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2大ヘルシークッキング

美肌効果も!「サケ缶と豆苗、油揚げの煮びたし」vs「サケ缶のスペイン風オムレツ」【人気料理家のアレンジレシピ】

2019.03.01

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下ごしらえがいらないからラク、時間も節約できる、骨まで食べられて栄養があるなど、メリットがいっぱいの魚の缶詰。

今回は、美肌効果もある抗酸化物質が豊富なサケの水煮缶を使った、ワタナベマキさんと小林まさみさんのアレンジレシピをご紹介します。

 

サケ缶

小林まさみさん vs ワタナベマキさん
サケ水煮缶対決

サケの水煮缶はクセがなく、だしの出た汁もアレンジしやすい。血液をサラサラにして、美肌効果もある抗酸化物質が豊富。

 

缶汁を活用したつゆだくの煮物
サケ缶と豆苗、油揚げの煮びたし

「油揚げでうま味を加えたやさしい味。豆苗の代わりに小松菜やきのこでも」(小林まさみさん)

サケ缶と豆苗、油揚げの煮びたし

材料・缶詰1缶 2人分
サケ水煮缶……1缶(180g)
豆苗……1袋
油揚げ……1枚

A
・しょうゆ……大さじ1/2
・みりん……大さじ1
・塩……小さじ1/4

作り方
(1)サケ缶は身と汁に分け、身は粗くほぐし、汁は水を足して250mLにする。
(2)豆苗は根を切り、3等分の長さに切る。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、水気を絞って5mm幅に切る。
(3)鍋にサケ缶の汁、Aを入れて火にかけ、煮立ったら(2)、サケの身を加え、落としブタをして中火で3分ほど煮る。火を止め、時間があればそのまま粗熱を取ると、より味がなじむ。

 

「缶詰は下ごしらえがないからラクチン! すでに火が通っていて加熱時間に気を使わなくていいので、失敗知らず」

小林まさみさん
小林まさみさん

こばやし・まさみ●雑誌、テレビで活躍するほか、料理教室を主宰。月1回のレッスンは季節感のあるテーマで。詳細はHPに https://masami-kobayashi.com/

冷めてもおいしい具だくさん卵焼き
サケ缶のスペイン風オムレツ

「弱火でじっくりと火を通すのがコツ。サケは彩りがいいので、お弁当にも」(ワタナベマキさん)

サケ缶のスペイン風オムレツ

材料・缶詰1缶 2人分
サケ水煮缶……1缶(200g)
卵……3個
細ねぎ……3本
にんじん……1/2本
酒、しょうゆ……各大さじ1
ごま油……大さじ1

作り方
(1)細ねぎは小口切り、にんじんは千切りにする。
(2)ボウルに卵を溶きほぐし、(1)、軽く汁をきったサケ缶、酒、しょうゆを加え、サケの身を軽くほぐしながら混ぜる。
(3)卵焼き器(または小さめのフライパン)を中火で熱し、ごま油を入れる。(2)の卵液を全部流し入れ、菜箸で大きくかき混ぜながら半熟状になるまで焼く。
(4)弱火にして約7分焼き、皿などをかぶせて返し、再度卵焼き器に戻し入れ、弱火で約6分焼く。食べやすい大きさに切り、器に盛る。

 

「缶サケ缶はサバ、イワシより脂が少なく、淡白なおいしさ。身が崩れやすいので、ゴロンと大きめで使うのがポイント」

ワタナベマキさん
ワタナベマキさん

夫と小6の息子との3人暮らし。雑誌、書籍などで活躍する多忙な毎日。近著に『たまご×ワタナベマキ=ソース:たまごブック』(誠文堂新光社)


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詳しくは2019年2/7発売LEE3月号をご覧下さい。

撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
※缶詰の重量はすべて内容総量です。

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