最近、機能的なシャワーヘッドが次々に登場し、なんだか気になる…と思っている方も多いのではないでしょうか。毎日のバスタイムが楽しくなったり、美肌や美髪をかなえてくれるとしたらうれしいですよね。今回は、昨年12月から予約販売が開始され、いよいよ4月から本格的に展開が始まるLIXILの泡シャワー「KINUAMI U」と、わが家でもこの冬から使い始めたリファの「ファインバブルS」をご紹介したいと思います。
「神原サリーの愛しの家電語り」
注目の新作から、長年使い続ける名品まで。家電ライフスタイルプロデューサーとして活躍する神原サリーさんが、本気でオススメの”愛用家電”だけをご紹介!バックナンバーはこちら
シャワーヘッドから濃厚な絹泡が出てくる驚きの「KINUAMI U」
LIXILの「KINUAMI U」は、スイッチ1つでシャワーヘッドから出るお湯を濃密な絹泡に切り替えることができる夢のようなシャワー。シャワーヘッドから泡が出てくるっていったいどんな感じなのだろうと思っていたところ、LIXILさんから1週間ほどお借りすることができたので、さっそくわが家のお風呂に取り付けてみました。約3.3㎏の丸みのある本体の裏側はマグネット仕様。一般的な住宅のユニットバスは壁の内側に鋼板が埋め込まれているので、マグネットで簡単に好きな場所へ取り付けられます。この製品本体と水栓金具を接続することで、面倒な工事などは不要で“後付け”が可能。わが家では水栓とつなぐ給水ホースは自宅のものをそのまま使いましたが、専用のシャワーヘッドとつなぐ吐水ホースと同素材の白い給水ホースも同梱されています。
泡を生成する動力(コンプレッサー)のための専用電池パックを充電したら、本体にセットし、専用のボディーソープを本体上部の注ぎ口から入れたら準備完了。本体のハンドル部が泡シャワーのスイッチになっていて、普通のシャワーの時にはハンドルを上にして使います。泡シャワーにするときにはこのハンドルを倒せばOK。
びっくりするほどスピーディーに濃厚な泡が出てきて、あっという間に全身が温かな泡で包まれるという初めての体験に思わず声が出てしまうほど!
使えるのはKINUAMI専用のボディーソープだけですが、3種類のヒアルロン酸、モモの葉エキス等の保湿成分が配合されているので肌にやさしく、スキンケアもできるのがいいところ。独自開発された泡生成技術によって発泡倍率を約11倍にまで高めて制御、手では泡立てることのできない高密度な泡が体を包んでくれます。
泡をそのまま滑らせるようにして洗うだけでOKなので、肌に負担がかからないし、何より超時短に。LIXILいわく「泡浴」という新しい入浴方法の提案というのも、なるほどなと思います。
もこもこの泡が楽しいから、お風呂嫌いのお子さんもきっと好きになるはず!
わが家の2人の息子たちもそうでしたが、小さい子って案外お風呂が苦手というかお風呂嫌いだったりしますよね。2人をお風呂に入れるだけで体力を使って、毎日大変だったのを思い出します。
でも、この「KINUAMI U」の泡シャワーがあったら、もこもこの泡が楽しくてこれ、お風呂嫌いのお子さんでもお風呂時間が楽しみになること請け合いです。案外、パパも楽しくなってお子さんと率先してお風呂に入ってくれるようになるかもしれませんね。私はカエルのぬいぐるみを幼子に見立てて、泡シャワーで洗ってみましたが、みるみるうちに絹泡に包まれて泡だらけになる様子が可愛らしくて、お風呂場でキャッキャとはしゃいでしまいました。
泡に包まれたら、自分でやさしく体をなで洗いして、普通のシャワーできれいに流せばいいのですから、タオルに石けんをつけて泡立てて、子どもの体を洗って…という手間も不要。先ほども書いたように、超時短になります。
欲を言えば、ボディーソープの香りがかなり穏やかなので、好みに応じて何種類か選べるようになるといいなと思います。でも、きっとこれから増えていくのではないでしょうか。
2種類の細かい泡で美肌&美髪をかなえるリファのシャワーヘッド
わが家で年明けから使い始めているのが、「リファ ファインバブル S」。日本発祥の技術、ウルトラファインバブルとマイクロバブルという、2つの泡で肌本来の美しさを引き出すのが特徴です。ヘッド部分にある切替ボタンを押すと4つのシャワーモードへの切り替えができ、好みや使うシーンに合わせて水流を変えて使えます。
たとえばジェットモードでシャンプー時に使うと、ウルトラファインバブルが毛穴の奥まで入り込んで汚れを取りのぞき、マイクロバブルが毛穴につまった大きな汚れを浮かせて取りのぞいてくれるので、頭皮の汚れがすっきり落ちて本当に気持ちがいいのです。
洗顔後にシャワーですすぐのは通常はNGと言われていますが、ファインバブルのシャワーヘッドのミストモードなら大丈夫。ふんわりと包み込むような水流で、顔など刺激を避けたい敏感な肌にぴったり。
そのほか、ストレートモードにしたシャワーヘッドを浴槽に入れると、ウルトラファインバブルとマイクロバブルが全身の肌をやわらかく包みこみ、なめらかな肌ざわりのシルキーバスになるという使い方も。
わが家では入浴剤を使っているので、あまりシルキーバスにはしていませんが、普通にリファのシャワーヘッドを使っているだけで肌の水分量があがったようで、冬場にありがちな肌のかゆみがなく過ごせたのはうれしいことでした。
注目のシャワーヘッドで上質なおうち時間を
いずれも安価なものではありませんが、取り付けも難しくないので、上質なおうち時間のためにも導入を検討してみる価値はありかなと思います。皆さんのお風呂タイムが素敵になりますように!
DATA
- ブランド:LIXIL ※製造/販売は子会社のNITTO CERA
- 商品名:泡シャワー「KINUAMI U(絹浴み[結])」
- ブランド:MTG
- 商品名:「リファ ファインバブル S」
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