雅姫さんのrepettoストーリー vol.2【雅姫さんが愛してやまない、レペットとの出会い】
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雅姫
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LEE DAYS リーデイズ
2022.10.14
洗練されたセンスと確かな作りが光る
2トーンコンビ&レオパード柄ができました!
雅姫さんが豊富なバリエーションと素足のような履き心地に魅せられた、レペットのバレエシューズの愛用歴は20年以上。この特別なコラボの機会にオーダーしたのは、お気に入りのバイカラーと素材合わせを特別に再現&復刻してもらった「フローラ」。そして、新配色のレオパード柄とリボンが上質感を生む「サンドリオン」です。コーディネートの幅がぐんと広がる2タイプの雅姫スペシャルは、伝統のスティッチ&リターン製法による抜群のフィット感も存分に味わえます。
ときめきポイントは
充実のラインナップと快適な着用感
「出会いは20代の始め。装いだけでなく、気持ちまで軽やかにしてくれるバレエシューズに感動したことは鮮明に覚えています」
雅姫さんがそう話すのは、女優のブリジット・バルドーのリクエストに応えて1956年に作られたという「サンドリオン」との出会い。極シンプルでいて、品よくコケティッシュな印象を与えるデザイン。トゥシューズの製法が生かされた、レペットならではのしなやかな履き心地。コーディネートの定番になるまでに、時間はかからなかったそう。
「最初は甘さが添えられる赤やピンクといった明るい暖色に惹かれ、お店に行くたびにカラーパレットみたいな色彩とさまざまな素材使いにワクワクして。その時々の着こなしや気分に合わせたくなり、サンドリオンを中心に、少しずつタイプ違いを集めていきました」
特に、衝撃的な出会いだったサンドリオンへの興味は深まる一方で、あでやかなゴールドやシルバーもダークカラーも揃う錚々たる顔ぶれ。ただ30代の半ばまで、ベーシックと思える茶や黒は意外にも出番が少なかったとか。
「ファッションの仕事に携わっていながら、単色で見る茶は地味に感じる時があり、黒は重くなるイメージが強かったんです。でも、40歳が近づくにつれて服でトライし始め、バレエシューズも自然と手に取るように。茶は肌なじみがよくて落ち着いた雰囲気を醸し出し、黒は適度な緊張感が漂う。個性を見極めれば気分よく付き合えることに気づき、今では安心感のある色になりました」
そんな風に心が動いたのは、フランスの本店と工場訪問で受けた刺激によるところも大きいという雅姫さん。レペットのタウンシューズに息づく伝統と時代に寄り添う寛容さ、ブランドの揺るぎない姿勢を目の当たりにしたことで信頼度が高まり、おしゃれへの好奇心もますますかき立てられたようです。
日々のおしゃれに新風を吹き込む
色と素材の絶妙なコンビネーションを実現
今回の別注では、雅姫さんの気持ちにも装いにも変化をもたらした茶と黒がキーカラーです。トゥキャップの切り替えが特長の『フローラ』は、数年前に本店で選んで活躍した素材と配色を再現。また、ブランドの象徴的なモデル『サンドリオン』は、レオパードシリーズをベースにアレンジを加えています。
フローラは2016年に惜しまれつつ廃番になったものの、2年前に日本のみで復刻した人気モデル。パリで見つけた直後からつい先頃まで、最多登場かも?と思うほど履いていたというデザインです。「黒いエナメルとキャメル色のナッパ、履き口のトリミングリボンとシューレースの黒が引き立て合い、想像を超える好バランスでした。配色だけでなく、素材感の違いで生まれるコントラストも装いのほどよいアクセントに。サンドリオンより甲部分が深めで歩きやすく、登場回数を更新すること間違いなしです」
フランス本国と雅姫さんの色への
繊細なこだわりが凝縮されて
毎年秋に柄を替えて展開する日本限定シリーズをもとにしたサンドリオンは、アッパーに昨年の柄とベロア調を使用。トリミングリボンとシューレースは、金色がかった栗色のシャタンを厳選しました。「存在感のある柄に、なめらかな起毛素材やモチーフのランダムな形と配色が優しいニュアンスを加味。リボンの色調に合わせて柄の地色をやや明るいトーンに変えるという、心に響く細やかなこだわりも。リボンは素足にはなじみながらそっと華を添え、グレーや黒のタイツを合わせれば一層きわだちます」
雅姫さんの想い出や愛情が詰まった、まさに「雅姫スペシャル」の2足。
これからの季節は、タイツやソックスを合わせて、着こなしの主役に大活躍します。
さい。
雅姫さんが一年を通して愛用している「ファリエロ サルティ」の上質ストールもともに、お楽しみくださいね。
「雅姫さん×ファリエロ サルティ」のカシミヤシルク大判ストールはこちらから
撮影/大森忠明 ヘア&メイク/岩井裕季 スタイリスト/安藤眞理 取材・文/髙井法子
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LEE DAYS リーデイズ LEE DAYS
LEEとともに歩んできて、子育てが一段落。自分に目を向ける余裕の出てきたLEEの姉世代の方に、日々の“ほんとうに好きなものと心ときめく時間”をお届けします。
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