トラブルカバーはもちろん、顔色を調節したり、はたまたファンデーション代わりにもなる、今どきの優秀コンシーラー。普段のナチュラルメイクも、お出かけシーンのきちんと肌も、これ1本あればぐっとあか抜けしちゃいます！

そんなコンシーラーの基本テクから、便利ワザまでを、美肌のプロが詳細レクチャー！

本日は、ヘア＆メイクアップアーティストの広瀬あつこさんから、ナチュラル美肌を作る基本のテクをお届けします。

コンシーラーなしのすっぴん風ベースメイクだと、隠しきれない＂肌疲れ＂が表面化！！

「年齢を重ねると、どうしてもシミや毛穴、くすみなどが目立ってきます。ナチュラルな肌が旬の今、そういったネガティブポイントをファンデーションの厚塗りで隠そうとするのはNG」と広瀬さん。だからこそ、コンシーラーが大事になってくるのだとか。

「最近ぐんと性能が向上したコンシーラーを使いこなすことで、まるでトラブルがなかったかのように、自然なすっぴん風の美肌に仕上がりますよ！」

お疲れ顔も肌トラブルも、コンシーラー1本で見事なナチュラル美肌に！

Technique 01
目元のクマは目のくぼみに沿ってカバー

「目の下のどんよりしたクマは、年を重ねるほど凹みが目立って不健康な印象。コンシーラーで明るい肌色に引き上げるだけで、目元の印象も生き生きします」

１　目の下のくぼみに沿って、数カ所コンシーラーをのせる

２　薬指で優しく叩き込むようにコンシーラーをなじませる。目頭側は特にしっかりカバーして

コスメデコルテ ホワイトニング コンシーラー 01 SPF35・PA++ （医薬部外品）￥4000／コスメデコルテ

Technique 02
小鼻の赤みは小指で優しくトントン塗り

「小鼻の赤みをファンデーションで隠そうとするとヨレてしまうので、ここはコンシーラーの出番！　ぐんと肌色がクリアになり、好印象に。大人がカバーすべき重要ポイントです」

小鼻から鼻の下までをぐるっと囲うようにコンシーラーをのせ、小指を使って小刻みにトントンなじませながらカバーして。

Technique 03
鼻の毛穴は埋め塗りでフラットに

「鼻のてっぺんのだらんと広がっている毛穴は、そのままにするとだらしなく見えるし、顔全体がくすんで見える。指にとって埋め塗りを！」

１．コンシーラーは直接塗るのではなく、薬指にとっておく

２．薬指で鼻のてっぺんの毛穴を埋めるようにトントン塗り重ねる。フラットな肌感になり、つるんときれい映え。

Technique 04
口角のくすみはライン塗りで狙いどおり隠す

「加齢によりきわだってくる口角のくすみ＆黒ずみ。放っておくと口角が下がって見えるし、リップメイクもぼんやり……。スティックの角を使ってライン塗りして」

口角から下唇中央へ1/3のみコンシーラーの角を使ってライン塗りし、なじませる。

Technique 05
まぶたの黒ずみはアイホールに薄く３点盛り

「忘れがちな、アイホールの黒ずみ。コンシーラーを薄盛りしてくすみをなかったことにしておくだけで、−3歳！　アイメイクのノリもぐんとアップします」

目頭側・中央・目尻側と3点おきし、目のきわへぼかす。薄ーく塗るのが大切。

コンシーラー1本でできることは、まだまだたくさん！
次回は美容のプロに聞いた、コンシーラーのレスキューテクをご紹介します。

撮影／布施鮎美（モデル）　中澤真央（物）　ヘア＆メイク／広瀬あつこ　モデル／渡辺麻里子（’16年度LEEキャラクター）　取材・原文／通山奈津子
※商品の価格は本体価格（税抜き：2017年1/6発売LEE2月号現在）で表示しています。
詳しくは2017年1/6発売LEE2月号に掲載　[最新号] 試し読み・定期購読はこちら