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LIFE

「口内フローラ」を整えれば人生が変わる!

あなたの「口内フローラ」は大丈夫? 口臭、虫歯、歯周病の原因となる「生活習慣」をチェック!

2019.06.27

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口臭、虫歯、歯周病 etc. お口のトラブルが全身の不調につながることも!? 口の中の環境を整えれば、口内のみならず、健康にもいい影響が期待できるそう。
また、口内フローラのバランスは、日常のちょっとしたことで乱れがちです。でも、意識することで改善も可能。日常の中で口内フローラに「好ましくない習慣」を挙げてみました。当てはまる項目をチェック! そして、前回の木津先生や岩﨑さんのお話に加え、口内フローラにいい生活習慣をご紹介、編集部オススメのアイテムや口内フローラにいいことばかりを集めました!

 

口内フローラ改善のための基本その2
生活習慣

生活習慣

睡眠と適度な運動。身体が元気なら口内フローラも元気な状態をキープ
例えば、睡眠不足が続くと、口の中がねばついたり、口臭が気になるなど口内のトラブルも発生するもの。身体と口内環境は密接にかかわっていると心して。きちんと睡眠をとり、生活の中に適度な運動を取り入れるなど、身体も口内も健康を意識しましょう。

 

さっそくTRY!
あなたの「口内フローラ」は大丈夫?

CHECK LIST

甘いものをよく食べる

ストレスがたまっている

運動はあまりしない

気になるけど、放置している虫歯がある

最近、睡眠不足ぎみ

口の中が常にねばついている

歯磨きは一日に1〜2回

食事にかける時間が短い

歯磨きは3分以内

外食が多いor偏食ぎみ

同じ側で咀嚼するくせがある

知覚過敏かも……

チェックが3つ以下
今のところ、口内環境は安定といえます。定期的にクリニックで口内の様子をチェックしてもらうなど、今後もケアを怠りなく。

チェックが4つ〜6つ以下
現在、口の中にトラブルはありませんか?虫歯や歯周病の原因になる習慣が多い様子。できれば早めに、クリニックで検査を。

チェックが7つ以上
口内フローラのバランスが乱れている可能性がかなり高いようです。クリニックを受診するとともに、今すぐ生活習慣の見直しを。

編集部オススメ
「口内フローラ」のバランスをよくする生活習慣は?

 家族の歯ブラシは別々に保管がマスト!

歯ブラシは別々に

歯ブラシは、家族それぞれの保管場所があると安心。キャビネットの棚に収納する場合は、空気がこもらないよう扉を開けるのがおすすめ。

ひとつのコップに家族の歯ブラシを集結……よくある光景ですが、実はこれはNG。「虫歯菌などの菌が、ほかの歯ブラシに移ってしまうことがあるのです。せめて大人と子どもの保管場所を分けるなどの工夫をしましょう」(岩﨑さん)。本来は、使用するタオルなども分けるのが理想だそう。「でも、あまり神経質になりすぎると窮屈になってしまいます。できる範囲での配慮を心がけてみてください」

 気づいたときに。「舌エクササイズ」で口内の環境を改善!

  • 舌エクササイズ

  • 舌エクササイズ

  • 舌エクササイズ

  • 舌エクササイズ

1 / 4
  • 1 口を開けて舌先で唇を1周なめる。

  • 2 口を開けたまま舌を左右に出す。

  • 3 口を大きく開けて舌を上あごにつける。

  • 4 口を開けたまま舌を前方に突き出す。

「唾液には、口内環境を一定に保つ働きが。唾液が少ないと、口臭がひどくなったり、悪玉菌が増えたりと口内フローラのバランスを乱してしまいます。舌をしっかりと動かすと、唾液腺が刺激されて唾液の分泌量もアップ。日常、気がついたときに意識して動かすと、口内環境の改善に役立ちます」(木津先生)。舌を存分に動かすと、表情が豊かになったり、ほうれい線の予防につながったりと、口内環境だけでなく美容にもメリットが満載です。

 睡眠テープで就寝中の口の渇きに気をつけよう

口を開けたまま寝てしまい、翌朝口の中がカラカラ……。こんなときは、唾液量が極端に減って殺菌効果も低下。これが口内フローラのバランスを乱し、口臭や虫歯、歯周病を招いてしまいます。就寝中の鼻呼吸を促すアイテムを使って、口内の乾燥を防ぎましょう。「口呼吸は、歯並びにも悪影響を与えます」(岩﨑さん)


編集部オススメはこれ!

ナイトミン鼻呼吸テープ

肌にやさしいシリコンテープで、口を閉じて安眠
口を閉じて唇の中央に貼り、そのまま眠ることで口呼吸を防いでくれるテープ。ナイトミン鼻呼吸テープ 15枚入り¥798(編集部調べ)/小林製薬お客様相談室

 よく噛む」ことは、すべてをよい方向に導く!

よく噛む

咀嚼がきちんとできるのは、口内が健康であるからこそ。虫歯で歯がグラグラしていたり、噛み合わせが悪いと、咀嚼機能まで低下します。口内環境と咀嚼も、また密接な関係があるのです。

日々の食事にまつわる「咀嚼」は、唾液の分泌に影響を与えるだけではありません。「きちんと咀嚼ができると、血液の巡りもよくなります。それによって酸素も全身に配給され、老廃物をきちんと排泄できるように。脳の活性化や認知症の予防にも影響を与えるといわれているくらい、咀嚼は重要なのです」(木津先生)。その際、左右バランスよく噛むことが大前提。フェイスラインにも影響が!

 子どもだけでなく、両親もきちんと口内ケアを

両親も口内ケア

歯磨きは、できれば食後30分以内に。「一日1回でもいいという人もいますが、私は毎食後の歯磨き推奨派です」(岩﨑さん)

忙しいママたちは、子どもの虫歯には敏感でも、自分のことは後手になりがち。「最近は、子どもの口腔ケアをきちんと小さいうちからしてあげようと考えるママたちも多く見られます。でも、実は大人もしっかりケアをしておかないと、子どもに感染してしまうかもしれないんです」(岩﨑さん)。忙しくても、セルフケアはしっかりと。子どもへの影響を考えれば頑張れそう!


次回は、口内フローラを改善するための基本習慣その3「食べ物編」をお届けします。

イラストレーション/小迎裕美子 取材・原文/三宅智佳
※商品の価格は本体価格(税抜き:2019年6/7発売LEE7月号現在)で表示しています。詳しくはLEE7月号をご覧下さい。

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