鎌倉には、地元の人たちにも観光で訪れる人にも愛される名店が点在。なかでも、お土産にもうれしい食材の専門店がいくつもあるのもこの町ならでは。

前回に続き一緒に散策をするのは、久しぶりに鎌倉を訪れるという加藤ローサさん。裏路地を覗いたり、食事や買い物を。欲張りな一日を満喫しませんか？

Kamakura Sanpo 04
おやつは別腹。ケーキでほっと一息

「天気がいい日は日射しが差し込むテラス席で。ケーキを食べながらのんびりしていると時間を忘れてしまいます」（加藤ローサさん）

POMPON CAKES BLVD
ポンポンケークス ブールバード

鎌倉の町で無添加ケーキの移動販売からスタートした「ポンポンケークス ブールバード」。鎌倉の中心地から少し離れた梶原という住宅街エリアにお店を構えてから、ますます人気に。無添加で新鮮な素材から作られるレモンチーズパイやキャロットケーキが美味。温かな雰囲気の店内とテラス席でイートインが可能で、良心的な値段も魅力。お土産を思わず買いすぎてしまいます。子どもや家族連れにもフレンドリーなケーキ屋さんです。

「レモンチーズパイ」（￥500）。「レモンの酸味が絶妙で、タルトがサクサク。軽くて甘すぎず、いっぱい食べられちゃうケーキです」

ニット￥19000／エリオポール代官山（エリオポール）　パンツ￥46000／アパルトモン 青山店（R13）　ピアス￥13000／デ・プレ（ビョーグ）　バッグ￥35000／ジャンニ キアリーニ 表参道店（ジャンニ キアリーニ）　靴￥15500／オデット エ オディール 新宿店（ミネトンカ）

Kamakura Sanpo 05
地元で愛される製麺所へ足をのばして

「食材の専門店に足を運んで作り手から直接買うっていいですね。今晩の夕食は餃子です♡」（加藤ローサさん）

ニット￥23000／サード マガジン（サード マガジン）　スカート￥58000／スーパー エー マーケット（ストランティックアスコリ）　ピアス￥48000／エーピー ストゥディオ グランフロント オオサカ（ソフィー ブハイ）　靴￥27000／マッキントッシュ青山店（マッキントッシュ）

邦栄堂製麺
ほうえいどうせいめん

鎌倉の大町から小坪に向かう途中にある、卸を中心にした人気製麺所。飾りけのない佇まいに粉まみれの木箱が整列するこの工房で1人前から小売りも。次々と地元の常連さんがふらりと立ち寄る光景にも惹かれます。左手にあるメニュー表の中から選び、白い暖簾がはためく戸口で購入。メニューは好みの太さが選べる生中華麺やもっちり厚めの餃子の皮、ワンタンの皮など。売り切れてしまうこともあるので、早めに向かって。

「生中華麺」。細麺、中麺、太麺、平太麺は1食各￥100。麺と、醤油や塩、味噌、豚骨などスープ付き（￥150～）でも販売しています。「餃子の皮（小）」は50枚くらいで￥330。※価格はすべて税込み。

Kamakura Sanpo 06
産地直送の鎌倉野菜を買いに

「新鮮な野菜を通してコミュニケーションしながら、買うのも楽しい！ 私も鎌倉時間に浸りました」（加藤ローサさん）

ブラウス￥59000・バッグ￥134000／J&M デヴィッドソン 青山店（J&M デヴィッドソン）　パンツ￥36000／アングローバル（イレーヴ）　ピアス￥29000／プリュイ トウキョウ（プリュイ）　バングル￥98000／エーピー ストゥディオ　グランフロント オオサカ（ソフィー ブハイ）

鎌倉市農協連即売所
かまくらしのうきょうれんそくばいじょ

朝8時くらいから買い物客であふれるのはここ。通称レンバイです。鎌倉の指定農家さんが日替わりで収穫したばかりの「鎌倉野菜」などを即売。おなじみの野菜に並んで、見たこともないような葉物や数種類の根菜がセットになって販売されていることも。旬や調理法などを聞きながら、対面で買うのが醍醐味。一角にはパンやシフォンケーキを扱うお店も。午前中に行くのがおすすめです。

『加藤ローサさんと歩く「鎌倉散歩」』詳しい内容は2019年LEE5月号（4/5発売）に掲載中です。

撮影／金谷章平　ヘア&メイク／吉岡美幸　スタイリスト／村山佳世子　モデル／加藤ローサ　取材・原文／陶山真知子
※価格の後ろに税込みと記載していない場合はすべて税抜きとなります。