FOOD

栗原はるみさん「暮らしを楽しむ工夫」

栗原はるみさんのフライパンチャーシュー「とっておきのレシピが生まれました」

2020.12.13 更新日:2021.03.19

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お弁当用に作ったサイズからとっておきのレシピが生まれました
このフライパンがあってよかった、と私が今いちばん思うのは簡単チャーシューを作るときです。豚肩ロースかたまり肉300gがちょうど入る大きさと深さで、肉の表面をよく焼きつけたらフタをして中まで火を通し、調味料をからめれば出来上がり。

食べやすく切ってそのままおかずにしたり、ラーメンにのせたり、刻んでチャーハンに入れてもおいしくてすぐに食べきれます。
この気楽さがうれしくて、すぐまたこのフライパンで作りたくなるんです。

フライパンチャーシュー

フライパンチャーシュー

材料: 作りやすい分量

豚肩ロース肉(かたまり)・・・300g 
塩小さじ・・・1/2 
にんにく・しょうが・・・各1片 
サラダ油・・・適量

A:
・しょうゆ・・・大さじ1 
・オイスターソース・・・大さじ1/2 
・紹興酒・・・小さじ1 
・砂糖・・・大さじ1

八角1/2個 
シナモンスティック1/2本

作り方:

  1. 豚肉は冷蔵庫から早めに出しておき、分量の塩を全体にもみ込んで約10分おく。出てきた水気をペーパータオルでよく拭く。
  2. (A)の調味料を混ぜ合わせ、八角、シナモンを加えて香りをつける。
  3. にんにく、しょうがは皮をむき、たたいてつぶす。
  4. 深さのある小さなフライパンにサラダ油少々を熱し、にんにく、しょうが、豚肉を入れて焼きつける。中火で約5分、全面に焼き色をついたら弱火にして蓋をし、約8~10分焼く。途中2~3回返しながら焼き、八分通り火を通して火を止める。
  5. 豚肉とにんにく、しょうがを取り出して出てきた脂をペーパータオルで拭く。②のたれを入れて火にかけ、煮立ったら豚肉を戻し入れてときどき返しながら3~5分、全体にたれをからめながら煮て火を止める。粗熱が取れたら食べやすく切って器に盛り、たれをかける。

チャーシューは途中、フタをして肉の中まで火を通します。

フライパンのお話

この直径16㎝の深型フライパンは今から20年ほど前にできました。

豚かたまり肉300gがぴったり収まる深型フライパン16cm。
オーブンを使わず、チャーシューを気楽においしく作れるのがうれしい。

お弁当作りをしていた頃のことを思い出し、この大きさと深さで、焦げつきにくいフライパンがあれば、少量の野菜や卵をゆでたり、ハンバーグを焼いたり、揚げ物をしたりがとてもスムーズ。
手早くおかずができれば、残りの時間で盛りつけにも心を配れます。

深型フライパンシリーズは16cm、20cm、24cm、28cmの4種。大好きなネイビーカラーで揃えたので重ねて収納してもすっきり! 

深型フライパン 16cm


撮影/竹内章雄 スタイリスト/福泉響子 取材・文/秋山静江
※2020年12/7発売 LEE1月号掲載。レシピはWEBオリジナル


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