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松山ケンイチさんが田舎暮らしへ踏み切った運命的な出会い【『川っぺりムコリッタ』主演インタビュー】

  • 金原由佳

2022.09.10

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東京で生きていたら、この役は絶対に理解できない。田舎暮らしへと生き方のスタイルを変えた運命的な出会い

『川っぺりムコリッタ』というタイトル、とても不思議な響きがします。荻上直子監督のオリジナルの小説を映画化したこの作品。ムコリッタとは仏教用語の”牟呼栗多(むこりった)“から来ているそうで、時間の単位を表すそう。1昼夜は30牟呼栗多、「しばらく」「少しの間」「瞬時」の意味を持つと言います。

松山ケンイチさん演じる主人公、山田は詐欺事件に加担し、服役して出て来たばかり。ある海辺の町のイカの塩辛工場に就職し、新しい生活を始めます。新しい住居は平屋のアパート、ハイツムコリッタ。最初は大家の南さん(満島ひかり)や隣人の島田さん(ムロツヨシ)、同じ敷地内に住む溝口さん(吉岡秀隆)父子と距離を置いて暮らす山田でしたが、何かと理由をつけては山田の部屋を訪ね、あわよくば、山田の炊いた白米を食べたり、お風呂に入ったりと、図々しい島田さんとの交流を通して、無機質だった彼の生活にひとつずつ、鮮やかな生活の色や匂いが増えていきます。

川っぺりムコリッタ 映画

左から溝口役の吉川秀隆さん、島田役のムロツヨシさん、山田役の松山ケンイチさん、南役の満島ひかりさん。撮影は富山県で行われた。

『かもめ食堂』をはじめ、映画の中の食の描き方に細やかな演出をしてきた荻上監督ですが、今作では島田さんの野菜作りに山田が加わることで、生きること、食べることの根源的な欲求について見つめ直す内容にもなっています。この映画の出演を機に、東京から転居し、暮らし方を変えた松山さんにお話を伺いました。

松山ケンイチ(Kenichi Matsuyama)
1985年生まれ、青森県出身。2005年に『男たちの大和/YAMATO』で一躍注目を集め、続く『デスノート』『デスノート the Last name』のL役で(ともに06)で大ブレイク。2016年には『聖の青春』で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、第59回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に、『怒り』(16)、『ブレイブ‐群青戦記‐』(21)、『BLUE/ブルー』(21)、『ノイズ』(22)、『大河への道』(22)などがある。公開待機作に主演作『ロストケア』(23)がある。

目の前に畑があって、誰かと一緒に作物を栽培する作業を共有して、隣近所の人と飯を食うとかしないと山田役はとても無理だと思った

 

──荻上監督は2017年にイタリアで開催された第19回ウディネ・ファーイースト映画祭に『聖の青春』で参加されている松山さんを会食で観察して、この『川っぺりムコリッタ』の山田役をオファーしたそうですが、その時のことを覚えていらっしゃいますか? 

「もちろんです。映画祭に参加している監督の皆さん、俳優の皆さんとご飯を食べる機会があって、そこで初めて荻上さんと会って、お話ししました。この会食の直前、僕は現地で荻上さんの作品、生田斗真さんと桐谷健太さんが主演の『彼らが本気で編むときは』を観てめちゃくちゃ感動して、その感想は伝えたんです。ただ、参加している人、全員が初対面だったので、ちょっと合コンみたいであんまりしゃべれなかったんですよ(笑)。そのコミュニケーションが取れていない感じが山田役に合っていると思われたのかもしれません」

川っぺりムコリッタ ムロツヨシ

島田役のムロツヨシさんは「これまでの演技の方法論を全て捨てて欲しい」と荻上監督にオーダーされたとか。 山田へのおせっかいぶりと、自身の過去を語るときの表情のギャップに注目。

──観察された結果、脚本が届いたとき、どのような感想を持ちましたか?

「脚本を初めて読んだ時、僕は東京で暮らしていたんですけど、これは東京で生きていたら絶対に理解できない部分があると思いました。目の前に畑があって、誰かと一緒に作物を栽培する作業を共有して、隣近所の人とご飯を食べるとかしないと山田役はとても無理だと思ったんです。この感覚を習得するためには、自分が田舎に行かなきゃいけないって思ったんですよ。まあ、田舎で暮らす生活を選んだのにはいろいろな理由があるんですけど、この映画のオファーもきっかけのひとつになりました」

──実際、田舎で暮らしてみて感覚は大きく変わりましたか?

「東京では発見できなかったことをたくさん発見しました。田舎ではご近所の人たちとのコミュニケーションがすごく大事っていうこともそうだし、お金のやり取りではなく、労働力のやりとりが大切だったりする。労働力って言葉はあんまり好きじゃないですけど、自分の労働でご近所と足りないところを補完しあう関係性は健康的だなと思いました。

東京で生活する上で、人のつながりというのは希薄だった部分も多くて、僕は山田が島田さんや南さんや溝口さんと結ぶようなご近所付き合いというのはできなかった。東京に住んでるときに出会った人たちは意見もちゃんと持ってるし、頭も良いし、できない部分や弱い部分を強さでカバーして、それでもできない部分はお金で解決するっていう感じだったんですけど、田舎ではまた違った意味合いで生きています。

自分の理想を追い求めるというより、みんなで助け合って生きて行く感じ。みんなで田植えしながら、歌いながら生活して、一日がんばるぞという感じです」

山田は小さな幸せに気づいていない人。僕自身、以前は気づいていない中で勝手に疲労していた。

川っぺりムコリッタ 満島ひかり

ハイツ・ムコリッタの大家である南を演じる満島ひかりさん。夫亡き後、娘と二人暮らしをしている。

──山田は詐欺に加担し、服役した過去を持ちます。満島ひかりさんが演じる南さんは、どうやら元服役囚を出所後、受け入れている大家さんのようですし、山田が勤めることになるイカの塩辛工場の社長(緒方直人)も同様に、社会復帰を手助けしているようです。松山さんはこのような背景を調べて撮影に入られたのですか?

「いや、全然調べなかったですね。昔だったら、例えば20代の時や、李(相日)監督の『怒り』に出たときは、自分が演じる役の背景を徹底的に調べて、撮影前にもかなり計算を組み立てて入ったし、李さんもそういうことを求める監督でしたけど、荻上さんの場合は、荻上さんの世界の中にポンと入ればいいなと思いました。

結局、考えを積み重ねても、その考えに沿ったことしか画(え)に出来ないじゃないですか。たいていの人って、こうこうこうだから、自分はこう動いているという理論づけで生きていないですよね。山田もそうで、特に彼は、服役後、自分が生きたいのか、生きたくないのか気づいていない。彼は小さな幸せに気づいていない人なんです。でも、本当は掘り下げていくと、自分の中で生きたいという気持ちはある。そのことに、ハイツムコリッタに暮らす人々と関わる中で、自分の気づいていなかったことや、忘れていたものを思い出していく。

それって、実は僕にも思い当たるところがあって、以前は気づいていない中で勝手に疲弊していった部分があったりしました。特に俳優の仕事をしていると、自分の喋りたいことを喋りたいタイミングで言えることなんてほぼない。相手の台詞が来たら、そのタイミングで喋る。自分を殺して、自分のリズムも殺して、進めなくちゃいけないことが多くて、その結果、自分が今、何を欲しているのか、今、疲れているよ、ちょっと休みたいよ、自分はこういうことを喋りたいんだよっていうことに気づけなくなるんです。具合が悪くなってから、『あ、休みたかったんだな』と体が教えてくれるというか。だから、今回は考えることを出来る限りやらないようにしたんですよね。それが許される現場だったんです」

川っぺりムコリッタ

そろってつつましやかな生活をしているハイツムコリッタの住民に何か異変が起き(?)、すき焼きを食べる日が! 劇中の美味しそうな献立は、荻上監督の作品には欠かせないフードスタイリストの飯島奈美さんが担当。

──なるほど。では、山田が何にもない部屋で最初は白米を炊くことから始め、少しづつ、料理の品数を増やしていく行程も、私自身は、かつて自分を捨てた母親に作って欲しかった献立を作っているのかなあと思いながら見ていたんですけど、それがうがった見方ですね。

「僕自身はそういうことは考えずに演じました。荻上さんの映画がいつもそうなんですけど、映画の中でシンプルに炊き立ての白米だけを食べる場面がありますけど、実際にめっちゃ美味いんですよ。だから、携帯電話を眺めながら無造作にご飯を食べているのと訳が違う。

給料が出る前で空腹を耐えている数日間という芝居場の時は実際、自分も食べずに挑んだんですけど、腹が減ってるから、めっちゃ美味いんですよね。だから、食事の場面の解釈というよりは、食事ということそのものについて考えさせられましたね。フードロスの問題とか。

あと、この映画は隣人の島田さんがうちの部屋に何かと理由をつけてやってきて、ふたりでご飯を食べるんですけど、ご飯を食べながら会話をしなきゃいけないから、どのタイミングでどのおかずを口に入れて、台詞を言うまでに何口で咀嚼しなくてはいけないのか、ちゃんと喋れるようにそこは計算しました。僕、食事の場面なのに、実は献立に手を付けていないのって嫌いだから、ちゃんと長回しの中、全部、食べ終わっているでしょ?」

──確かに!見事な食べっぷりでした。私自身は、この物語は親の愛を知らず、人を信じることが出来ずに無味無臭で生きてきた山田がハイツムコリッタでひとつづつ味と匂いを獲得していく話だなと思いながら見ていたんですけど、松山さんは演じながらどのような味を感じましたか?

「大きく感じたのはやっぱり悲しさだったんですよ。なんか脆さというか、ひとつでもバランスが崩れたら、ふっといなくなってしまうんじゃないかっていう匂いをハイツムコリッタで暮らしている人たちからものすごく感じるんですよ。山田の部屋からも感じたし、特にムロさんが演じる島田が一番、その匂いをまとっていた気がします」



ムコリッタとは生きることと死ぬことの境界線がはっきり分かれていないんじゃないか。

──ムコリッタというタイトルにもある仏教用語の時間の単位について聞きたいんですけど、私たちの十進法とか十二進法とか、色んな枠組みで一日とか、人生とか、将来とかを計りながら生きているんですけど、このムコリッタという時間感覚を松山さんはどういうふうに体になじませていったんでしょうか?

「なんとなくの感覚ですけど、ムコリッタとは生きることと死ぬことみたいな境界線がはっきり分かれて無いんじゃないですか。死ってどこか別な場所にあるような感覚に陥りがちですけど、本当は自分の中に死っていうのはあるわけじゃないですか。意識していないだけで。ガンになったり、交通事故にあったりして、それで初めて死というものが身近にやってくるみたいな感覚なんじゃないかなと思うんですけど。

南さんの涼やかな風を感じる服装はスタイリストの堀越絹衣さんによるもの

僕は以前、『ノルウェーの森』のワタナベを演じたとき、彼が親友のキズキの死に際して”死は僕という存在の中に本来的にすでに含まれているのだし、その事実はどれだけ努力しても忘れ去ることのできるものではないのだ“と思い至る場面がずっと残っていて。ワタナベを演じた時、あの考えが自分自身の腑に落ちて、ずっと自分の中にあるんですよね。だから死と生は自分のここに一個としてある。そのバランスがどっちかに振りきれたとき、死に近づくのかなと。

荻上さんはこの映画の中で例えば日没、川っぺりの電話ボックスで山田が佇んでいる場面をこだわって撮っていましたけど、荻上さんはマジックアワーって言われる日没や日の出の何かが変わる瞬間をムコリッタととらえているのかもしれない。現場ではそういう話はしなかったけど、機会があったら聞いてみたいですね」

僕自身、山田のように閉じている部分がある。いろんな人が開かせてくれることを気づくこと、それが恩返し。

川っぺりムコリッタ

山田と島田の白米を巡る攻防がとてもおかしい

──荻上監督の代表作はいろいろあるのですが、世の中でよく知られている『かもめ食堂』や『めがね』の血縁関係のない緩やかな共同体をファンタジックに描いているところがあったのが、今作では、山田の父親の孤独死を想起させる場面で、ウジの映像を入れるなど、父親は最期、幸せだったのか解けない謎を山田に投げかけるなど、シビアな描写があります。

「そうですね、その話を島田さんにしながら、山田は塩辛を食べていますからね。見ている方が、塩辛を嫌いになるんじゃないかなと心配ですけど(笑)、荻上さんはこういう組み合わせをするのかと思いました。荻上さんって、質問する角度も、見ている世界も、僕とは全然違うんです。いきなり、それまで考えたこともなかったような質問をポンと言われて、びっくりするし、理解できなかったりするんですけど、こんな角度で世の中を見ているのかと、それがすごく面白いなと思う。

川っぺりムコリッタ 吉岡秀隆

吉岡秀隆さん演じる溝口さんは墓石のセールスマン。シングルファーザーで男の子を育てている。 子役は富山県を中心としたオーディションで選ばれた。

山田は島田さんがいて、大家の南さんがいて、墓石のセールスをする溝口さんがいて、少しづつ開いていった中で、孤独死をした父親の最期の片付けをしてくれた役所の人を演じる柄本佑君と出会って、本当にこの人は幸せな人だなと思いました。

僕自身、山田のように閉じている部分がもちろんある。これは聞きたくない、知らないと拒絶したり、出来ないと断定して進んできたこともある。でも、いろんな機会で、いろんな人が、僕の心を開いてくれて、聞く耳を開かせてくれて、今があるんだなと感じますね。全部、自分がやってきたことじゃなくて、人にしてもらったことの方が多いです。そのことに感謝しているし、気づけたからよかったと思う。世の中には気づけない人もいっぱいいるだろうし、気づく余裕のない人もいるし、僕もまだまだ気づけていない部分がいっぱいある。周りの人が気づきを与えてくれているから生きてこれたことに対して、それに気づくことが一つのお返しになるのかなと思いますね。その意味で、『川っぺりムコリッタ』はいい出会いになった作品です」

人が一番、山も自然も壊している。人は駆除できないけど、鹿は駆除できる。それってフェアじゃない。

──ご自身の生活スタイルをがらりと変えるようになった作品となったのは、すごいことですね。松山さんは今、捨てられゆく鹿、猪、羊、熊などの獣皮のアップサイクルを目的としたライフスタイルブランドのmomijiを立ち上げましたが、その活動についても教えてもらえますか? 今、日本の山は鹿害が酷いと聞きますが。

「人の立場で山を見ると、結局、鹿の害ってことになっちゃうんですよね。でも、それを僕らがどうとらえた方がいいのかは、誰もわからないし、考えていかなくちゃいけない問題だと思うんです。だって人が一番、山も自然も壊しているんだから。ソーラーパネルってどこまで山の中に作るんだろうと思う。自然を最も破壊している人は駆除できないけど、鹿は駆除できる。それってフェアじゃないって感じしませんか?だから、すごく難しい問題なんですけど、鹿の増加が生態系を変化させているっていうのは間違いない。

僕も先日、長野の山を見にいきましたけど、そのとき、イギリスから留学していた人も参加していて、その人に言わせると、イギリスはもう山を全部削って畑にしちゃっている。でも、日本は恵まれていて、まだ国土の6割、7割が森であると。だから、鹿の増加に伴う変化って日本独自の問題なのかもしれないし、世界の人に共感してもらえないかもしれない。だからなおさら難しいんですよっていう。自分たちで考えていかなくちゃいけないし、答えはわからないけど、今、日本の山や森がどういうことになっているのかを知ることって絶対大事、本当に大事だと思います。

森というのは、人の寿命とは全然違うサイクルで生きているから、10年、20年のサイクルではなく、何百年単位でみないといけないじゃないですか。だから、現在の鹿の増加の問題が結果、良かったんじゃないか、それとも、森にとってはダメージだったじゃないか、その答えは何百年後かにわかってくる問題だったりする。そこまで難しい問題ですけど、でも今現在、鹿は駆除され続けているし、廃棄され続けている。産業廃棄物として焼却処分されていて、そこには環境コストの問題だったり、税金の投入だったり、会社のコストとして肉の値段に乗っかったりしている現状がある。有効利用できれば、廃棄のコストを省くことができるから、やれることはやったほうがいい。僕はそう思って活動しているだけです。

今、鹿の皮だけじゃなく、魚の皮もね、これ、すごく面白いんですけど、みんなでなめし始めているんですよ。こんな小っちゃい魚の皮をなめしたりして、一生懸命、環境コストをどう削減していくか、自然の命をどう有効活用できるか、考えている。まあ、皮で儲けることは難しいと思うんですけど、有効活動して、なおかつ使い捨てにならない、きちんと使ってもらえるようにすることが大事なんじゃないかなと考えています」

──momijiではそのあたりの提案をされていますね。

「いや、実際には大変です。正直、今はトマト農家の活動しか発信していないです。鹿の皮のことを説明するとなると、動物愛護の観点からの配慮もしなくちゃいけない部分があるので。

昔、膠という天然の接着剤を動物の皮から得ていて、その天然の接着剤は大昔から使われてきて、命を無駄にしていなかった。獲った皮は全部有効利用して、医療とか、接着剤とか、薬とかを製造していた。その状態に戻れば一番シンプルなんですよね。無駄に捨てちゃって地球に負荷をかけている。そういうところをみんなで一緒に考えていければいいなと思います」

川っぺりムコリッタ

荻上直子監督がNHKの「クローズアップ現代」の“ゼロ葬”についての特集(※「あなたの遺骨はどこへ~広がる“ゼロ葬”の衝撃~」2016年放映)を見て、どこにも行き場のない遺骨があることを知り、そこから発想を得て書いた同名小説の映画化。

刑務所で30歳を迎えた山田は、出所後、北陸のとある塩辛工場で働き始めることに。 川べりにあるムコリッタという名のアパートで暮らし始めた彼は、ある日、役所から、顔も覚えてもいない父親が孤独死をした連絡を受け、遺骨の受け取りを促されるが……。生きる意味を見出せずにいる山田に何かとちょっかいを出してくる隣人の島田ほか、ハイツムコリッタの個性豊かな住民たちが緩やかに山田を見守る姿を優しく描く。

脚本・監督:荻上直子

出演:松山ケンイチ

ムロツヨシ 満島ひかり

江口のりこ 黒田大輔 知久寿焼 北村光授 松島羽那

柄本 佑 田中美佐子 / 薬師丸ひろ子

笹野高史 / 緒形直人

吉岡秀隆

2021年製作/120分/日本

配給/KADOKAWA

© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

 

★9月16日(金)より角川シネマ有楽町他、全国にてロードショー公開

『川っぺりムコリッタ』公式サイト

撮影/菅原有希子

ヘア&メイク/勇見勝彦(THYMON Inc.)

スタイリスト/五十嵐 堂寿 

シャツ¥93500、パンツ¥159500、靴¥107800(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン☎︎03-5276-8300

※全て税込価格

金原由佳 Yuka Kimbara

映画ジャーナリスト

兵庫県神戸市出身。関西学院大学卒業後、一般企業を経て映画業界に。約30年で1000人以上の映画監督や映画俳優のインタビューを実施。映画誌、劇場パンフレット、新聞などで映画評を執筆。著書に『ブロークン・ガール 美しくこわすガールたち』、共著に『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』。映画祭の審査員、トークイベントなど講演・司会も多数。

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