脚の長い家具とポップな色使いで軽快で楽しい空間を
機能性や実用性にも重点を置き、家具や雑貨をしつらえていく“ホームファニッシング”という意識が浸透している北欧。’60年代に建てられたアパルトマンに住むY.Fさんも、小さい頃からフリーマーケットで家具を探すのが趣味だったそう。
「私の好きな家具が’50年代から’70年代のアンティークということもあり、それを置いて、しっくりくる部屋を探しました」
「70’s風のカラーでまとめました」というリビング。ソファの両サイドにあるランプは60’sのもの。
リビングはオレンジ系、ベッドルームはブルー系、と部屋全体のカラーを自然にまとめていますが、それも快適に生活を送るためのコーディネートの一つ。
「そのほうが部屋がすっきり見えるし、限られた空間を広く見せるという効果もあります」
カーテン、ラグ、そして左に見える柄の壁紙と、寝室のキーカラーはブルー。カーテンはイケアのレース生地を自分で縫って製作。壁紙はウェブサイトで見つけた年代物なんだとか。
ポップですっきりしたキッチンは、ブルーの扉と市松模様に張られた黒×白のタイルがマッチ。Yさんの好きなミッドセンチュリーの空気感も。
キッチン横のダイニングテーブル。上の棚は、床に合わせて黒にペイントしました。
Yさんの部屋では、軽快な印象を与える家具があちこちに。細長い脚がついているものが多い北欧家具は、床面を隠さず、広々と見せる演出にも一役買ってくれます。
50’sの脚付きキャビネット。
「好きなアーティスト本を収納。収まる範囲で、これ以上、増やさないようにしてます」
アンティークの椅子は、生地を張り替えて使っています。このエレファントプリントは人気ファブリックショップ「スヴェンスク・テン」の代表的な図柄で、お母さんが丁寧に縫ってくれたそうです。
「座面を新しいファブリックで張り替えていたり、色を塗り替えてみたり。アンティーク家具を多く使っていますが、新しい家具と一緒に置いても全然違和感がないように工夫もしています」
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