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LIFE

顔を見れば「メンタルを病まないSNSとの付き合い方」がわかる【佐藤ブゾン貴子さんの顔診断】

  • 佐藤ブゾン貴子

2022.08.10

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「相貌(そうぼう)心理学」とは、フランス発祥の「顔」からパーソナリティーがわかる心理学。輪郭・パーツ・肉付き・左右の非対称・顔のゾーン等を分析し、相手および自分自身を理解するアプローチです。世界で16人、日本人初の相貌心理学スペシャリスト・佐藤ブゾン貴子さんが相談者の「顔」を分析し、解決に向けたアドバイスと前進する勇気をくれる連載です。今月は「SNS」に関するお悩みを、ブゾン先生がズバリ解決します! 今回の相談者はLEE100人隊トップブロガーのnahoさんです。

LEE100人隊TBnahoさん 佐藤ブゾン貴子さん

リアル知り合いにもフォローされているInstagramの投稿が停滞気味

nahoさん(以下naho):LEE100人隊のブログ以外に、個人でInstagramのアカウントも持っています。情報発信するのは比較的好きなんですが、Instagramの方は更新頻度やモチベーションに波があって。リアル知り合いにもフォローされているので、見られても大丈夫な内容を投稿するようにしているのですが、そうなると結果的に表面的なことしか投稿できなくて……正直最近停滞気味です。精神状態によっては、他人のキラキラした投稿が気になったりして、モヤモヤしてしまうことも。そんな自分はそもそもSNSには向いてないのでは?とここ最近感じてしまっています。

佐藤ブゾン貴子さん(以下ブゾン):nahoさんは、感情ゾーン拡張タイプで頬骨が張っているので。承認欲求が強く負けず嫌い。SNSも承認欲求が満たされないと続けられません。周囲からの「凄い!」「いいなー」といった、承認欲求を満たす評価がもらえないと「私、これをやっている意味あるの?」となってしまう。横顔を見ると新幹線のような形状をしていて、常に変化を求める、裏を返すと飽きっぽい傾向が表れています。その上感情ゾーン拡張タイプなので、常に感情の動向が影響します。何事も楽しくないとダメ、テンションが下がるとやる気も失います。競争好きで負けず嫌いのnahoさんのテンションが最も上がるのは、一番になること。日本人は「他の人に負けたくない……」「一番になりたい!」などと発言することが憚られる傾向がありますが、努力によって他人より勝ることは、素晴らしいことだと私は思います。一番になることによって自信がつき、自分との信頼関係が築けますからね。富士額で物事を合理的に考えられる特徴が表れているので、見る人が役に立つような投稿や、競争欲求を意識したフォロワー数やいいね!の数を上げることにフォーカスして投稿をするのも一案。そうすれば、投稿が楽しくなってくるはず。そもそもSNSの向き不向き以前に、何を投稿したいのかが明確になっていないのでは? 今、何かやりたいことはあるんですか?

LEE100人隊TBnahoさん

nahoさんは、感情ゾーン拡張で頬骨が張っていてるタイプ。承認欲求が強く負けず嫌いなので、SNSも承認欲求が満たされないと続けられません。富士額で物事を合理的に考えられる特徴が表れています。

仕事の悩みも重なり負のループにハマり、投稿も途絶えがちに……

naho:お菓子作りや料理が好きで。今は企業勤めで全然現実的じゃないんですけど、アルバイトでもパートでも、お菓子にまつわる仕事をしてみたいな、と考えることはあります。もうすぐ40歳なので年齢的にも、経験を積むなら早くしないと、という焦りもあって。もうちょっと自分が興味があったり、今後の人生にプラスになるような仕事をしたほうが良いんじゃないか、って。でも組織の中にいれば金銭的な安定は確保できるし、パート等で同じだけ稼ごうとすると体力使うだろうから今のままでもいいのかな、とも思ったり。

ブゾン:顎周りの活動ゾーンがしっかりしていて現実との接点がしっかりとあり、手先が器用なので、料理を教えたりするのは向いていますよ。まずは料理教室のアシスタントとかしてみてはどうでしょうか? 正面から顔を見ると耳が見えるので独立心旺盛だし、顎先もしっかりしていて野心もあり、起業向きの顔タイプです。負けず嫌いで競争好きだし、目尻が上がって頬の肉付きがプリッと張りがあるので、問題が生じても乗り越えることができます。このご時世、企業もどうなるかわからないし、独立起業もアリだと思いますよ。ただ、自分の考えに固執しやすい傾向が。何かひとつ「これ!」と思ったことがあると、そこだけにのめり込みがち。と同時に、一度「あ、これもう嫌だ……」となると興味が一切なくなってしまう。両極端で真ん中、グレーがなく白黒はっきりしている。だからこそ、何かやろうとしたらそこに向かって猛突進できるし、負けず嫌いさが、問題や困難にぶつかっても乗り越えるモチベーションの源にもなるのです。だから心に「これ!」と思うことがあるなら、それをやった方が良い。ただ、両極端がゆえに、寛容性や柔軟性を失いがちなのでそこは気を付けて。

LEE100人隊nahoさん

nahoさんの横顔を見ると新幹線のような形状をしていて、常に変化を求める、裏を返すと飽きっぽい傾向が表れています。顎周りの活動ゾーンがしっかりしていて現実との接点がしっかりとあり、手先が器用なことがわかります。

naho:仰るとおり、一度ハマるととことん突き詰めるタイプだけど、飽きっぽくて(笑)。マイブームの期間は投稿するネタもあるし、皆からの反応もあるので楽しいんですけど、それが下火になると投稿も途絶えがちに。ここ数年、マイブームが来て去って、の繰り返しなのを自覚しています。そんな自分の特性を、「nahoちゃん、次はこれにハマるの?」ってわかってくれたのがLEE100人隊の仲間達。それを共有できたのがすごく嬉しくて。今、おそらく自分はマイブームが去ったところで、そこに更に仕事の悩みも重なって負のループにハマってしまい、投稿も途絶えがちになったのかも……。

他人のキラキラ投稿が気になるのは、自分がキラキラ投稿ができない状態だから

ブゾン:nahoさん、ご自分で気づいていないだろうけど、仕事のことを話すと口が曲がるんですよ。でも自分のやりたい料理のことを話すときは、口が曲がらない。相貌心理学的観点から見ると、自分が言いたいことを上手く言えない、表現できないとき、人は口が曲がるんです。感情ゾーン拡張タイプで皆との繋がりを大切にするからこそ、仕事のことを考えてしまうのもわかるんですけど、人生まだまだ長いですし、自分自身にフォーカスして考えたら、やっぱり自分の思う道に進まれることをオススメします。他人のキラキラ投稿が気になるのも、自分自身がキラキラした投稿ができない状態だから。仕事を交通整理するしかないですね。新幹線タイプの横顔のnahoさんは短いスパンで常に目標設定をしないと、途中で飽きてしまって進むべき道を見失ってしまいがち。だからいつまでに資格を取る、その次はいつまでに仕事を辞める、といった具合に明確な目標を立てたほうが良い。でないと、持ち前の競争心が発揮できません。

佐藤ブゾン貴子さん

naho:そうですね、実行するかどうかは別として、ひとまず会社にいてもお菓子作りや料理に関連した勉強はいくらでもできると思うので。今もフードコーディネイターの勉強はしています。来年にはいちばん下の子どもも小学校に上がるので、送り迎えの負担も減って、これまでよりも自分の時間が確保できそうですし。今日お話しを伺っていて、やっぱり目標設定って大事なんだなって改めて気づきました。子どもの頃にバレエを習っていて、大人になってから再開したんですけど、年末に発表会があるんです。舞台に立つなんて10年以上ぶりなんですけど、そこに出るという目標ができたことで、モチベーションが上がったんです。発表会に出るならダイエットしないといけないんですけど、お菓子作りが好きなので……(笑)。



無理に楽しいことを作るのではなく、自分が楽しいと思えることをキャッチして発信を

ブゾン:情報のキャッチ力が強くて集中力も高いから次は何が流行るかを探りつつ、お給料を貰いながら資格の勉強をして、来たるべきときのために準備するのが良いのでは(笑)。富士額で合理的に物事をこなすのが得意だから、簡単に作れる糖質制限レシピ等のお菓子を作ってInstagramで発信してみては? 需要も多いと思いますよ。nahoさんは輪郭どっしりのディラテタイプで体力が豊富、その上輪郭に対して口が小さいので体力を調整して使えるけどストレスを溜めがち。体力を発散しないと、思考も澱んでしまいます。体力を使うバレエはとても向いています。バレエについてはInstagramで発信してるのですか?

LEE100人隊TBnahoさん

naho:昔から富士額ってよく言われてたんですけど、富士額ってそんなに物語るものがあったんですね(笑)。バレエについてはInstagramには上げてなくて。バレエを長年やっていますがあまり自信もないので。

ブゾン:多分、自分が「楽しい!」思って頑張っていることって、皆も「あ、頑張っているな」と思って見ると思うんですよね。だからバレエについてもぜひ発信してみては? 無理に楽しいことを作るんじゃなくて、自分が楽しいと思うことを日々の中でキャッチしていって、それらを発信していけば良いんじゃないかな。そしてSNSの発信についても、常に短いスパンの目標設定を明確に!

nahoさんアフタートーク

日常生活がバタバタしていた時期で趣味に費やす時間も少なくなったときに、ふとSNSへの関わり方を考え直してみたくて応募させていただきました。

相貌心理学の観点から自分の持ち味を指摘していただき、当てはまるものが多く驚きの連続。

特に、「目標に向かって進むことが向いているので、目標がないと迷走してしまう」というお話を頂いたことが印象的でした。

自分でもなんとなく認識はしていましたが、改めて指摘していただいたことで目標が必要なんだ!と前向きに捉えることができるようになりました。

SNSへの投稿も、自分なりの目標を定めて、引き続きマイペースに楽しんでいけたらよいなと思います。

また、仕事上でも悩み続けても良くない!とブゾン先生に背中を押していただいたような気持ちになり、業務の悩みを上司に相談して仕事に対して前向きに取り組めるようになりました。

LEE100人隊nahoさん 佐藤ブゾン貴子さん

“顔”で解決したい
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佐藤ブゾン貴子さんに、相貌心理学的観点から分析してほしいお悩みを募集中。以下のボタンから専用メールアドレス(bouzon@lee.hpplus.jp)宛にぜひリクエストを送ってくださいね。

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写真/山崎ユミ 取材・文/露木桃子

佐藤ブゾン貴子 Sato Bouzon Takako

相貌心理学スペシャリスト

相貌心理学スペシャリスト、1975年生まれ。アパレルの勉強のため渡ったフランスで相貌心理学に出会い、世界で16人、日本人初となる相貌心理学教授資格を取得する。帰国後は相貌心理学の顔分析を用いてセミナー、講演、メディア出演など、多角的に活躍。近著には『あなたの顔には99%理由がある』(河出書房新社)『ビジネスは顔が9割』(祥伝社)がある。問い合わせはhttp://a-cura.net/bouzon/まで。

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