マスクがマストの生活となって、数ヶ月がたちました。
少し前まで電車や職場での布マスク着用は少々浮いてしまう恐れもありましたが、今は柄物やカラフルな布マスクも当たり前に見かけるようになりました。もしかしたら不織布マスクを上回る勢いで、布マスク勢が増えている? という印象です(2020年6月時点・都内)。
私のマスク遍歴
ここ数年はアレルギー性鼻炎や急性副鼻腔炎に悩まされ、冬〜6月は外出時と就寝時に必ずマスクを装着。子どもの夏風邪時期も昼夜マスクで、使い捨てマスクのヘビーユーザーであった私。職場では挨拶がわりに「風邪?」と聞かれ、「予防です」と答える毎日で、「マスク依存の人」と化していました(最近は「ごく普通のマスクをした人」になりましたが)。
そんなこんなでもともとマスク依存が激しかった私、不織布マスクが手に入らない状況が不安でたまりませんでしたが、3月末くらいからでしょうか、「一般の人は不織布マスクを洗って使ってよい」という風潮となってからは、使用済マスクをすべて洗って干して再利用しており、使い切る心配から少しだけ解放され、安堵しています。ですが、やっと購入できた割高の不織布マスクが妙にユルユルだったりすることも……。また、何度も洗った不織布マスクは明らかに質感が変わり、心許ない印象。布マスクが出回るようになってからは、再利用の不織布マスクと布マスクを重ねて使うのが最近の定番です(なんとなくの安心感を求め)。
自分用や家族用に布マスクをいくつか買ってみて、気づいたこと
布マスクを手作りできる人が眩しい存在ですが、残念ながら私には作れず……。ということで、私は完全に「買い布マスク」派(手作りチョコ派、買いチョコ派的な分類でしょうか)。
少し前まではネットの布マスクも瞬時に完売! という状況でしたが、今は色々と選べるようになり、驚くほどおしゃれなものや、機能的なものも見かけるようになりました。
繰り返し洗って使えるのが布マスク、とりあえず1枚ゲットできたら安心……と思っていましたが、毎日洗ううちにくたびれてくる消耗品でもあるわけで、数点は在庫を持っておくと安心だろう……と。自分用、家族用の他、離れて暮らす家族用にも贈ろうと買い足したりもしており、気付けば数種類が手元に。
色々な商品を目にして気づいたことは、布マスクにもさまざまな素材、サイズ、そして装着感があるということ。レビューでの評価が高くても、顔の大きさや形によってはピッタリはまらないこともあり。顔まわりに隙間ができるマスクも、再利用の不織布マスクと重ねて使う私の場合あまり気にならないのですが、1枚で使いたい派の人には問題でしょう。なるべく自分にあったものを吟味したいものです。
ということで、布マスクを選ぶ際の参考になれば……と思い、手元にある布マスクの感想を紹介してみます。
まずは基本のこちら。国から配布された布マスクはこのような感じ
-
サイズの参考に、基本形のこちらも開封、装着。ここ数年は不織布マスクが一般的になっていましたが、以前は、マスクといえば給食マスクでおなじみのこのタイプでしたよね。
-
洗濯前の状態ですが、装着してみるとこのようなサイズ感です。ガーゼがふんわり暖かくホッとする使い心地。秋冬にもよさそう。
DR.C医薬/医師×タオル職人が考えたハイドロ銀チタン® ソフトガーゼマスク(小さめサイズ)
-
5月に入り、薬局で見つけた布マスク。パッケージは処分してしまいましたが、市川海老蔵さんの写真入りのものです。布マスク買えるの!?と驚き、即座に購入した初・布マスク。
-
タオル職人さんの技術が生かされているだけあって、肌触りがなんとも優しく、装着すると落ち着きます。既に30回くらいは洗ってますが、サイズを測ってみるとまったく縮んでおらずでした。変な隙間もなく、安心できます。2020年6月には子ども用も発売されたそうなので欲しい……。
子供ドレス アリサナ/水着素材UVマスク ポケット付き(M)
-
5月中旬、水着素材マスクが完売!といったニュースを見て、へぇ……そんなのあるのかぁと思いながらネットショップで検索してみたら出てきたこちらのマスク。UVで涼しそうだし、税込700円台なら……ポチッと。わが家分はグレー(L・夫用)、ネイビー(M・私用)、カーキ(S・6歳息子用)。離れて暮らす家族分も頼みました。海老蔵マスクとともにヘビロテ中のマスクです。日本製。
-
Mでぴったり。厚さが2種類あり、分厚い方を選びましたが十分涼しかったです。内側にポケットがあるので、ガーゼや不織布を入れて使えるのもポイント高し。保育園児の息子はそのままだと少々ずり落ちて鼻が出るときがあるので不織布マスクの針金部分を入れて調整。小学校低学年ならSでジャストかと。カーキがカッコよく、街中で褒められて本人もご満悦。
無印良品/繰り返し 使える 2枚組・三層マスク 約17.5×9.5cm
-
LEE公式ブロガー100人隊のブログで知った、無印良品のマスク。抗菌防臭加工を施してあり、1枚で約30回使えるとのこと。おなじみ無印良品の商品だし、抗菌というワードが私的にヒットし、親戚に贈る用に……と、ポチリ(5月中旬、買えたのは4個セットのみ)。ひとつは手洗いして、自分でも試してみることに!
-
触った感じはとにかく頑丈! 硬いです。繰り返しの洗濯で抗菌防臭加工がとれたとしても生地自体はあまりヘタレないのでは……と思いました。そして、大きい! 見た目は不織布マスクに似ているので、布マスクにまだ抵抗ある人でもトライしやすいかも。
-
プリーツを開くとさらに大きく! プリーツを閉じたままでも開いても、私の場合サイドに隙間ができましたが、再利用不織布マスクと重ねるにもちょうどいい大きさとも言えそうです。無印良品からは夏らしい素材のマスクも発売予定とのニュースも見かけましたので、また機会があったら試したいです。
Cou Pole/リバティマスク
-
こちらはネット通販のLEEマルシェで見つけたもの。LEE公式ブロガー100人隊が手作りしているリバティ柄マスクを見て素敵だな〜と思っていたのですが、マルシェで既製品が買える! と知り、売り切れていないものを探してポチり。日本製。花柄好きの家族に贈るつもりで何点か。(ですが、この度ひとつ開封しました……)
-
-
装着するとこんな感じ。ほどよいフィット感! コットン100%は暑いのか?とも思いましたが(リネンバージョンもあるため)、さらっとした心地いい素材。そして何より柄により気分が上がります! 白トップスばかりとなる私の夏コーデのポイントになりそうです。
FABRIQUE en planete terre/コットンリネンマスク
-
こちらもネット通販のLEEマルシェで、親戚への贈り物にいいかも……とポチったもの(ひとつ開封しちゃいましたが)。パッケージからもうおしゃれ!日本製です。
-
そのまま装着。ブルーグレーという色、ものすごくおしゃれです。シックな色は柄の服にも合わせやすくて便利そう。
-
プリーツを開けました。不織布マスク感覚で装着できます。なじむデザインの上、ピタッとしない分、涼しいです。
suadeo/抗菌防臭加工マスク(大人用)
-
こういう形の使い捨てマスク、ありますよね(烏天狗っぽい形)。ぱっと見使い捨てっぽく見えるため、夫なども抵抗なくつけられるかも……と大人用と子ども用を購入(同じくLEEマルシェで)。
-
-
鼻のあたりはフィット感がありますが、耳下あたりはかなり余裕があるので、男性でも大丈夫そう。わが家では夫用にしたいサイズ感。息子用には「3歳〜7歳目安」というサイズを買いました。本人は縫い目が気になるようで長時間の装着は避けていますが、ピッタリサイズでずり落ちないため親は安心です。
クレアモード/洗える接触冷感UVカットマスク3枚組
-
急に夏のような暑さがやってきたので、水着素材のもの以外にも冷んやり系マスクを用意しておきたい、洗い替え用に……と、検索して見つけたこちら。3枚組で1200円ほどという価格にも惹かれ、普通サイズと小さめサイズ、どちらもライトグレーを。日本製です。
-
付属のワイヤーを通して装着するタイプ。涼しげな柔らかい素材ですが、ワイヤーのおかげでクニャッとなりません。
-
普通サイズ。大きくてしっかり覆われます。夫用にはこちらがよさそう。
-
小さめサイズ。小さめとはありますが、結構な大きさ。通勤や職場でこういうベージュっぽいマスクを見かけるようになり、主張しないカラーで使いやすそうだなぁと、この色を選びました(ライトグレーですが)。涼しげな素材ですし、夏の間、活躍してくれそうです。
以上、最近物欲が刺激されるアイテムナンバーワン、布マスクのレポートでした(久々の自撮り、シミやら目の血走りやらが気になったので……今度はシミ&目の疲れをカバーしてくれそうな眼鏡が気になってきました。近々レポートしたいと思います)。
布マスク選びの参考になると幸いです。