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歩粉ほこ』磯谷仁美さんの新連載が始まりました! 人気店のお菓子の味を、手軽に再現できるレシピでお届け

  • 磯谷仁美

2022.01.01

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お菓子好きの間で大人気のカフェ『歩粉ほこ』を営む、磯谷仁美さんによる新連載がスタート!

シンプルで素朴ながら、素材の風味をしっかり感じられる『歩粉ほこ』のスイーツは、コロナ禍中に始めたお菓子セットの通販でも争奪戦になるほどのおいしさ。

そのお店の“やさしい”味わいを、おうちでも再現できる“やさしい”レシピで毎月1つ提案していただきます。

はじめまして、歩粉の磯谷仁美と申します。東京の恵比寿で2015年まで9年ほど、そして京都で2018年からデザートを召し上がっていただくカフェを営んでいます。

お菓子が大好き、カフェが大好き。そんな気持ちが10代の頃からずっと変わらない私は、とにかくいろいろ食べたい派。歩粉では、盛り合わせのスタイルでデザートを楽しんでいただいております。

世の中にはおいしいお菓子がた〜くさんありますが、お菓子を作ってみるといろんな楽しい発見があると思います。私もお菓子のことをまだまだ深めていきたく、この連載を通して皆さんと“おいしい・楽しい”を共有できたら!と思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

『歩粉』ってどんなお店?

歩粉(ほこ)

現在は京都・大徳寺そばにお店を構えるカフェ『歩粉』。倉庫として使われていた古い建物に、磯谷さんみずからペンキを塗ったという弁柄色(赤茶色)の外壁が目印です。

歩粉(ほこ)

実は2015年2月まで、お店は東京・恵比寿にありました。
スイーツ好きから圧倒的な支持を集めるも、借りていた建物が取り壊されるという都合で閉店。

その後磯谷さんは、暮らしてみたいと憧れていたアメリカのオレゴン州ポートランドへ、直感を頼りに渡米。
「英語のレシピを読めるようになれば、もっとお菓子作りの幅が広がるかも」と語学学校に通い始めました。
ところが、偶然が重なり、カリフォルニア州バークレーにある伝説的なレストラン「シェパニーズ」でインターンシップを経験できることに。
1年のインターンののちも、現地のスイーツを毎日味わい、結果的にアメリカンベイキングを学ぶ期間になりました。

そして帰国後、2018年に現店舗をオープン。

歩粉(ほこ)

『歩粉』というお店の名前は、「食べた人が“前を向いて歩いていこう”と思えるようなおいしいものを、粉や素材の味を生かして生み出せたらいいな」という想いから名付けたそう。

歩粉(ほこ)

店内も「ほこ」という響きがしっくりくる、ほっこりとした雰囲気。アンティークの木のテーブルや椅子が並ぶ心落ち着く空間で、デザートとお茶をゆっくりいただけます。

歩粉(ほこ)

 

DATA

  • 住所:京都市北区紫竹西南町18番地
  • 営業日:木・金・土・日曜日
  • 営業時間:10:00〜18:00(ラストオーダー17:00)
  • TEL:075・495・7305
  • ※営業日、営業時間は現在イレギュラーになっているため、必ず歩粉のホームページ「News」https://www.hocoweb.com/news もしくはインスタグラム(@hoco_hitomi)を確認してご来店ください。

『歩粉』の味を、おうちでも作りやすいレシピで再現!

『歩粉』のお菓子やデザートは、シンプルで素朴ながら、素材本来の風味が力強く感じられると評判。
LEEwebでの連載では、そのお店の味わいを再現できると同時に、家庭でも作りやすいよう材料や工程を、できる限りシンプルにアレンジしたレシピをご提案いただきます。

ちなみにお店での定番メニューは、歩粉の代名詞と言えるスコーン、豆乳くず餅、季節のケーキなどがワンプレートに盛られ、紅茶かコーヒーと一緒にいただける「デザートセット」。

歩粉(ほこ)

店頭では持ち帰り用のお菓子も購入できるほか、京都へ足を運べないけれど食べてみたいという方などに向け、月に1回のペースで「歩粉ギフトBOX」の通信販売も行っています。

歩粉(ほこ)

連載のレシピをマスターしていけば、おうちでも『歩粉』のようなデザートセットを自作できるようになるはず。
焼き菓子をラッピングして、手土産として贈るのもいいですね。

更新は毎月1日を予定。ぜひこれからの連載をお楽しみに!



歩粉・磯谷仁美さんのレシピをCheck!


撮影/津久井 珠美

磯谷仁美 Hitomi Isotani

「歩粉(hoco)」店主

おいしい焼き菓子やデザートと、ぬくもりのある空間が大人気のカフェ『歩粉』の店主。2015年2月まで東京・恵比寿で、スイーツ好きから圧倒的な支持を集めるも、建物の都合で閉店。その後、渡米。偶然が重なり「シェパニーズ」でインターンシップを経験するなど、アメリカンベイキングを学ぶことに。帰国後、2018年に京都・大徳寺そばに現店舗をオープン。著書に『歩粉のお菓子』(文化出版局)、『歩粉のポートランド&バークレー案内』(誠文堂新光社)、『朝食おやつ』(文化出版局)など。

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