今も、この先、年を重ねても─。自分らしさの〝軸〞となってくれるベーシック名品と一緒なら、どんな時代もブレないおしゃれが楽しめるはず。名品誕生の背景とともに、クローゼットに丁寧に加えていきたい逸品をお届けします。

MACKINTOSH PHILOSOPHY
【マッキントッシュ フィロソフィーのメルトンコート】

●Item：WELBURY
●Color：Navy

コート「WELBURY」￥79200／SANYO SHOKAI（マッキントッシュ フィロソフィー）

チャールズ・マッキントッシュによって1823年に設立されたマッキントッシュ。

ブランドの起源となったゴム引きコートは世界中に衝撃を与え、今でも英国ではレインコートの総称を、マッキントッシュと呼ぶほど。〝マッキントッシュ＝コート〞の印象が強いのも、納得です。

マッキントッシュ フィロソフィーは、ブランドのセカンドラインとして誕生。クラシカルなブリティッシュスタイルをしっかり受け継ぎ、そしてもちろん、コートの完成度と美しさに、定評があります。

今回、クローズアップしたのは、メルトンコートの「ウェルベリー」。ハリ感と柔らかさのバランスが取れたメルトンは、現代の日本人の生活に寄り添う素材。また、緩やかなAラインとゆとりのあるラグランスリーブが、長く愛せるクラシカルなデザインに、日常使いしやすいリラックス感と着こなしやすさを加えています。

デイリーからオケージョンまで幅広いシーンで着られる、普遍的かつ実用的なメルトンコート。アクティブ世代の私たちにとっての冬のスタンダート服として、ぜひ手に入れたいベーシック名品です。

今季の一大トレンド、トラッドスタイルの主役に据えて

コート「WELBURY」￥79200／SANYO SHOKAI（マッキントッシュ フィロソフィー）　ニット￥27500／スローン　パンツ￥35200（エリオポール）・スカーフ￥11000（マナーマーケット）・トートバッグ￥8690（エルエルビーン）・靴￥33000（トニービアンコ）／エリオポール代官山　メガネ￥29700／アイヴァン 東京ギャラリー（アイヴァン）　ショルダーバッグ￥58300／ジャンニ キアリーニ 銀座店（ジャンニ キアリーニ）　靴下／スタイリスト私物

トラッドブームの今季こそ、英国スタイルを象徴するメルトンコートの出番。ネイビーを引き立てるグリーンのニットとチェックパンツをコーディネートして、全身で今シーズンらしさを楽しんで。体型やシーンを選ばず着られるひざ丈も、万能コートたる由縁。

撮影／小嶋洋平（人物）　西原秀岳（TENT）（物）　ヘア＆メイク／YUMBOU（ilumini.）　スタイリスト／村山佳世子　モデル／竹下玲奈　取材・文／磯部安伽

こちらは2023年LEE1.2月合併号（12/7発売）「LEE’S New STANDARD『ベーシック名品をひとつずつ』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（掲載当時）です。

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