LIFE

ラク家事のススメ!

ライフオーガナイザー宇高有香さんの「この家事やめてラクになりました」

2019.01.17

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「きちんとやらなきゃ」と家事が重荷になっていませんか?

頑張りすぎて、笑顔が消えてしまっては本末転倒。みんなが笑顔で暮らせるように、その家事、いっそやめてみませんか?

LEE2月号では、家事をやめてラクになったという方々にインタビュー。どんな家事をやめたのか、どういう風に折り合いをつけたのか。

ライフオーガナイザー宇高有香さんにお話をうかがいました。

ライフオーガナイザー宇高有香さん
頑張りすぎずに肩の力を抜いて"こうすべき"に縛られないことが大切


PROFILE
SMART STORAGE!所属ライフオーガナイザーとして整理収納に関するカウンセリングや講座を開催。暮らしを綴ったブログ「丘の上の家」(http://uddy105.exblog.jp/)も好評。

ライフオーガナイザーとして活躍し、9歳の息子と7 歳の娘の母でもある宇高さん。すっきりと整った収納の秘訣は、完璧な仕組みづくりにありました。

「家事が嫌いだから、手をかけたくない。そこで、とことん手間を省ける仕組みづくりに全力を尽くしています。衣類は干したままのハンガーで収納。タオル類は洗濯機で乾燥し、その場で立ったままたたみます」

ルーティンでやっている行動で、自分が面倒だと感じていることがどこなのかを認識することが大切なのだそう。

「実家では洗濯を座ってたたんでいたので当たり前のように座ってやっていました。しかし、そうするとその場に放置することがよくあったんです。
そこで、私は座ってしまうと次の行動に移るのが面倒になるタイプなんだと分析→改善し、ひとつの"面倒"を解消することに成功。
"こうすべき"という考えに縛られず、力を抜いてみてください。私はかつて、"夫婦は家事をシェアすべき"と考えていたときがありました。そのときは夫にイライラ……。しかし、家事をスリム化して"シェアすべき"という考え方をやめたら、気持ちがラクになったんです。
家事を頑張りすぎてギスギスしていたら何の意味もない。大変だな、面倒だなと思ったら、その家事やめてもいいかもしれません」

1.衣類をたたむのやめた!

「タオル類や下着など、ピンチを使って干すようなものは、洗濯から乾燥まで翌朝仕上がるようにタイマーをセット。そのほかの衣類は、全部ハンガー干しに。乾いたらハンガーのまま収納するだけです。
子どもの衣類もオープンクローゼットにそのままハンギング。簡単な仕組みなので、子どもたちも自分で洗濯を取り込んでしまってくれます。今では洗濯に感じる手間はほぼゼロ」(宇高有香さん)

2.衣替えをやめた!

「衣替えはせず、同じクローゼット内で管理。そのためには、洋服の量をクローゼットに収まる分だけと決めること。一定量をキープすれば、管理しやすく整理の手間も省けます」

「引き出しにはトレーニングウエア、半袖、長袖を収納。夏になると、冬のアウターやニット類は長期保管付きクリーニングに。夏にニット類を目にすることもないので、おすすめのサービスです」(宇高有香さん)

3.洗濯物を移動させるのやめた!

「乾燥をかけたタオル類は、乾燥機から取り出しながらたたんでそのまま目の前のオープン棚へ。今までは別場所に移動させて、座ってたたみ、また元の場所に戻していました。この作業が意外と面倒だったんです」

「すごい時短になるわけではないけれど、心の中の"面倒くさい"が減ってスッキリ!」(宇高有香さん)

4.パジャマをしまうのやめた!

「パジャマは上下セットになるように隣同士で干して、上下2 枚を一度にハンガーから引き、そのまま上下くるっとまとめて洗濯機の上にポン!」

「もはやたたみませんし、しまいません(笑)。どうせ夜にはここで使うものだから。干すときから、取り込むときにいかにラクするかを考えるのがポイントです」(宇高有香さん)

こんなこともやめました

週末は料理するのやめた!

「週末は食事時間がまちまちになりがち。そこで、朝昼は料理をしないことに。子どもたちも朝はトーストを焼いたりと自由に。お昼はインスタントでもOK、週1くらいはいいと割り切っています」(宇高有香さん)

子どもの教材の丸つけやめた!

「長男のときは、丸つけの作業が面倒で嫌いだったんです。そこで、娘はタブレット型教材に変更したところ、丸つけの必要はないし、結果はメールで届いて移動中もチェック可能。娘も楽しそう!」(宇高有香さん)


撮影/木村文平 取材・原文/薫森亮子
※詳しくは2019年1/7発売LEE2月号をご覧下さい。

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