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食品ロスが減る「冷蔵庫」革命!

【冷蔵庫のドアポケットごちゃつき問題】食品ロス削減アドバイザーがスッキリ解決!

2022.12.21

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冷蔵庫の食品ロスあるある問題をプロが解決!
見える化&保存術で食品をもう捨てない!

【冷蔵庫のドアポケットごちゃつき問題】食品ロス削減アドバイザーがスッキリ解決!

少しの工夫やひと手間で、食品ロスを生まない冷蔵庫に早変わり。庫内が整理されれば冷蔵効率が上がって電気代も安くなり、メリットしかない!

冷蔵庫の
ドアポケットごちゃつき問題

細かいものは重ねず&仕切って「見える化」

冷蔵庫のドアポケット

冷蔵室内に比べて温度が高いドアポケットは、調味料など温度変化に比較的強いものを。細かいものが多くなりがちなので、ひと目で在りかがわかるように高さを生かして収納したり、仕切りやクリップを活用するのがベター。

すぐには使い切らない調味料は開封日を記入

すぐには使い切らない 調味料は開封日を記入

まだ使えるかな?を予防するため、そこまで頻繁に使わない調味料には開封した日を書いておいて。

調味料
2~3カ月を目安に使い切って。



小袋調味料はポケットにまとめて

小袋調味料は ポケットにまとめて

いつの間にかたまってしまう小袋調味料は、100円ショップなどで買えるポケットにまとめて。

小袋調味料は ポケットにまとめて
すぐ見える場所に置けば使いやすい。

乾物の使いかけ袋はクリップではさんで

乾物の使いかけ袋は クリップではさんで

カツオ節や桜エビなどの乾物は、風味や色を損なわないよう冷蔵保存がベター。

カツオ節や桜エビなどの乾物は、風味や色を損なわないよう冷蔵保存がベター。クリップでドアポケットのフチにはさんで保管
クリップでドアポケットのフチにはさんで保管。

チューブ類は縦保管! 横倒れがなくスッキリ

チューブ類は縦保管! 横倒れがなくスッキリ
倒れて見えなくならないよう、チューブの調味料類は、空ペットボトルを活用したポケットなどに立てて。

倒れて見えなくならないよう、チューブの調味料類は、空ペットボトルを活用したポケットなどに立てて。マヨネーズは逆さ保存OK、ケチャップは分離してしまうので逆さはNG。

マヨネーズは逆さ保存OK、ケチャップは分離してしまうので逆さはNG。

教えてくれたのは
食品ロス削減 アドバイザー・料理家

島本美由紀さん
食品ロス削減 アドバイザー・料理家 島本美由紀さん

身近な食材で手軽においしくできるレシピが得意。料理や家事の効率化をはじめ、食品ロス削減や防災クッキングなどにも詳しく、メディア出演や講演会など多方面で活躍。著書は80冊を超える。

食品ロスの多くは家庭から! 冷蔵庫の見直しから始めよう

最近はスーパーやコンビニ、飲食店でも食品ロス削減の取り組みが盛んですが、「実は食品ロスの全体量の約半分は、家庭から出ているんです」と、島本さん。

「家庭の食品ロスの3大要因は、①野菜の皮や種などの過剰除去、②食べ残し、③期限切れや腐敗による直接廃棄の3つ。特に②は、ここ最近の作り置きブームによって増えたと言われます。せっかく作り置きしたものの、保存がうまくできず傷ませてしまったり、味が落ちて食べたくなくなってしまった、ということが多いようです。

冷蔵庫の使い方を見直せば、野菜は新鮮なまま食べられる部分も増え、食品の迷子もなくなり、作り置きや未調理の食材もグッと長もち。そのためには冷蔵庫の中を『見える化』すること、食品ごとに適した保存方法を知ることがポイントです。

食品ロスが減ると、『捨てる』罪悪感から解放され、目的の食材や食品もすぐ見つかって家事効率もアップ。最後まで食べ切ることで家計の節約にもなる、といいことだらけ! できることから少しずつ、取り入れていきましょう」(島本美由紀さん)

食品ロスが減る「冷蔵庫」革命!記事一覧

次回は、「冷蔵庫の見える化&保存術で食品をもう捨てない!」冷凍室の食材、化石になる問題をプロが解決します!

撮影/名和真紀子 イラストレーション/朝倉千夏 取材・原文/遊佐信子

こちらは2023年LEE1・2月合併号(12/7発売)『食品ロスが減る「冷蔵庫」革命!』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年12/7発売LEE1・2月合併号現在)です。

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