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【佐藤ブゾン貴子さんの顔診断】「ボランティア活動はやめたほうがいい」顔タイプとは?

  • 佐藤ブゾン貴子

2021.11.17

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「相貌(そうぼう)心理学」とは、フランス発祥の「顔」からパーソナリティーがわかる心理学。輪郭・パーツ・肉付き・左右の非対称・顔のゾーン等を分析し、相手および自分自身を理解するアプローチです。世界で15人、日本人初の相貌心理学教授・佐藤ブゾン貴子さんが、悩めるLEE100人隊の「顔」を分析、解決に向けた助言と前進する勇気をくれる連載です。先週に引き続き、「ダイエット」についてのお悩みを中心に、ブゾン先生がズバリ解決します!
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佐藤ブゾン貴子さん mieさん

ダイエットが最早日常に。誘惑に負けてしまいがち

mieさん(以下mie):LEE100人隊としてダイエット企画に参加したのをきっかけに、カレンダーに毎日体重を記録し続けているぐらい、ダイエットが日常になっています。むしろ日常になり過ぎてしまい、年齢とともに誘惑に負けてしまいがちに……。20代の頃は外見重視でしたが、今年に入って体調を崩し(既に快復)、それ以来健康面も考慮するようになりました。

佐藤ブゾン貴子さん(以下ブゾン):mieさんの横顔を見ると、耳が斜めについていますね。ブレーキよりもアクセルの方が強く、マンネリを嫌い常に変化を求めることの表れです。私から見るとmieさんはダイエットをする必要があるように見えませんが(笑)、短いスパンのカリキュラムを組んだ方が良いでしょう。ダイエットに限らず、今後の将来設計など、全てにおいて短いスパンを心がけて。誘惑に負けてしまうと仰ってましたが、そうではなくて、飽きちゃうんです!

mieさん

mieさんは横顔が「く」の字のような形状で、負けず嫌いで競争好き、何事も1番になるのが好きなことが分かります。耳が斜めについていて、ブレーキよりもアクセルの方が強く、マンネリを嫌い常に変化を求める傾向があります。

mie:確かにそうですね。LEEの企画で撮影があるとそれに向けて、それまでサボってた肌のお手入れをしよう!となったり(笑)。

ダイエットは短いスパン+競争的要素を取り入れて

ブゾン:mieさんは鼻筋が若干利き手側の右の方を向いていますね。意識が現在や未来に向いていることの表れです。問題=病気に立ち向かったこと、モチベーションの高さを表しています。横顔を見ると「く」の字のような形状で、負けず嫌いで競争好き、何事も1番になるのが好きなことが表れています。ダイエットにも誰かと対決など、競争的、ゲーム的な要素を取り入れると良いですよ。短いスパン+競争的要素で!

mieさん

mieさんは鼻筋が若干利き手側の右の方を向いています。意識が現在や未来に向いていることの表れです。感情ゾーン拡張タイプで、輪郭細めエネルギー量少なめのレトラクテ。ですが輪郭に対して口が小さいので、エネルギー量を調節しながら使えます。

mie:それ、納得です。マラソン大会を目標に走っていたのですが、コロナで大会がなくなってしまい、モチベーションが下がってしまい走らなくなってしまいました……。若い頃はダンスを仕事にしていたんですが、ヘソ出しや体型が出る衣装を着ること多かったので、夜に水泳に行って一泳ぎしてから寝たりして、体型キープしていました。でも辞めてからせいぜい朝に泳ぎに行く程度で、夜に泳ぐなんてとても無理です(笑)。

ブゾン:人に見られる機会があったからですね。mieさんは感情ゾーン拡張タイプで、耳からの刺激に影響されるので、周囲の賞賛の声がモチベーションに繋がります。そして輪郭細めエネルギー量少なめのレトラクテですが、輪郭に対して口が小さいので、エネルギー量を調節しながら使えます。マラソンできたのも、この持久力・忍耐力の高さのおかげ。一方でエネルギー量を調節し過ぎてしまい、溜まったストレスも小出しになってしまいます。鼻筋が細く、デリケートで神経質な傾向もあるので、どうしてもストレスを溜めやすいんです。

ボランティア活動は止めた方が良い

mie:実は体調を崩したのも、どうやら精神的なことが原因のようでして。ストレスの要因ははっきり分からないのですが……。

ブゾン:お顔から推察すると、承認欲求が満たされず、自分の存在価値をないがしろにされているような環境があるのでは? 感情ゾーン拡張タイプなので他人の言葉で傷つきストレスを溜めやすく、承認欲求が満たされないとどんどんフラストレーションが溜まります。ストレス発散するためにも、表舞台に出て賞賛されるべし! コンテストに参加したり大会に出たりして競争的要素を取り入れて、1番を取り「私は負けない!」と感じる。ダンスを再開するなど、日常生活に自分の感情を表現する手段を取り入れるのもお勧めです、感情を溜め込むのもフラストレーションが溜まるので。

佐藤ブゾン貴子さん

mie:ここ3年程は人のために役立つこと、ボランティア活動が増えていて。最近も新しくゴミ拾いのボランティアに参加したり。

ブゾン:それは止めた方が良いですね(キッパリ)。お顔からするとあまり合わないですよ。確かに感情ゾーン拡張タイプは共感共有が特徴なので「人の役に立ちたい」という思考に至るのはわかるのですが、漠然とした対象へのボランティア活動で満足感を得られるのは輪郭どっし、エネルギー量豊富、みんな時間優先のディラテじゃないと。mieさんは選択欲求が高いレトラクテで自分時間優先、ボランティア活動も明確な対象と自分主体の行動による自分の存在価値を称賛してもらえるような承認欲求の満足しないとダメ。レトラクテは、まずは自分が満足しないと、他人も満足させられないんです。ゴミ拾いのボランティア活動ももちろん悪いことではないけど、mieさんの場合、ゴミを拾えば拾うほど、「誰のために?」「何のために?」「私がやることの意味は何?」と逆にストレスが溜まります。「何を言うんだブゾン!?」と思うかもしれないですけど、止めた方が良い。どんどん自分が分からなくなっちゃいますよ。



資格取得がオススメ。確実に取れるタイプ

mie:家にずっといるのは好きではなくて、常に外に出たいタイプでして。外との接点を求めるうちにボランティア活動が増えていったんだと思います。ダンスを再開しようにもなかなか時間が合わなくて。今の生活にも満足しているような、していないいような……でも人とは対面していたいので、近所のカフェで接客などパートでもしようかな、とは思っていますが。

ブゾン:社会との接点を持ちたいんですね。資格など取ってみたら? 負けず嫌いだし競争好きだから、資格を取ろうとしたら確実に取れると思う。コミュニケーション好きなら、例えばカウンセラーとか。やみくもにどこかに雇われてもmieさんの承認欲求はなかなか満たされません。飽きっぽいし、感情ゾーン拡張タイプで好き嫌いで物事を判断するし、自分で選び取らないと。迷ったら「好き」か「嫌い」かで判断してOK。今好きなことを掘り下げて、資格を取って付加価値をつけた方がいい。向上心と好奇心が旺盛ですし、好きなことを「資格」という形にすれば、承認欲求も満たされますよ。

佐藤ブゾン貴子さん mieさん

mie:好奇心旺盛ではあります、多趣味というか……お花のアレンジとか、着付けとか、全部中途半端でしたけど。何でも好きなので、誘われれば断らないですし。それらを形に変えた方が良い?

ブゾン:その通り! 形に変えていく課程で、より自分自身を楽しく表現できるものを手に入れられれば尚良いでしょう。短いスパンで資格を取って、その中で新しい目標設定して。またはダンスを教えるのも良いのでは? 感情ゾーン拡張タイプなので人とコミュニケーションを取るのが上手ですし。ただ、レトラクテなので不特定多数ではなく、少人数に教える方が向いています。

「運」は無意識のうちにつかみ取っているもの

mie:大勢の前だと緊張しちゃうけど、少人数なら何とか教えられるかも……!

ブゾン:mieさんは前述したように耳に傾斜がある上に、横顔を見ると新幹線みたいにくの字になっているので、非常に勢いがあります。外に出て動くことでエネルギーが活性化し、思考も活性化されます。家の中も悪くないけど、安定すると思考が回らなくなり、良いアイデアも出ません。何か一つ、きっかけとなるような行動を起こせば、次々のアイデアが出てくるので、それを持ち前の勢いで実現したら良いのでは?

mie:何か新しいことをやってみようかな? ていうか、始めます(笑)!

mieさん

ブゾン:顔に非対称は出ていないので物事を選択してOK、最悪の選択はしないから大丈夫。mieさんは失敗と経験から自分を作っていく、軌道修正しながら進むタイプなので、気の赴くままやってみて! ただ、持久力はあるけど根本的にエネルギー量は少なめなので、意識してちゃんと休んでくださいね。メリハリつけて休息しないと倒れちゃいますよ。

mie:良かったです! 自分でも「運が良い」とは思っています(笑)。

ブゾン:感情ゾーン拡張タイプで耳から入る刺激に影響されやすいので、自分自身に「運が良い」言い聞かせるのは良いですね! そうすると無意識のうちに運の良い方に足が進むから。「運」は見えない力ではあるかもしれないけど、自分自身で無意識のうちにつかみ取っているものだから。「偶然」という「運」もあるけど、それ以外はmieさんが無意識のうちに築き上げている日々の努力のたまものなんです。

mieさんアフタートーク

ブゾンさんに家にいるのはもったいない!と言われたのが最後の後押しとなり、14年ぶりにカフェでのバイトを始めました♪人前に出る機会が増えたことで、改めて自分の身なりにも気が引き締まり、ダイエットはもちろん美容などの後押しにもなりいいことずくめで毎日がより輝きだしています♪ブゾンさんありがとうございました!

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撮影/山崎ユミ 取材・文/露木桃子

佐藤ブゾン貴子 Sato Bouzon Takako

相貌心理学スペシャリスト

相貌心理学スペシャリスト、1975年生まれ。アパレルの勉強のため渡ったフランスで相貌心理学に出会い、世界で16人、日本人初となる相貌心理学教授資格を取得する。帰国後は相貌心理学の顔分析を用いてセミナー、講演、メディア出演など、多角的に活躍。近著には『あなたの顔には99%理由がある』(河出書房新社)『ビジネスは顔が9割』(祥伝社)がある。問い合わせはhttp://a-cura.net/bouzon/まで。

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