手づくりとアンティーク家具を組み合わせて、落ち着いた雰囲気の空間づくり
「ここに住み始めて、4年になるかしら。少しずつ手を入れて、今の部屋になったの」
二人で住むアパルトマンがあるのは、コペンハーゲン市内のベスタブロ地区。クリエイターや学生が多く住み、エスニックのお店やギャラリーが増えて、注目されているところです。
「建物は1890年ごろに建てられたもの。65㎡と広くはないけど、窓が大きいのが気に入ってます。壁を壊してオープンな空間にしたり、壁を塗ったり……。自分たちで、古い空間に手を入れていくのは当然のこと。それがまた、すごく楽しい。頭が疲れたときは手を動かす。最高のリフレッシュよ」
壁を取り払ったことで、広々としたLDK。床も自分たちで張ったそう。窓も大きいので、床面積の数字以上に開放感があります。
落ち着いたトーンのリビングで目を引くオレンジのオットマン。コーディネートのアクセントに。
ペンキ塗りのほかにも、寝室やキッチンの棚など、DIYが各部屋に見られます。
コンパクトなベッドルームでは、天井近くのスペースを利用して棚を。こちらではピローの鮮やかなブルーがアクセントカラーに。
キッチンクロスやタオルはフックで吊るして。
「普段使いのものは、すぐ手に取れる状態にしておかないと」
また、「家具はもっぱらアンティーク」と話すI.Bさん。アンティークチェアを組み合わせたダイニングでは、気分でいろいろな椅子に座るのも楽しそう。
「ノミの市なら、巨匠のデザインでも安く買えるじゃない(笑)。地方には、まだ掘り出し物がけっこうあります。でも、値段や名前だけで買うことはしない、形がシンプルで使いやすいこと、木の状態、クオリティもチェックします」
古い建物には、年季の入った家具や味のある「手づくり」がとってもよくなじみます。
狭くてもついつい長居したくなる、心地よい空間です。
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