突然ですが、家電メーカーの「TWINBIRD」(ツインバード)、皆さまはご存知でしょうか。また、どんなイメージをお持ちでしょうか?
私は、企業名こそ存じ上げていたものの「コードレススティック型クリーナーが有名だったような…?」という、失礼ながら漠然としたイメージでした。
今回、そのツインバードが、創業70周年を機に大胆なリブランディングを実施。
LEEでも大活躍中の料理研究家・和田明日香さんも登場されると聞き、発表会に参加してまいりました。
LEE世代の毎日を助けてくれる、新たな調理家電も発表。新生ツインバードの魅力をたっぷりレポートします!
ものづくりの街、新潟・燕三条の家電メーカー

新潟・燕三条地域の朝の風景
新潟県燕市に本社を置く、ツインバード工業株式会社。1951年にメッキ加工業として創業し、1984年頃から本格的に家電事業に参入しました。
社員は約300人。小回りが効くからこそ、時代のニーズに柔軟に対応し、これまでくつ乾燥機、酒燗器などのニッチな家電も世に送り出してきました。
日本屈指のものづくりの街・燕三条地域にあるという強みを生かし、周辺の企業や職人たちと協力して開発した製品もたくさん。
最近は厚生労働省からの依頼で、新型コロナウイルスワクチンの運搬庫「ディープフリーザー」も製造するなど、注目や信頼を集めています。
そんなツインバードが、創業70周年の2021年、知名度アップとさらなる飛躍を目指して行った今回のリブランディング。
企業ロゴを刷新し、2つのブランドライン「Takumi Premium」「Kando Simple」を新たにスタートさせました。
あの匠の技を、好きなだけ。「Takumi Premium」
「Takumi Premium」は、“匠の技を、おうちで好きなだけ味わう”ことを実現するブランド。近年の人気商品である、コーヒー界のレジェンド、カフェ・バッハの田口護氏が監修した「全自動コーヒーメーカー」が代表製品です。
燕三条の金属加工技術を活かしたミルを搭載し、お湯の温度は田口氏のおすすめでまろやかに仕上がる83℃、よりコーヒーの風味や苦みが感じられる90℃の2種類から選べるそう。
在宅ワークで毎日コーヒーを淹れる私。今はドリップパック派ですが、おうちで毎朝、手軽に匠の技を味わえるというのは大いに気になります。
クラフトマンシップが活きていることや、その道のプロのお墨付きを得ているという点が魅力ですね!
シンプルって、こんなに豊かだ。「Kando Simple」
もう1つの新ブランドは「Kando Simple」。本当に必要な機能と長く使える品質、タイムレスなデザインにこだわったベーシックラインです。
今回、このブランドの新製品として「スチームオーブンレンジ」を発表。
上下から吹き出すWスチームで、本格的なせいろ蒸しの仕上がりを再現することにこだわりました。

庫内からスチームが吹き出すと、思わず歓声が!
発表会には、アンバサダーに就任した料理研究家・和田明日香さんと、試食役として3時のヒロインの皆さんが登場。
「スチームオーブンレンジ」で作ったサラダチキン、魚蒸し、焼かない焼きそばを実食して、そのやわらかな仕上がりに絶賛の嵐でした!
和田さんは「低温調理ができるので、サラダチキンなら20分下味に漬けて、スチームオーブンレンジに入れ1時間半にセットするだけ。遊びに出かけている間に、どこで買うよりしっとりしたサラダチキンが自宅で作れます!」と太鼓判。
「ボタンがたくさんあると、どれを使ったら良いか分からないこともあるけれど、これは操作もシンプル。でも機能は十分で、毎日の料理を支えてくれます。子どもでも使いやすくて安全!」と語ってくれました。
実はわが家、私が大学入学時にひとり暮らしをするために買ったオーブンレンジを未だに使っており…。現役ではあるものの、時々反応が鈍いボタン、子どもも生まれ小さくなってきたサイズ感など限界を迎えつつあり、最近買い替えを検討しているのです。
しかし電器店へ行ってみても、自動調理機能が満載で「そこまでいらないかな…」と思ったり、デザインが好みと違ったりと、なかなか選びきれずにいました。
ツインバードの「スチームオーブンレンジ」でまず魅力的に感じたのが、このシンプルなデザイン!搭載機能が前面にびっしり印字されていることもなく、色も真っ白で、どんなキッチンにもすっと馴染んでくれますよね。
23ℓというコンパクトサイズで、家電が並びがちなキッチンで場所を取らないのもありがたいポイントです。
それでいて機能も十分というなら、とても頼もしい存在ではないでしょうか?
「スチームオーブンレンジ」、LEE世代のオススメの使い方は?

写真左下にあるのが、和田明日香さんによるオリジナルレシピブック!
開発担当の方に、「スチームオーブンレンジ」のLEE世代へのオススメの使い方を伺ってみました。
・蒸し器のように使えるので、離乳食用の野菜も、やわらかく野菜の味が濃く仕上がる
・コンパクトサイズだけれど、シフォンケーキも潰れずに焼けるくらいの十分な容量。子どもとのお菓子作りにもぴったり
・温度調節が難しい卵料理が得意で、温泉卵も一度にたくさん、簡単に作れる
・メイン料理はフライパンで、サブのおかずはスチームオーブンレンジでほったらかし調理、という使い方も◎
とのこと。自動調理機能はありませんが、「蒸す・低温調理・煮込む・揚げる」から調理方法モードを選び、時間設定をすれば作れるメニューは無限大。さまざまなレシピ本に記載されている調理時間などを参考にすればOKです。
もちろん「あたため・解凍・飲みもの・冷凍食品」のオートモードは搭載。
簡単レンジ調理をしたい時も、スチームでじっくり仕上げたい時も活躍してくれそうですね!
発売は2022年1月14日。2021年11月25日より、ツインバードECサイトにて先行予約受付を開始します。
アンバサダーの和田さんは、販売店などで手に入るオリジナルレシピブックや、WEB&動画コンテンツでご活躍予定。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
一人ひとりの暮らしを豊かにする、「心にささる」家電を

(写真左)代表取締役社長・野水重明氏、(右)マーケティング本部長/ブランド戦略部長・浅見孝幸氏
今後、「Takumi Premium」と「Kando Simple」の2ブランドで全ての商品を展開していくというツインバード。
社員300人の会社だからこそ、ユーザー一人ひとりの声に耳を傾け、心の奥底まで届くものづくりを目指すという心意気を込めた「心にささるものだけを。」というブランドプロミスも発表されました。
新潟・燕三条に根ざすクラフトマンシップとともに、新たなブランドラインという強みを携えたツインバード。
私たちの暮らしを豊かにする家電を今後も届けてくれることに、ぜひ期待したいと思います!
ツインバード 公式HP
この連載コラムの新着記事
-
【無印良品】プロムジラーがリアルに愛用する花粉症セルフケアグッズ【新作サングラス、細軸綿棒、甘酒…】
2025.04.10
-
話題沸騰中!モダンなデザインが光る「JNBY HOME」のホームウェアで毎日をちょっと特別に
2025.03.28
-
【横浜アンパンマンこどもミュージアム】特別エリア「しってる? やなせさん と アンパンマン」に行ってきた!原画、絵本、催事…親子で楽しめる!
2025.03.27
-
【2025春】プロムジラーが無印良品週間で買ったもの、一挙掲載!
2025.03.26
-
「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」をイチ早くレポ!ヨシタケさんご本人もおすすめする見どころを”たっぷり”ご紹介
2025.03.24

福島綾香 Ayaka Fukushima
ライター
宮城県仙台市出身。夫、息子(2018年9月生まれ)、娘(2023年11月生まれ)と4人暮らし。これまでフリーペーパー、旅行情報誌などの編集を経験。趣味は食べること、旅行、読書、Jリーグ観戦。