FOOD

新型コロナ私たちの工夫

ごはんに乗せればごちそう! そぼろごはんバリエ5選

2020.04.13

この記事をクリップする

まだまだ続く、おうちでの巣ごもり生活。毎日子どもや家族に3食食べさせ続けるのは至難の技。体を思い切り動かせないこともあって、なかなか食欲がわかない、なんてこともありますよね。

今回はLEEwebにアップされている「名作レシピ」のなかから、作っておけば頼りになる「そぼろ」の人気レシピ5つをお届けします。

同じ「そぼろ」でも、敏腕料理家の先生方の手にかかれば、王道甘辛味からエスニックまで味のバリエも使う食材もさまざま。もりもりご飯が進みますよ!(HT子)

1. みんな大好き!甘辛そぼろ丼/ケンタロウさん

そぼろ丼

ポロポロの食感がうれしい甘辛そぼろは、汁気を少し残して仕上げるのがポイント。多少汁気があったほうが食べやすいです。

材料・4人分

  • 〈豚そぼろ〉
    • 豚ひき肉400g
    • 水3/4カップ
    • しょうがのすりおろし1/2かけ分
    • みりん大さじ3
    • しょう油大さじ1と1/2
    • 砂糖大さじ1/2
  • 〈卵そぼろ〉
    • 卵3個
    • A)
      • 水大さじ3
      • 砂糖大さじ1
      • 塩2つまみ
      • ごま油ほんの少々
  • さやいんげん1パック
  • 塩少々
  • 紅しょうが適宜
  • 温かいごはん4人分

作り方

  1. 豚そぼろを作る。鍋に水とすべての調味料、ひき肉を加えて混ぜる(火にかける前に調味料とひき肉を混ぜておくことで、ポロポロのそぼろになる)。
  2. 中火にかけ、菜箸でよく混ぜながら加熱する。あれば菜箸を6本ほど一緒に持って混ぜる。そぼろ状になって汁気が少なくなってきたら完成。水分を完全に飛ばしてしまうと食べにくいので、少し汁気を残す。
  3. 卵そぼろを作る。鍋に卵を溶き入れ、Aを加えて混ぜる。中火にかけ、豚そぼろと同様にあれば菜箸を6本ほど一緒に持ってよく混ぜながら加熱する。そぼろ状になってきたら火を止める。
  4. さやいんげんは塩を加えた熱湯でさっとゆで、小口切りにする。
  5. 器にごはんを盛って②、③、④、紅しょうがを美しく盛る。

2. 麺にのせても◎ 肉みそ蒸し野菜丼/野口真紀さん

肉みそ蒸し野菜丼

干ししいたけのうま味たっぷりの肉みそ。子供はこのままごはんにのせて、大人は豆板醤で辛味を加えると一層おいしくなります。

材料・3~4人分

  • 豚ひき肉300g
  • 干ししいたけ3個
  • たけのこ(水煮)100g
  • にんにく、しょうがのみじん切り各1かけ分
  • ねぎのみじん切り1/2本分
  • サラダ油大さじ1〜2
  • A)
    • 甜麺醤、赤みそ各大さじ2
    • 紹興酒または酒大さじ2
    • しょうゆ、砂糖各大さじ1
    • 干ししいたけの戻し汁1カップ
    • 片栗粉小さじ2
  • キャベツの細切り5〜6枚分
  • もやし1袋
  • ごはん適宜
  • 豆板醤適宜

作り方

  1. 干ししいたけは1カップ強の水に入れ、冷蔵庫で一晩おく。戻したしいたけ、たけのこを5㎜角に切る。
    ボウルにAを入れてよく混ぜる。
  2. フライパンにサラダ油、にんにく、しょうがを入れて弱火にかけ、香りがしてきたらひき肉を入れてよく炒める。①を加えて炒め、さらに②を入れて水分を飛ばすようによく炒める。最後にねぎを入れて全体を混ぜる。
  3. 耐熱皿にキャベツ、もやしをのせ、酒大さじ2、水大さじ1、塩少々(すべて分量外)を振り、ふわっとラップをして、電子レンジで4~6分加熱する。
  4. 丼にごはんを盛り、水気をきった④、③の肉みそをのせる。好みで豆板醤を添える。

3. みそそぼろとキャロットラぺの混ぜごはん /渡辺有子さん

子供から大人まで誰にでも受ける最強メニューの混ぜごはんがおすすめ。おなじみのにんじんサラダを、食欲をそそる甘辛みそ味のひき肉と一緒に混ぜる、ヘルシーさが女性に人気の混ぜごはん。アスパラガスで彩りと季節感を加えます。

材料・4人分

  • 豚ひき肉………250g
  • にんじん………1本
  • グリーンアスパラガス………4~5本
  • しょうがのみじん切り………1かけ分
  • ごま油………小さじ1
  • ごはん………茶碗4杯分
  • A)
    • オリーブオイル………小さじ2
    • 白ワインビネガー………小さじ11/2
    • 塩………適量
  • B)
    • みそ………大さじ1
    • きび砂糖………大さじ1/2
    • しょうゆ………小さじ1

作り方

  1. にんじんは皮をむき、チーズおろしでおろす(または千切りにする)。Aを混ぜ合わせたもので和えておく。
  2. アスパラガスは根元を切って、下の部分の皮をむき、ゆでて斜め薄切りにする。
  3. フライパンにごま油としょうがを入れて弱めの中火にかけ、香りが出てきたら豚ひき肉を加えてよく炒める。 Bを加えてさらに炒め、キッチンペーパーにとって油をきる。
  4. 温かいごはんに③、①、②の順に加えて、ざっと混ぜる。


4. ピリ辛味で女性陣が夢中に!エスニック風さくさくそぼろごはん /堤 人美さん

ナッツやハーブを使ったアジア系の混ぜごはんは、女性に大人気まちがいなし! 豚肉はチリチリになるくらいまでしっかり炒めて、にんにくの香りや唐辛子をきかせたほうがおいしい。

材料・4人分

  • 豚こま切れ肉………300g
  • れんこん………1/2節(125g)
  • クレソン………1束
  • ミックスナッツ(無塩)………60g
  • 塩………少々
  • こしょう………適量
  • ごはん………茶碗4杯分
  • レモン………1個
  • A)
    • にんにくのみじん切り………1かけ分
    • 赤唐辛子の輪切り………1本分
    • オリーブオイル………小さじ2
  • B)
    • ナンプラー、酒………各大さじ1
    • しょうゆ………小さじ1

作り方

  1. れんこんは粗みじん切りにし、5分ほど水にさらし、水気をきる。
  2. クレソンは2㎝長さに切り、ナッツは粗く刻む。
  3. フライパンにAを入れて弱火にかけ、香りが出るまで炒める。豚肉とれんこんを加えて2分ほど炒め、塩、こしょうし、Bを加えてさらに2分ほど炒め合わせる。
  4. 温かいごはんに③を混ぜ、塩、こしょうで味を調え、クレソンをさっくりと和える。ナッツを散らし、くし形に切ったレモンを添える。

5. みんな大好き! 栗原はるみさんのサバそぼろ

「サバそぼろは、私の母がよく作っていたもの。母から直接料理を習ったことはありませんでしたが、いつも台所でお手伝いをしていた私に『はみちゃん、ちょっと食べてみて』と味見をさせてくれたことが今の私の仕事の原点になっています。

母からは料理家としてのたくさんの知恵を与えてもらったと感謝しています。子どもが生まれてからは、栄養のあるものを食べさせたくて、野菜をたっぷり入れるようになりました」(栗原はるみさん)

材料・4人分

  • サバ(三枚おろし)…… 1 尾分(正味200g)
  • 干ししいたけ…… 3 ~ 4 枚
  • 玉ねぎ……1/2個(100g)
  • にんじん……50g
  • しょうが…… 1 かけ
  • サラダ油……大さじ1 ~2
  • A)
    • 酒……大さじ2
    • 砂糖……大さじ1 ~1と1/2
    • みりん……大さじ2
    • しょうゆ……大さじ3
    • みそ……小さじ1 ~2
  • いり卵
    • 卵…… 4 個
    • 砂糖……大さじ1と1/2
    • 酒……大さじ1
    • 塩……少々
  • 絹さや……100g
  • ごはん……適量
  • 紅しょうが(市販)、もみノリ……各適量

作り方

  1. 干ししいたけは少しの水でやわらかくなるまで戻し、軽く水気を絞る。石づきを取り、粗みじんに切る。
  2. 玉ねぎとにんじんは、それぞれ粗みじんに切る。しょうがはみじん切りにする。
  3. サバは中骨の両側の身をスプーンでこそげ取り、軽く叩く。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、しょうがとサバを炒める。サバがほぐれたら、にんじん、干ししいたけ、玉ねぎを加えて炒め合わせる。
  5. Aの調味料を上から順に加え、汁気が少なくなるまで混ぜながら煮る。
  6. いり卵を作る。ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖、酒、塩を加えて混ぜる。鍋に入れて火にかけ、箸で手早く混ぜながら火を通す。
  7. 絹さやはすじを取り、塩少々(分量外)を入れた熱湯でゆでる。冷水にとって水気をよくふき、斜め千切りにする。
  8. 器にごはんを盛って⑤のサバそぼろをのせ、好みでいり卵や絹さや、紅しょうが、もみノリを添える。

サバの身をスプーンでこそげるだけなので、下ごしらえも簡単です。

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる