素敵な絵本に出会いました
上野の国際子ども図書館で素敵な本に出会いました。
これは私が生まれた年、1978年にスペインで書かれた本。
驚くべきは絵本の内容もそうなのですが、この本が書かれたのが40数年前ということ。
今、やっと私たちはこの本の内容について周りの人達と話したり、意見を交換しあったりするけど、一体この40年という月日の差は何なんだろう。
40年以上前に書かれたとは思えないイマドキな内容!
この本の新装版を刊行するに時に3名の作者を探したのだけど突き止められなかったそう。
そのくらいの年月が経っているというのに、なんてイマドキな内容なの!
男と女の違いって?
社会格差はどこから?
民主主義は誰のもの?
独裁政治とは?
読み聞かせがおすすめ
一瞬怯んでしまうような難しいテーマですが、読んでみると中身は絵本。
子供にもわかるように優しく短い言葉で詩みたいに綴られていて、絵本仕立てなのでイメージもしやすい。幼児にはまだ「?」な内容かもしれないけど、8歳の男子は興味深く聞いていました。途中、それって意味わからないし!とか、変なの!とかやいやいヤジを入れてきましたが、それは夢中になっている証拠。
この本は読み聞かせがおすすめです。
一度では理解できないだろうから、また機会ができたらゆっくり読み聞かせするつもりです。聞いてくれるかは別として(笑)
親子で意見が違うのも面白い
最後に、君はどう考えますか?という質問があるので、一緒に話し合ってみるのもいい。
私達親子はけっこう意見が違っていたりして、同じ環境で生活しているのに面白いなぁと思いました。
でも、自分はこう思う!とか、思わない!なぜなら……ってけっこう大事なこと。
たくさんの子供達が考えて自分の意見を持つ、言う、相手の意見も尊重する、そんなきっかけになったら良いなと思います。
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