マスクが欠かせない日々が続いていますね。前回いろいろと購入したマスクをご紹介しましたが、その後もマスク欲はおさまらず。なかなか会えない家族にプレゼントする用に……等々理由をつけては、出先で気になったマスクをちょこちょこ買っていました(主に夏用)。
あるとき、価格に魅かれてスーパーで購入した安価なマスク(つるんとしたよくある見た目。程よいサイズ感。涼しげ、洗って繰り返し使えるタイプ)が、口呼吸すると生地がはりつき、呼吸を妨げる……という品で(鼻呼吸でもはりつきました)。パッと見はごく普通でも「自分に合わないマスク」に当たってしまうリスクはあるのだな……と知りました。
ということで、どなたかの参考になればと思い、マスクレビュー続編をお届けします。今回は、前回ほど通販マスクは登場せず。生活圏内にある身近なお店で買ったマスクを中心に。マスク好きが心地よかった洗って使えるマスクをご紹介します。
まずは基本のこちら。国から配布されたガーゼマスクはこのようなサイズ感
サイズ感の参考に基本のこちらから。洗濯前の状態です。ガーゼがふんわり暖かく、ほっとする使い心地。秋冬にも活躍しそうです。
Ⅰ・スーパーで買ったマスク
株式会社コックス/ぴたマスク(おとな用)
イオン系小型食品スーパーにて見つけたこちら。「こども用」のホワイトを保育園児の息子に買ってみたところ、厚すぎず、丈夫で洗濯にも強そうで気に入りました(藤原千秋さんの記事にも登場した、ぴたマスク。娘さんが愛用されているそう!)。「おとな用」も欲しくなり、ホワイトと水色を購入しました。ひんやりするわけではありませんが、暑苦しさもなく、心地よい使用感。UVカットだそう。
鼻部分が少し高くなっているので、息苦しさがなく快適。とはいえ、特に緩さもなく、絶妙。伸縮性があるおかげか、鼻の高さも顔の大きさも異なる家族が使用した際もしっかりフィットしていました。気に入ったので追加購入したく、別の色の入荷を待っていましたが、購入先のスーパーでは取り扱いがなくなりましたが……。私は1枚入りを店頭で買いましたが、ネットでは3枚セット1200円(税抜)で販売されているようです。
株式会社コックス/ひやマスク 取替フィルター10枚入り(おとな用)(こども用)
ぴたマスクと同じく、イオン系小型食品スーパーにて。酷暑に耐えかねて息子に夏マスクを買い足したくなり、接触冷感素材のこちらを購入。私と息子用にと、「おとな用」、「こども用」を買いました(が、サイズ選びは失敗)。キシリトール加工で冷んやりするとのこと。キシリトールをガム以外で取り入れるのは初めて。職場等でもよく見かけるので、人気商品なのかも。私は店頭で1枚入りを買いましたが、ネットでは2枚+フィルター20枚入りが1200円(税抜)で販売されているようです。
布自体に小さな穴が開いており、蒸れにくい構造。このままだとウイルス対策としては心許ない気がしましたが、内側のフィルターポケットの中にフィルターを仕込むことで安心感がえられます。「マスク用とりかえフィルター50枚入り」(500円・税抜)も買い足し。他のポケット付きのマスクにも使えそうです。
「おとな用」は私には大きかったです。顎下の首までカバーするので、首を一緒に覆いたい場合にはいいサイズなのかもしれません。鼻の高い家族が装着するとピッタリでした。保育園児(年長)の息子も試しにつけてみましたが、眉毛から顎まで覆われました。
「こども用」はぴったりでした。息子には大きすぎ……と思いましたが、耳紐アジャスターを絞るとなんとかつけられました。が、やはり少々大きいらしく、頬のあたりに隙間が(アジャスターのおかげか、ズレて鼻が出てしまうことがない点は素晴らしいのですが……)。小学生になったらジャストサイズかもしれません。
Ⅱ・コンビニで買ったマスク
株式会社BUTAI PROJECT/ATB-UV+MASK COOL(ふつうサイズ)
コンビニでも必ずマスクをチェックするようになってしまい、目についたこちらを購入。最近は2~3枚入って1000円程度の布マスクが増えてきている中、1枚で900円(税抜)はやや高い気がしましたが、「COOL」推しの強さに魅かれて……。内側がメッシュ素材になっているため、当たる面が涼しい! 清涼感があります。
横幅320mmの「ふつうサイズ」の場合、鼻まわりや頬はフィットしますが、顎まわりに余裕があり、フワッと大きめ。ネット等ではもうひと回り小さいサイズもあるそうなので、不織布マスクでは小さめタイプを愛用していたという人はそちらがよいかもしれません。
Ⅲ・ドラッグストアで買ったマスク
KKメディカル/洗える立体型フェイスマスク ポリウレタン素材(3枚入)
近所のドラッグストアで見かけ、3枚入りで500円未満という価格にも心魅かれて購入。開けてみて「スポンジやん!」とビックリ。ポリウレタン特有のニオイもあるので、一度つけ置き洗いをしてから使用することをおすすめします。
スポンジなのでフィット感抜群! ふんわりに癒されたい人向き。透けるわけではないのですが、マスクをして鏡を見てみると、鼻や口の存在が微かに感じられます(でも見えない)。職場で似た素材のマスクをつけている人を見かけたのですが、口紅の色が透けて見えていたので(それはそれでアリなのかもしれませんが)、口紅を塗る方は要注意かもしれません。
クロスプラス株式会社/PASTEL MASK(パステルマスク)洗って使える3Dマスク(R)(S)(各3枚入り)
100人隊のTB mieさんの記事で見かけて気になっていたパステルマスク。イオンで売られているとのことだったので、イオン系の小型食品スーパーにて探してみたのですが見つからず。ネットで見かけてまず子ども用を買ってみました。濃い色を買ったため、よだれ多めのわが子の場合、数分で口まわりの色が変わるのですが、いいフィット感。前述の「ぴたマスク」と似ていますが、こちらのほうがやや厚めという印象。
その後、ドラッグストアで大人用も見かけて、買ってみました。
まずはR(レギュラーサイズ)を(その日はRしか売っておらず)。その後、S(スモールサイズ)も見かけて買いました。価格は大人用3枚入り、780円(税抜)でした。
上から、R(レギュラーサイズ)、S(スモールサイズ)、子ども用。すべてカラー物。装着前のお洗濯では、微妙に色落ちしたような気が(水が濁って見えました)。子ども用の濃いグレーなどは、白いマスクと一緒に洗うのは避けています。
まずはRを。顎まわりが緩く大きめですが、下に不織布マスクを重ねて装着するにはちょうどいいサイズかも。職場できれい色マスクをつけたのが初だったので、「パープル、珍しいね」と声をかけられたりも(褒められたというわけではないですが……)。
(この夏は薄いグレーのマスクをして会社に行く日が多かったのですが、肌色に近いカラーのマスクをして出社すると、会社の入り口に設置された検温モニターで「マスクをしていません!!」と表示され、足止めをくらってしまうように……。カラーマスクならばその心配もなく安心です)
続いてS(スモールサイズ)を。1枚で使用するならこちらの方がフィット感があり、安心できました。こちらはピンク。暑い日の服装は白、黒、紺に偏りがちなので、マスクが差し色になってちょうどよい気がします。
![](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2020/08/IMG_7204-1024x768.jpg)
パッケージ裏面には付け方の説明も。
Ⅳ・ネットで買ったマスク
ホワイトビューティー株式会社/UVカットフィイスカバーC型
隣の部署でこの形状のマスクがプチトレンドとなっていたため気になり、早速検索。UVカット目的の商品ですが、周囲とある程度距離をとれる環境であれば活用できるかも、と思って買ってみました。シンプルな色を……と思っていたのですが、ポチッとしたときは売り切れの柄が多く、オレンジのペイズリー柄を。覆う部分が大きいので一見すると暑そうに見えますが、まったく暑苦しくありません。東レのセオアルファUVという素材と、口元の形状のおかげでしょう。価格は3124円(税込)でした。
装着するとこんな感じです。口元をめくればストローで飲み物を飲むことも可能……。ベランダでの土いじりにも最適です(もはやUV用途しか考えていませんが……)。酷暑の中、自転車に乗る時も活躍すること間違いなし。ツバ広ハットとこちらをセットで使用すると、とっても陽気な雰囲気になります。ひとつ難点をあげるとすれば、息子が「ママに成り済ましている偽者!?」と警戒して近寄らないことくらいでしょうか。
以上、身近なお店で買い足したマスク6種のご紹介でした。ひやマスク、ATB-UV+MASK COOL、UVカットフィイスカバーC型の3種類は、涼しさを売りとした夏マスク系ですが、暑さが長引く10月くらいまでは心地よくつけられそうです。
自分に合うマスクを使うことで、うっかりの“鼻マスク”(鼻が出て、口しかサポートしない状態)や、“あごマスク”(あごにひっかけているだけのマスク)になる瞬間を回避したいものですね。
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高見澤恵美 Emi Takamizawa
LEEwebエディター・ライター
1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。