新宿の中心にある2店舗が個性豊かにリニューアル！

新宿にある「MUJI 新宿」と「無印良品 新宿」が9月10日に大幅にリニューアルしました。 どちらも新宿の街の中心に位置する人気店舗ですが、今回のリニューアルで、2店舗がまったく異なる特色を持つように！ オープン前日の内覧会に行ってきたので、それぞれの魅力とLEE読者へのおすすめ情報を写真とともにたっぷり紹介します。

「MUJI 新宿」は環境問題に取り組み、アートやデザインにも特化！

「MUJI 新宿」は環境問題や社会の課題にも目を向けた商品・サービスと、アート・デザインをテーマとした雑貨や家具に特化した店舗へとリニューアルしました。新宿の街から、地球の未来を考えるきっかけとなるような店舗をめざしているそう。

無印良品最大の「ReMUJI」売り場に注目！

いちばんの注目は、無印良品最大の「ReMUJI」売り場。「ReMUJI」は無印良品が2015年に始めたリサイクル・リユース活動で、不用となった衣料品を回収して、染め直して再商品化して販売するサービスのこと。今回のリニューアルに伴い、これまでは¥2990だった「染め直した服」が¥1990に値下げ！ さらに、染め直すのが難しい服は、「洗い直した服」として￥990で販売が始まりました。また、多くの人が「ReMUJI」の活動に参加できるよう、今後は東京都内の各店舗で不用になった衣料品の回収ボックスを設置する予定だそう。

￥2990から￥1990になった「染め直した服」。藍色のスタンドカラーシャツやチェックのロングシャツなど、欲しくなるアイテムがいっぱい！

「洗い直した服」はすべて¥990。メンズも充実しているので、夫と行っても絶対楽しい！

こちらも「洗い直した服」。トレンチコートやキルティングコートなども￥990で買えるというから驚き！

“ワケあり”商品がお得に買える「もったいない市」

「MUJI 新宿」では、“ワケあり”商品がお得に買える「もったいない市」を常設しています。使用するには問題ないけれど、製造過程におけるわずかな傷や汚れがある商品や、色味や染め具合などが規格外で販売できなくなってしまう商品をリーズナブルな価格で販売し、廃棄して資源を無駄にすることを防ぎます。売り場には、ベッドやデスク、収納用品、衣類、生活雑貨など、さまざまなアイテムが並び、それぞれに「展示品、箱なし」「小さい傷あり」などと理由も表示されています。

「え？これも安くていいの？」と驚きながら商品をチェック。規格外の食器などは、なんの問題もなく使えるものばかりでした。

こちらのシャツは、1点のシミがあるから割引き価格に。このようにどこが “ワケあり”なのかがわかりやすくて親切！納得してお得に買えるのがうれしい。

家具や収納アイテムの “訳あり”商品も多数。展示品だったり、箱のないものだったり、小さい傷があるものだったり…。それぞれ理由が値札にちゃんと表示されています。

無印良品最大のIDÉE売り場や、地域の作家・クリエイターとのコラボも

「MUJI 新宿」は、日々の暮らしに彩りを添える提案ができる、アートとデザインに特化した店舗でもあります。無印良品は一部大型店舗でIDÉEの取り扱いがありますが、「MUJI新宿」のIDÉE売り場は国内の無印良品の中では最大の広さ。
また、地域とのつながりも大切にしていて、地域の作家・クリエイターを招くイベントや、近くにある文化服装学院とのコラボなども、積極的に行っていくそう。

こちらは文化服装学院とコラボした「衣類の再生展」コーナー。

IDÉEコーナーには、色鮮やかなラグが。「うちで使っている無印良品のシンプルなソファに合いそう！」とついつい本気で物色してしまいました。

IDÉEと無印良品がコラボした、「POOL いろいろの服」のコーナーでは、mina perhonenの皆川明さん監修の素敵な服が！

店内レストラン「Café＆Meal MUJI」はフードロス削減の取り組みも

店内レストラン「Café＆Meal MUJI」はフードロス削減の取り組みのために、今までは店頭でのみ提供していたデリメニューのパック詰め販売もスタ―ト。料理する際に出る野菜や果物の皮をコンポストし“たい肥化”する活動も行っているそう。
さらに、家庭で食べきれずに余っている缶詰やレトルト食品を店舗で回収し、ＮＰＯ団体を通じて必要としている人に届ける「フードドライブ」の取り組みも導入しています。

こちらは「Café＆Meal MUJI」で購入できる、デリやスイーツ。これまではお店でしか食べられなかった、人気のおかずが家でも楽しめるのがうれしい♡

「無印良品 新宿」は食品をはじめ、日用品が充実！

「無印良品 新宿」は化粧品や掃除用品、食品など、くらしの基本となる日用品が充実した店舗へ。店舗入り口には、営業時間外でも24時間利用できる無印良品の自動販売機を設置。飲料や軽食、マスク・歯ブラシなどのアメニティなどをいつでも気軽に購入できます。毎日利用できる「新宿通りのインフラ」となることをめざしているそう。

冷凍食品や日替わり弁当は見逃せない！

1階にある食品売り場は、新宿エリアでいちばんの品ぞろえ。人気のレトルト食品や冷凍食品も充実し、日替わりのお弁当やスイーツも販売しています。また、新宿店では初めて、セルフサービスのコーヒーも導入。100円で淹れたてのコーヒーを飲むことができます。コーヒーはカフェインレスコーヒーを選ぶこともできるので、妊娠中や授乳中の人、カフェインの摂取を控えている人にもうれしいですね。

冷凍食品は全商品そろっているそう！ 私はこれまで冷凍食品はネット通販で購入していましたが、今後は仕事帰りに無印良品 新宿に寄って買えるからありがたいです。

私が購入したのはこちら。「肉焼売」は必要な数だけ取り出して食べられるから、ちょっとおかずが物足りないときやお弁当にも使えて、もう何度もリピート中。「たこのアンチョビトマト煮」は自分だけのおつまみによさそう…と今回初めて購入！

カフェインレスコーヒーを飲んでみましたが、「100円でいいの？」と言いたくなるくらい、香り豊かでおいしいコーヒーでした。

￥750の日替わり弁当コーナーに注目！ 職場の近くだったら、毎日通いたくなりますね。

日替わり弁当は、野菜もたっぷりで、栄養バランスも◎。

化粧品やキッチン用品など、日用品売り場も新宿地区最大規模

化粧品、キッチン用品、掃除・洗濯用品、収納用品などの日用品売り場も、新宿地区最大規模。毎日使う消耗品が、新宿の中心で気軽に買えるから便利です。

敏感肌の私は、ここ数年、無印良品のマイルドジェルクレンジングを愛用中。秋冬は薬用入浴剤や敏感肌用ボディミルクも使っていて、切らして困ることがあるので、仕事や買い物の途中で通る 無印良品 新宿ですべて購入できるのは助かります！

食器用洗剤やキッチンペーパーなど、キッチンで使う消耗品も、豊富な品ぞろえ。

24時間購入できる、無印良品の自動販売機が登場！

無印良品 新宿の店舗入口には、24時間利用可能な無印良品の自動販売機が設置されました。軽食や飲料のほか、マスクや歯ブラシ、ストッキング、タオル、折りたたみ傘などが、時間を問わずいつでも購入できます。

急な雨のときなど、24時間いつでも無印良品の折りたたみ傘が買えるなんて便利！ 私が愛用しているマイルドジェルクレンジングをはじめ、洗顔やメイク落としなどのスキンケアアイテムも充実。

新宿で2店はしごしたい！

リニューアルした「MUJI 新宿」「無印良品 新宿」の見どころを紹介しましたが、まだまだ伝えきれません。新宿に出かける際は、ぜひ2店舗をはしごして、すばらしさを体感してほしいです！ 実は私も内覧会だけでは全然時間がたりなかったので、またゆっくりと行く予定です。
「MUJI 新宿」の「ReMUJI」「IDÉE」「もったいない市」で掘り出し物を探して、「Café＆Meal MUJI」でランチを食べて、「無印良品 新宿」で大量の冷凍食品とキッチン用品を買って帰ろうと計画中です。

営業時間や住所などの詳しい情報は下記のリンクからCheck！

MUJI新宿

無印良品 新宿

撮影／山崎ユミ