
「キャッシュレス決済」という言葉をよく見聞きするようになりました。
現金ではなく、カードや電子マネー、プリペイドカードなどで支払いをすることを指しますが、中でも急激に増えているのがスマホのアプリを使った決済です。アップルペイなどクレジットカード等を紐づけて登録しておき決済するもの、LINE Payなどプリペイド方式でチャージをしたうえで使うものなどがありますが、どんどん種類が増えています。4月25日から実店舗でも使えるようになったNTTドコモの「d払い」は、支払いの時にQRコードやバーコードを提示すれば、代金はドコモ料金の支払いと一緒に決済されます。お財布を忘れても、なんとかなる時代になったんですね。
払込票のバーコードを読み取るだけ
スマホ決済で増えてきたのが、アプリで払込票のバーコードを読み取って支払いができるアプリのサービスです。払込票が手元にあれば、公共料金や税金、健康保険料、通信販売などの支払いが自宅にいながらできてしまうというわけ。わざわざコンビニや金融機関に行く必要はもうありません。
決済アプリ「PayB」の場合は、コンビニ支払い用のバーコードをカメラで読み取って暗証番号を入力すると、自分の銀行口座から料金が即時引き落としになり、それで支払い完了。このアプリが対応している銀行は、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行等のメガバンクや地銀のほか、イオン銀行、じぶん銀行、ジャパンネット銀行など。住民税や固定資産税、健康保険料、公共料金や携帯料金、NHK放送受信料などが支払えます(8月17日現在で一般企業3277社、地方公共団体73団体が利用可。払える税金・公共料金の種類はそれぞれ異なる)。Yahoo!公式アプリもスマホ決済をスタート。サイト上で電子マネー「Yahoo!マネー」に利用登録をし、コンビニや銀行口座からチャージしたうえで利用するサービスですが、全国150以上の自治体が対象に。LINE Payを使っている人なら、「請求書払い」を使って東京電力エナジーパートナー、九州電力などの支払いができます。
忙しくてなかなか支払いに行く時間が取れない時や、うっかり忘れていて支払期限が今日だった…なんて時には、とっても便利。今後スマホ決済はどんどん広がり、もっと身近になっていくことでしょう。日々新しいサービスが発表され、アプリの種類も増えています。便利になる反面、お金の入出金ルートが複雑にもなってきます。カードの引き落とし口座、電子マネーやプリペイドカードのチャージ元の口座、アプリの引き落とし元の口座などがバラバラすぎて管理しにくくならないよう注意したいものです。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
















