助かりますし、介護中の方にも便利なオプションです。

「ステップ ワゴン エアー」も3列目シートを倒し、荷室を広げれば、4人分のキャンプ道具を余裕で積める容量に。

天井までみっちり荷物が詰まっていると、急ブレーキなどで荷物が滑り落ちてくる不安がありますが、これならそんな心配とも無縁です。さらに2列目を前にスライドさせれば積載量が増え、なんと自転車もそのまま乗せられます！

子どもの食べこぼしも、おしゃれな木目調マットで掃除ラクラク

自宅の延長感覚で乗ってほしいとの開発担当者の方の思いが反映されているのが、この「ステップ ワゴン エアー」に装着されているフロアマット。
砂や、子どもの食べこぼしの掃除が大変な毛足のあるカーペットではなく、オプションでフローリングタイプのマットも選べるんです。

拭くだけで汚れが落とせるので、掃除がラク！　木目調のマットが無機質になりがちな車内にスタイリッシュさを加え、インテリアにこだわる人も満足できるはず。

 

アウトドアシーンも日常もカバーする「ステップ ワゴン」。LEE世代ファミリーなら、ぜひ一度チェックしてみてほしい車種です！