【セントジェームス永遠の3大名品】「ナヴァル」「モーレ」「ウェッソン」元祖フレンチボーダーの成り立ちや魅力を研究
2022.02.14

ボーダーのルーツは、バスク地方で漁師や船乗りたちが着用していたバスクシャツ。今でも、フランス発の3大老舗ブランド「セント ジェームス」「ルミノア」「オーシバル」はその代名詞です。
今回はその中から「セント ジェームス」を深掘り。ブランドの成り立ちや定番名品、シーズンカラーをご紹介します!
SAINT JAMES
【セント ジェームス】
100年以上の伝統を誇るフレンチボーダーの元祖
フランス北部・ノルマンディー地方にあるセントジェームス市。その町の名を冠し1889年に設立されたのが、今では誰もが知るブランドの始まりです。
当初は主に、モン・サンミッシェルで育った羊からとれる良質な羊毛で、地元の漁師や船乗りたちの仕事着であるマリンセーターを製作。
その伝統は100年以上たった今でも受け継がれ、上質な素材を厳選し、伝統的な手法と近代的な管理システムのもと、世界中の人々を魅了する名品が作られています。
セント ジェームスを代表する3大ユニセックスボーダー

#01
OUESSANT 【ウェッソン】

¥11880/セント ジェームス代官山店(セント ジェームス)
漁師が着ていたマリンセーターを原型に作られた、ブランドを代表する定番中の定番。目のしっかり詰まった厚みのある素材が特徴。洗いをかけるごとに増す独特の風合いも、ウェッソンを着る楽しみのひとつ。
■Price: ¥11880(T7は¥12100)
■Size: T0,T1,T3,T4,T5,T6(写真はT6。一部のカラーはT7まであり)
■Color: 定番色からシーズン色まで数多く揃う(写真は2022SSのシーズン色、NEIGE/DRAGEE)
#02
MORLAIX 【モーレ】

¥9350/セント ジェームス代官山店(セント ジェームス)
ウェッソンと同型デザインと、肌ざわり抜群の薄手素材を採用した人気定番。吸水性に優れているため、長袖シーズンはもちろん、夏も快適に着られる一枚に。ボトムにインしやすく、スカート派からの支持も厚い。
■Price: ¥9350
■Size: T0,T1,T3,T4,T5,T6(写真はT6)
■Color: 全9色展開(写真はNEIGE/NOIR)
#03
NAVAL 【ナヴァル】

¥14850/セント ジェームス代官山店(セント ジェームス)
仏海軍の制服であったことから命名された定番ボーダー。素材の厚みはウェッソンとモーレの中間くらい。胸元、肩口、裾に無地デザインを施すことですっきりとした印象に。インナーを合わせやすく重ね着向き。
■Price: ¥14850(T7は¥15400)
■Size: T0,T1,T3,T4,T5,T6,T7(写真はT4)
■Color: 全4色展開(写真はNEIGE/GITANE)
他にも「『ボーダー』と『デニム』で毎日コーデを更新」を公開中!
次回は、「『ボーダーブランド研究』ルミノア編」をご紹介。
撮影/魚地武大(TENT) スタイリスト/徳永千夏 取材・文/磯部安伽
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年2/7発売LEE3月号現在)です。
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