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こだわりの「適サシ肉」と大正浪漫の雰囲気を堪能! 創業142年、浅草の老舗すき焼き店「ちんや」が再オープン!

2022.03.18

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“すき焼き”という、人々の思い出に結びつく料理の老舗「ちんや 浅草本店」

写真:浅草すき焼き店「ちんや」のすき焼きを専用鍋で作る様子

浅草寺雷門そばで国内外の人々に愛されてきた“すき焼き”の老舗「ちんや」。このたび、同じ浅草の隅田川・言問橋にほど近い新店舗に移転し、再オープン!

浅草という特別な地で、特別な“すき焼き”。家族のハレの日の思い出に。

写真:浅草すき焼き店「ちんや」のすき焼き。たっぷり卵にねぎとすき焼き肉が盛られた様子

メニューは「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」のコースがメイン。

味つけは控えめながら、ふっくら柔らかい肉から出る自然の甘みが口いっぱいに広がります。通常のすき焼き肉より厚さがあるのが特長。この厚さで牛肉が主張しすぎず、香りよく上品に口の中でとろけていくさまに驚きを隠しえません。

おじいさん、おばあさんから、子どもたちまで、すべての年代が美味しくいただけるお肉であること間違いなしです。

人々にこの感動をもたらす理由は、ちんやならではの『適サシ肉』!

ちんやの『適サシ肉』は他店では出会えない味

写真:浅草すき焼き店「ちんや」の皿に盛られた『適サシ肉』

室温でもとける上質な脂の和牛、すなわち贅沢にもゆっくりと育てた“メス牛”のみを使用。「和牛香」を引き出すというサシの入り方が細かい“小ザシ”や、敢えてのA4へのこだわり。

これらが融合して、赤身の旨味と脂の甘味のバランスのよさと、熟成による香り高さを誇る『適サシ肉』が生まれました。

「ちんや」がすき焼き専門店として名声を博してきたゆえんです。

『適サシ肉』とは?

写真:浅草すき焼き店「ちんや」の『適サシ肉』の商標登録証

A5がもてはやされる中、ちんやは敢えてA4にこだわっています。『適サシ肉』とは「適度な霜降肉」のことで、サシの入り方が過剰でないこと意味する「ちんや」による造語(商標登録済)です。

特筆すべきは、提供される牛肉は全て月齢30カ月まで肥育したメス牛であるということ。若い牛やオス牛では出せない肉質のよい牛を提供するためのこだわりです。室温でとける脂の融点が低いことが、質の良さを証明しています。

ゆったりと広い畳敷きの大広間。落ち着きのある空間。

写真:浅草すき焼き店「ちんや」のコース料理

大広間は畳の上にゆったりとした間隔でテーブルと椅子が並べられ、隣の席が気にならない配慮がなされています。

旧店舗の意匠をモダナイズしつつ継承しているとのことで、老舗の伝統を大切にする姿勢が感じられます。

家族や親しい方たちと浅草観光をした後に、ゆっくりと訪れたいお店です。

大正浪漫の世界へタイムスリップ!

写真:浅草すき焼き店「ちんや」のインテリア

個室やエントランスからの階段スペースなどのインテリアは、鬼滅の刃の時代を彷彿とさせる大正浪漫風。

写真:浅草すき焼き店「ちんや」の個室

「待乳山」と「猿若」という浅草の地名を冠した2つのモダンな洋個室と、「象潟」という堀座卓の和個室が、それぞれ個性的な表情を漂わせています。

いずれの部屋も旧店舗から引き継いだ歴史ある絵画が飾られています。



グランドオープンは、3月18日(金)

再オープンの日は 3月18日、浅草の誕生日とも言うべき浅草寺の御本尊が示現された日。浅草を代表する老舗の門出にふさわしい日です。

写真:浅草すき焼き店「ちんや」の建物。手前入り口は精肉店。奥が浅草本店の入り口

新店舗は1階に個別のエントランスで精肉店を併設。

写真:浅草すき焼き店「ちんや」のエントランス

同じく 1階、江戸通り沿いの入り口が「ちんや 浅草本店」の正面玄関です。エントランスホールで靴を脱いで、趣のある階段で2階へ上がると大正浪漫の世界が広がります(エレベーターあり)。

日本を代表するすき焼き店の伝統の味が、あなたの街にも

写真:浅草すき焼き店「ちんや」の新オーナーと旧店主

「ちんや」旧店主 6代目 住吉史彦 氏(右)と株式会社WDI代表取締役 清水 謙 氏(左)。「ハードロックカフェ」や「サラベス」、「ウルフギャング・ステーキハウス」など海外の味を日本に紹介してきたWDI。今度は日本の老舗を守りその良さを世界に発信していきたいという夢も。今後の海外出店にも期待!

再オープンにあたり、料理長をはじめとするスタッフたちも引き続き「ちんや」の伝統の味とサービスを守ることに。まずは東京近郊から国内に店舗を増やしていくとのことなので、みなさんの街に「ちんや」がオープンする日も夢ではないかもしれません。

「ちんや 浅草本店」概要

開店日 2022年3月18日(金)
住所 東京都台東区花川戸2-16-1
東京メトロ 銀座線 浅草駅 7番出口駅より徒歩8分
営業時間 月~金曜 11:00~15:00、16:30~22:00
土曜・日曜・祝日 11:00~22:00
精肉店 10:30~19:30
電話番号 03-3841-0010
客席数 74席(内、10名様・8名様・8名様収容の個室3部屋)
客単価 昼3,400円/夜:12,800円
お品書き すき焼きコース3種
(黒船コース15,800円/蒸気車コース12,800円/駅馬車コース10,800円)
すき焼き単品3種
(桐11,800円/楓8,800円/椿6,800円)
しゃぶしゃぶコース3種
(議事堂コース15,800円/停車場コース12,800円/商館コース10,800円)
しゃぶしゃぶ単品3種
(蘭11,800円/菊8,800円/萩6,800円)
※税込、すべておひとり様分。

公式ウェブサイト


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