【共働き夫婦の家計診断】賃貸住まい、子ども1人、妻時短勤務中の夫婦の場合
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LEE編集部
2020.10.11 更新日:2024.10.31
「共働き夫婦」といっても、事情が異なるもの。働き方も悩みも違うLEE読者が、山崎さんに診断&アドバイスをいただきます!
「ちゃんと貯金できる共働き夫婦」になる!
◆【共働き夫婦は投資で貯蓄アップ】FP山崎俊輔さんに聞く! トリプルインカムのススメ
◆【共働き夫婦の家計診断】持ち家有り、子ども2人、妻 育児休業中の夫婦の場合
この記事は2019年6月7日発売LEE7月号の再掲載です。
Bさんの診断&アドバイスしてくれたのは…
ファイナンシャルプランナー 山崎俊輔さん
共働き世帯の2児の父として、洗濯や掃除などの家事や育児もこなしつつ、「日経電子版」をはじめ多数連載を抱える、共働きに関するお金のプロ。著書『共働き夫婦 お金の教科書』(プレジデント社)など。
収入
【年収】 夫 650万円 妻 350万円
【手取り月収】 夫 32万円 妻 19万円(通常勤務になれば+2万円の予定)
【手取りボーナス】 夫 60万円×2回 妻 45万円
家計管理の方法
- それぞれのおこづかいを抜いた給料を、共同の口座に入れ、そこから生活費として使っている
- 夫がレシートを読み込む家計簿アプリを使い、月1回、食費と光熱費をチェックしている
おこづかい
夫 月5万円
妻 月4万円
貯蓄
【現在の貯蓄額】 結婚後の貯蓄が500万円、それぞれ独身時代のものが500万円ずつ
【過去1年の貯蓄額】 100万円
【毎月の貯蓄額】 月7万円
家事シェア
妻 7:夫 3
夫 【平日】保育園送り、皿洗い、ゴミ出し 【休日】皿洗い、風呂・トイレ掃除、部屋の掃除、買い物
妻 【平日】残りの家事育児 【休日】料理
大きな出費の予定
- 夫の実家をリフォームして住むか、マンションを買う予定。
- 2人目の子どもができたら実行したい。希望は3年以内
相談したいこと
- 第2子、マイホームが欲しいけれど、子育てとの両立ができずに仕事を辞めざるを得なくなった場合、生活していけるのか
- 今年中に時短が終わるので、夫にもう少し家事をしてもらいたい
1. 固定費を見直すと
削りどころが見つかることも
2. 妻は仕事をできるだけ続け、
世帯収入をキープ
3. 夫の実家がリフォームできれば
コスパは◎
お金の管理がしっかりできていますね。流動費は把握できていると思うので、あらためて固定費を見直してみると削りどころが見つかることも。例えばスマホを格安スマホにすると、夫婦で月2万円程度削減も可能です。
家事シェアはホワイトボードに書いて相談など、うまくできていると思います。妻がフルタイムに戻る予定とのことですが、夫の家事分担をこれ以上増やすのは少しきついかも。もし家庭との両立が心配なら、時短延長も手。
固定費で削れるところが見つかれば、フルタイム分の収入増を埋めることもできます。妻が正社員で350万円の収入は大きいので、子どもが増えても仕事はできる限り続けたいところ。
家の購入に関しては、夫の実家のリフォームのほうを選べるのであればお金の面ではいいですね。今後の貯蓄プランにも影響するので、よく話し合ってください(山崎さん)
「ちゃんと貯金できる共働き夫婦」になる!
◆【共働き夫婦は投資で貯蓄アップ】FP山崎俊輔さんに聞く! トリプルインカムのススメ
◆【共働き夫婦の家計診断】持ち家有り、子ども2人、妻 育児休業中の夫婦の場合
撮影/細谷悠美(人物) イラストレーション/鈴木あり 取材・原文/西山美紀
この記事は2019年6月7日発売LEE7月号『「ちゃんと貯められる共働き夫婦」になる!』の再掲載です。
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