【竹下玲奈さん、伊藤まさこさんに会いに行く】ご自宅で初対面!まさこさんのキッチン、春を感じるおもてなしに感激!
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2023.02.09
インテリア好きで知られるモデルの竹下玲奈さんは、伊藤まさこさんの大ファン。今回、ラブコールが叶い、まさこさんのご自宅で初対面が実現しました。
そこは、美しさと癒しの空気が共存する空間。まさこさんの生活の美学を、たっぷりお届けします。
この日が初対面のふたり。「まずは甘いものでもと思って」と、まさこさんが用意してくれていたのは手作りプリン。
「感激です! 実は朝からずっと緊張していたので、気分がほぐれました。ありがとうございます。この白いお皿は、まさこさんのオンラインショップで購入して、わが家でも毎日使っていて。こうしてご本人が実際にお使いの様子を拝見すると、さらに愛着が湧きそうです」(玲奈さん)
Profile
MASAKO ITO
伊藤まさこさん
料理や雑貨などの暮らしをベースにしたスタイリストとして、雑誌や書籍で活躍。「ほぼ日」内では、オンラインショップ「weeksdays」をプロデュース。まさこさんセレクトのセンスあふれるアイテムに注目が集まる。『あっちこっち食器棚めぐり』(新潮社)、『本日晴天 お片づけ』(筑摩書房)など、著書多数。
●Instagram:masakoito29
RENA TAKESHITA
竹下玲奈さん
14歳でデビュー。雑誌やCM等でのモデルとしての活躍はもとより、持ち前のセンスを生かした私服コーディネートやライフスタイルが大人気。昨年春の引っ越しを機に、インテリア熱がさらに高まる。ネットショッピングも使いこなし、伊藤まさこさんのオンラインショップも、くまなくチェックしている。
●Instagram:renatakeshita
伊藤まさこさんのKITCHEN & DINING
さりげないのに素敵なおもてなし

ダイニングスペースと、オープンカウンターでつながったキッチンに立つまさこさん。「手前のカウンターは可動式。自宅での撮影や作業の際に好きな場所に動かせるよう、大工さんに作ってもらいました。このカウンターと壁のペイントはリビングと同じ、『ファロー&ボール』。リビングよりもダークなトーンのグリーンです」(まさこさん)
〝手料理を撮影したい〞という編集部からのリクエストに、まさこさんが準備してくれたのは、春を感じさせるおもてなし料理。食卓を囲んで、玲奈さんとの会話がさらに弾みます。
質感や形の違う器で、奥行きのあるテーブルに
玲奈 まさこさんのダイニングルームには、まるで海外のお家のように、お友達がたくさん集まるという話を聞きました。
まさこ 「今、まさこの自宅の前の坂を上がってるんだけど」って、友人から電話がかかってくることもあります(笑)。もちろん都合が合わないときは断りますが、突然お客様がいらっしゃることもしばしば。いつも何かしら食べ物や飲み物がありますし、親しい友人はワイングラスや器のある場所を知っているので、自分たちで自由に楽しんでくれるんです。
玲奈 お客様と会話しながらお料理が作れるキッチンも素敵ですね。
まさこ 普段は一品一品、順番にお出しするのが、わが家のおもてなしのスタイル。今日はランチなので気軽に、一度にお出ししますね。
玲奈 テーブルコーディネートのコツを教えていただきたいです!
まさこ 玲奈さんも使ってくださっている鋼正堂の白いお皿は、ヴィンテージの柄皿などとも相性がいいので取り皿として便利です。全部丸いお皿だと退屈になってしまうので、オーバル皿を混ぜたり、木のプレートなど質感の違う器をミックスしたりすると、食卓が楽しくなります。服のコーディネートとも似ていますね。
玲奈 本当ですね! 異なる質感や形をミックスすることで奥行きが生まれるんですね。
美しく整えるのは、今を心地よく過ごすため
玲奈 それにしてもまさこさんのキッチンには、本当に何も物が置かれていないんですね!
まさこ 物が何も出てない友人のお家のキッチンを見て、参考にしたんです。調味料や調理道具を引き出しや棚にしまい、シンクの下の棚扉には自分でナイフ入れを設置して、全部しまっちゃいました。そしたら本当に気持ちがよくて! 娘にも、「ママって、いつもどこかふいてるね」って言われるくらい、ふき掃除もしやすくなりました。
玲奈 うちは、まさこさんのキッチンほど収納がないのもありますが、いろいろと物が出ていて…。
まさこ 手に取りやすくてお料理がしやすいから、それはそれでいい気もしますよ。私は昔からお店のきれいな厨房を見るのが本当に好きで、ゆくゆくは、床ごと水でジャージャー洗えるキッチンにしたいくらいなんです(笑)。
玲奈 “気持ちいい”って大切ですね。まさこさんのように、何年も大切にできる大好きなものに囲まれながら、すっきりと心地いい生活を送るスタイルが理想です。
まさこ 私ね、“人間、いつかは死んじゃうし”って、いつもどこかで思ってるんです。だからこそ、今の自分が大事。気持ちがいいのが好きなのは、その考えが根底にあるからなのかもしれませんね。
取材&撮影と同時進行でつけ合わせをささっと作る手ぎわのよさはさすが!
「このル・クルーゼは、母から譲り受けたもの。もう何十年も使っています」(まさこさん)
「カウンターをはさんで会話ができるって最高ですね!」(玲奈さん)
この日のメイン料理は塩豚のグリル。春らしい芽キャベツといんげんのソテーがつけ合わせ。
「豚ロースのかたまり肉に塩をすり込んでラップをし、一晩、冷蔵庫で寝かせます。焼く1時間前に冷蔵庫から出し、180℃で20分、210℃で10分。焼き色がついたらOKという、とても簡単なお料理です。ポテトサラダとキャロットラペは今朝作っておきました」(まさこさん)
▼塩豚のグリルのレシピを「おいしいLEEレシピでチェック!」
「豚のグリルは塩味がしっかりしていて、その分、つけ合わせのお野菜は薄味。ワインと一緒にいただくとパーフェクト! さすがです!」(玲奈さん)
お酒好きのふたり。初対面とは思えないほど、食卓が盛り上がります。
次回は、「伊藤まさこさんのLIVING & SHELVES『好きなものとすっきり暮らす』」をご紹介!
撮影/花盛友里 ヘア&メイク/廣瀬瑠美(伊藤さん) 中山友恵(竹下さん) 取材・文/磯部安伽
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)『竹下玲奈さん、憧れの伊藤まさこさんに会いに行く』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年2/7発売LEE3月号現在)です。
▼「伊藤まさこさん・竹下玲奈さん」関連記事はこちらもチェック!
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