時間はかかるけど、チャレンジしてみたい!参鶏湯。味は本格派のまま、家でも作りやすいレシピを、コウケンテツさんに教えてもらいました。
栄養満点! 元気が出る韓国スープ
参鶏湯
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「骨付きの鶏肉からうま味が出て、おいしいスープになります。ほろりと肉が骨からはがれるくらい煮込むのがコツ。子どもたちも大好きですね」(コウケンテツさん)

材料・5〜6人分
骨付き鶏もも肉……2本
鶏もも肉……1枚
鶏手羽先……6本
もち米……大さじ3
干しなつめ、甘栗(皮をむいたもの)……各8個
にんにく(つぶす)……3かけ分
三つ葉……1束
酒……200mL
塩、粗びき黒こしょう……各適量
ごま油……小さじ2
作り方
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1 もち米を洗う
もち米は洗って水に30分ほどつけ、水気をきる。ごま油を加えて風味をつける。「ごま油を加えると、しっとり仕上がりますよ」
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2 干しなつめを戻す
干しなつめは水で戻し、成分が早く出るように切り目を入れる。「干しなつめは参鶏湯に欠かせません。体にいい素材で、ほんのり甘味が加わります。保存は冷蔵庫で」
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3 鶏肉を切る
骨付き鶏もも肉は、関節の部分で2つに切る。「関節以外のところは切りにくいし、骨の断面がトゲトゲになってしまうので注意して」。骨なしの鶏もも肉も半分に切る
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4 鍋に鶏肉、酒、水を入れる
鍋に(3)の鶏肉と手羽先を入れ、酒を加え、かぶるくらいの水(1Lくらいが目安)を注ぐ。「酒をたっぷり加えることで、鶏肉の臭みが消え、やわらかく仕上がります」
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5 もち米、なつめ、塩などを加える
もち米、なつめ、にんにく、塩小さじ1/2を加えてフタをして強火にかける。「この塩は下味。最初に入れすぎないよう。控えめに入れて、最後に味を調えるのがコツ」
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6 アクを取って煮込む
煮立ったらアクを取り、フタを少しずらして弱めの中火にし、1時間ほど煮る。「ここでしっかりアクを取るのが大事。このひと手間で、ぐっとおいしくなりますよ」
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7 甘栗、三つ葉を加える
最後に甘栗を加えて塩で味を調え、2〜3cmに切った三つ葉を加える。塩、粗びき黒こしょうを添える。「栗も参鶏湯に欠かせない素材。これは市販の甘栗を活用」
LEE10月号では、他にも『コウケンテツさんの元気が出る出る! 韓国ごはん』のレシピを多数掲載中! 詳しい内容は2019年LEE10月号(9/6発売)をご覧下さい。
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子

コウケンテツさん
料理家。ヘルシーで作りやすいレシピが人気。9歳の舜くん、6歳の蓮ちゃん、2歳の花梨ちゃんのパパ。雑誌、テレビ、ネットで幅広く活躍するほか、食育、育児などの講演も多い。Instagram(kohkentetsu)
ファッション、ビューティ、ライフスタイル、料理、インテリア…すぐに役立つ人気コンテンツを、雑誌LEEの最新号から毎日お届けします。
参鶏湯が大好きなので今度作ってみます。