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112ブランドが大集結!「サロン・デュ・ショコラ 2019」潜入レポート

2019.01.22

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国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2019」が、2019年1月23日(水)〜29日(火)まで、新宿NSビルのイベントホールにて開催。過去最多となる112ブランドが集まり、例年以上の盛り上がりを見せること間違いなしの祭典を、詳しくレポートします!

世界各国のショコラが楽しめる!

第17回目を迎える今年のテーマは「“ショコラは自然の贈りもの。 Tous les gouts sont dans la Nature!”」。人気ブランドから注目のニューフェイスまで、世界各国のショコラが一堂に並ぶ、まさに夢のような祭典です。

21日(月)に行われた前夜祭では、約70名のショコラティエとパティシエが登場。「サロン・デュ・ショコラへようこそ!」の掛け声とともに開幕し、会場は一気に大盛り上がり!

人気シェフが豪華競演

まずサロン・デュ・ショコラで注目したいのが、人気シェフのショコラが1箱に詰まった「セレクションボックス」。今年は“ナチュール”をテーマにした4つのボックスが登場しました。

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  • 「Nature」(16個入り・16ブランドから各1個)
    サロン・デュ・ショコラを代表する16ブランドのショコラが1箱に集結。バニラや蜂蜜など、各シェフが惚れ込んだ“素材”をキーワードにしたボックス。

    ●筆者いちおしの1粒
    「オリヴィエ・ヴィダル」のキャラメリゼをした“そばの実”を使用したガナッシュ。そばの実の香ばしい風味が、カカオと驚くほどマッチしていて衝撃のおいしさでした。

  • 「FRUIT」(12個入り・12ブランドから各1個)
    カカオもフルーツという考えのもと、各ブランドのシェフがそれぞれ思い入れのあるフルーツを選び、その魅力を最大限に生かしたショコラが詰まったボックス。

    ●筆者いちおしの1粒
    「フランク・ケストナー」のベルガモットを使用したガナッシュ。カカオに爽やかさがプラスされ、一気にリラックスした気持ちにさせてくれました。

  • 「HAKKO」(8個入り・8ブランドから各1個)
    カカオは発酵という過程を経てショコラへと姿を変えることから、カカオとさまざまな発酵食材を組み合わせたボックス。

    ●筆者いちおしの1粒
    「ローラン&京子デュシェーヌ」の三河みりんを使ったショコラ。日本に馴染みの深いみりんで、奥行きのある味わいに仕上がっています。日本酒との相性も良さそう!

  • 「World Chocolate Masters」(7個入り・7ブランドから各1個)
    世界的なショコラの大会「ワールド チョコレート マスターズ」の歴代日本メンバーが集結。サロン・デュ・ショコラのために作られた新作ショコラのボックス。

    こちらは残念ながらGETすることができず……。パッケージには各シェフのサインが入っていて、豪華な競演を印象づけるスタイリッシュなデザインが素敵でした。

今年注目2ブランド

日本に出店していないブランドをいち早くチェックできるのも、サロン・デュ・ショコラの魅力のひとつ。今年もショコラ業界で注目されている個性豊かなブランドが登場しました。

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  • <ミスター アンド ミセス ルヌー>
    フランス出身のクリストフ・ルヌー氏が手がけるブランドで、2017年にスイス・ジュネーブに1号店をオープン。ルヌー氏の才能をサポートする奥様と、二人三脚で作りあげたいという想いがブランド名にこめられています。

  • <ミスター アンド ミセス ルヌー>
    「マックサブレ」
    チョコレートで包まれたさっくり生地のサブレで、ガナッシュやパートドフリュイなどをサンド。色や食感もすべてルヌー氏“らしさ”にこだわった、オリジナリティ満載のショコラです。

  • <ショコ オ キャレ>
    シェフはパリ郊外出身のジャン=ピエール・ロドリゲス氏。パトリック・ロジェやピエール・エルメなど数々の名店で修行を経て、2017年にブティックをオープン。代名詞であるキューブ型のショコラがパリジェンヌを虜にしています。

  • <ショコ オ キャレ>
    「ショコラ アソート ルージュ」
    ショコラの中には、とろりと柔らかいフィリングが。ライムとバジルのガナッシュ、ゴマのプラリネとカシス、ライムのジュレ、砕いたスペキュロス入りアーモンドプラリネなど、個性的な5種類が味わえるこちらは、サロン・デュ・ショコラ東京限定と注目度大です!



イートイン&テイクアウトも大充実

今年はその場で出来立てを味わえる、イートインコーナー&テイクアウトアイテムもパワーアップ! ほっと癒されるドリンクから驚きのフードまで必見ですよ。

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  • <アンリ・ルルー>
    数々の権威ある賞を総なめにしてきた「アンリ・ルルー」からは、ひんやりドリンクが登場。シェフのジュリアン・グジアン氏が手にしている「ボワソン アナトリア」は、なんと東京会場限定! 前夜祭でも行列が絶えなかったので、早めのチェックがおすすめです。

  • <アンリ・ルルー>
    写真左から、ナッツとレモンの爽やかな風味が特徴の「ボワソン アナトリア」、ビターなカカオにフランボワーズの甘酸っぱさがアクセントになった「ボワソン ショコラ・ノワール」、トッピングのナッツの食感と、なめらかなキャラメルソースが絶妙に絡み合う「ボワソン キャラメル」の3種類。

  • <ジャン=ポール・エヴァン>
    ショコラティエ界の巨匠、ジャン=ポール・エヴァンからは、スイーツ2品と、フラッペが登場!

  • (写真手前)「フイユテ ショコラ ノワール」は、濃厚でなめらかな口どけのガナッシュに、サクサクとしたシガレット生地が層になっていて、食べ歩きにぴったりなスイーツ。

    (写真中央)「タルトレット オ ショコラ スフレ」は、とろけるスフレの中にマダガスカル産のガナッシュが。ハートのマークがとってもキュート!

    (写真奥)「ショコラフラッペ ティラミス」は、コーヒーを思わせる香りが特徴のコロンビア産カカオのフラッペに、マスカルポーネ、コーヒー風味のクリームを組み合わせた、シャリッと食感がおいしいドリンク。

  • <ジョンズ・ホットドッグ・デリ×フリスホルム>
    有名ホットドッグと、コペンハーゲンの人気ショコラティエがまさかのタッグ! 会場でもひと際異彩を放っていたブースは、注目の的でした。

  • <ジョンズ・ホットドッグ・デリ×フリスホルム>
    「チョコドッグ」は、デンマーク産のソーセージに、カカオニブ入りの粒マスタードとチョコレートをプレンドしたチリソースがたっぷり。ホットドッグとチョコレートの斬新なマリアージュは、驚くほどに合うのだとか!

記念撮影で思い出も形に残して

会場内にはSNS映えしそうな撮影ブースもあちこちに出現。お土産のショコラとともに、思い出もきちんと形に残して持って帰りましょう!

世界最高峰のショコラが並ぶ「サロン・デュ・ショコラ 2019」は、まさに“祭典”という言葉がふさわしい高揚感に包まれていました。ショコラ好きの方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!

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