一家に一台が当たり前になりつつある電気ケトルですが、最近の人気は使う用途に合わせて温度調節ができるタイプ。コーヒー好きの方には、ハンドドリップがしやすい注ぎ口の細いタイプが好まれているようです。そんな中で、この秋に新しい切り口の電気ケトルを発売したのは、電気ケトルの代名詞ともなっているティファール。今回ご紹介する「テイエール1.5L」は、耐熱ガラスを採用していて、お湯が沸くのが目で見えるだけでなく、茶こし付きでお茶や紅茶を淹れたり、最大10分間の煮出し機能まで。たっぷりサイズなのでパスタを茹でるときなどにも便利に使える優れモノなのです。
耐熱強化ガラス製で中が見える、たっぷりサイズの電気ケトル
![ティファール「テイエール 1.5L」15,812円(メーカーオンラインショップ価格)](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/1.jpg)
ティファール「テイエール 1.5L」15,812円(メーカーオンラインショップ価格)
フランスで誕生してから今年で65年になるティファールは、世界で初めて「こびりつきにくいフッ素樹脂加工のフライパン」を発売した調理器具のブランド。“取っ手が取れる”シリーズなども有名ですよね。その後、調理家電やアイロンなどの小型家電も扱うようになり、今では世界約150か国で展開しています。
そんなティファールですが、日本ではフライパン以上に知られているのが電気ケトルかもしれません。今では使う人や用途に合わせて、容量や保温の有無、デザインや温度調節機能、倒してもこぼれにくい…など数多くの種類をラインアップしています。もう新しい切り口の電気ケトルは登場しないのではないかしらと思っていたら、この秋、「テイエール」という名前のこれまでにない一台が発売されました。
“テイエール”とは、フランス語でティーポットを意味するとのこと。お湯を沸かすだけでなく、お湯を沸かした後、ティーポットのように緑茶や紅茶をそのまま淹れることができることから名付けられたのだそうです。
![お湯がポコポコ沸く様子が見えるのが楽しい](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/2.jpg)
お湯がポコポコ沸く様子が見えるのが楽しい
割れにくい耐熱強化ガラス(耐熱温度 170℃)を採用していて、中が見えるので湯量がわかりやすく、食材を入れてもにおい移りがしにくくなっているのが特徴。お湯がポコポコと沸く様子が見えるのがいいんですよね。
最大1.5Lまでお湯が沸かせるのでパスタを茹でたいときや、複数でカップラーメンを食べたいというときにも大活躍! タッチパネル式の電源プレートで、7段階(60、70、80、85、90、95、100℃)の温度設定ができ、好みの温度に設定してお湯を沸かした後は、5~60分間まで5分単位で保温ができます。
80℃で沸かしたお湯で緑茶、100℃で沸かしたお湯でほうじ茶…というようにお湯の温度を調節しながら、おいしいお茶をたっぷり飲めるのは便利だなと思います。
果実味あふれるフルーツティーで幸せなお茶の時間を
![紅茶とフルーツで作る「フルーツティー」は、準備の過程も心躍る時間です](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/3.jpg)
紅茶とフルーツで作る「フルーツティー」は、準備の過程も心躍る時間です
テイエールには「おうちで楽しむ12種類のティーレシピ」というレシピブックが付属しているのですが、中でも目を引くのがオレンジやリンゴなどのフルーツを入れたフルーツティーです。ちょうど頂き物のリンゴとオレンジ(紅まどんな)があったので、さっそく作ってみることにしました。
作り方は簡単。4人分で水650mlを本体に入れて90℃に設定して加熱します。沸いたら、茶こしをセットしてアールグレイの茶葉を8g入れ、2分間蒸らします。茶こしを取り出し、いちょう切りにしたフルーツを入れて、10分間煮出しから出来上がり!
![90℃のお湯に、アールグレイの茶葉を茶こしに入れてケトルへ差し込み、2分間抽出します](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/4.jpg)
90℃のお湯に、アールグレイの茶葉を茶こしに入れてケトルへ差し込み、2分間抽出します
![茶こしを取り出した後、いちょう切りにしたリンゴとオレンジを投入!](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/5.jpg)
茶こしを取り出した後、いちょう切りにしたリンゴとオレンジを投入!
![「煮出し」モードで10分間加熱します](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/6.jpg)
「煮出し」モードで10分間加熱します
付属のレシピでは、キウイフルーツやパインも入れていますが、今回は割愛(あるもので作らないとハードルが上がりますものね!)。リンゴと紅まどんなをたっぷり入れて作ったので果実味があふれ、アールグレイならではの香りとも相まって何とも言えない優しい香りと甘みの幸せなお茶が出来上がりました。思いついて、ハチミツを入れたらさらに美味に。ビタミンもたっぷりで風邪のひき始めなどにもよさそうです。
![フルーツたっぷりでいい香り](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/7.jpg)
フルーツたっぷりでいい香り
![フルーツもカップに入れて召し上がれ♪](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/8.jpg)
フルーツもカップに入れて召し上がれ♪
茶こしが深いので洗いにくいかなと思ったら、なんと底が外れるようになっていて、びっくり。さすが、調理器具を作っているメーカーさんだけあって、よく考えられていますね。茶こしのホルダー部分もガラス製の本体から外せる仕様なので、オレンジの粒々などがはさまってもちゃんときれいに洗えます。
定番の麦茶も“ちょうどいい濃さ”で作れます
お子さんがいるご家庭では一年を通して冷蔵庫に常備していることも多い「麦茶」。水出しや“沸かしたお湯に入れて20分したら取り出す”など、作り方もいろいろですが、取り出すのを忘れて濃くなってしまったり、案外安定した味の麦茶を作るのって難しいように思います。
![茶こしに麦茶のパックを入れて100℃のお湯で10分間煮出せば、ちょうどいい濃さのむぐちゃの出来上がり](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/9.jpg)
茶こしに麦茶のパックを入れて100℃のお湯で10分間煮出せば、ちょうどいい濃さのむぐちゃの出来上がり
テイエールには前述のように煮出し機能があるので、100℃に設定して沸かしたお湯に麦茶を入れて10分間煮出すようにすると香ばしい麦茶が出来上がります。パック式なら茶こしに入れなくてもいいかとは思いましたが、すぐに取り出しやすいように茶こしを使ってみたら、やっぱりラク。お湯と麦茶のパック(または、はと麦や大麦)の量は好みに応じて適量を見つければ、あとは毎回その設定で作るだけ。冬場は温かい麦茶もおいしいですよね。
![冬は温かい麦茶もおいしいです](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/12/24/10-1.jpg)
冬は温かい麦茶もおいしいです
そのほか、漢方薬を煎じたり、お出汁を取るのにも便利なのではないでしょうか。ただし、チョコレートや牛乳、麺や卵などの食材の調理は厳禁とのことなので、その点は注意して使ってくださいね。
DATA
- ブランド:ティファール
- 商品名:「テイエール1.5L」
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「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
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