今回は、ワタナベマキさんのいつものわが家の朝ごはんを、そのままご紹介。
食パン・卵の朝ごはんを、いっそうおいしく、しかも栄養までプラスして味わいたいなら、できたてサラダとスープがあれば完璧。仕上げは息子さんもお気に入りの味、栄養たっぷりの野菜ジュースを添えて。忙しい朝だから、準備はごく簡単に、それでいて見た目は華やかに。
「チーズトースト」に合うのは?
アーモンドの食感がリズミカル
アボカドとアーモンドのサラダ
濃厚なアボカドとナッツの香ばしさは、チーズトーストとの相性バツグン!
材料・2人分
アボカド……1個
ブロッコリースプラウト……1パック
アーモンド(ローストしたもの)……8粒
粗びき黒こしょう……少々
A
レモン汁……大さじ1
塩……小さじ1/4
Ex.V.オリーブオイル……大さじ1
作り方
(1)アボカドは皮と種を取り除き、2cm角に切る。アーモンドは粗く刻む。ブロッコリースプラウトは根を切り落とし、長さを半分に切る。
(2)ボウルに(1)とAをさっと合わせ、こしょうを振る。
ワタナベマキさん
旬の素材をたっぷり使うレシピで人気。夫と小学生の長男との3人暮らし。近著に『今日も、明日も、週末も いつもの素材で作る持ちよりごはん』(宙出版)
「ツナトースト」に合うのは?
パセリとレモンで爽やかに
トマトときゅうりのパセリレモンサラダ
食べごたえあるツナトーストには、さっぱり味わえるシンプルサラダを。
材料・2人分
ミディトマト……4個
きゅうり……1本
A
パセリのみじん切り……小さじ2
レモン汁……大さじ1
ナンプラー……小さじ1
Ex.V.オリーブオイル……小さじ2
作り方
(1)ミディトマトはヘタを取り、2cm角に切る。きゅうりは1cm角に切る。
(2)ボウルに(1)とAを合わせてさっと和える。
「バタートースト」に合うのは?
トッピング盛りだくさん!
豆苗とコーンのベーコンチップサラダ
シンプルなバタートーストには、コーン&ベーコンで満足感アップ。
材料・2人分
豆苗……1/3袋
ゆでとうもろこし(軸からナイフで削り取る。またはスイートコーン缶)……50g
ベーコン……2枚
パルミジャーノチーズのすりおろし……小さじ2
粗びき黒こしょう……少々
A
白ワインビネガー……小さじ2
塩……少々
Ex.V.オリーブオイル……小さじ1
作り方
(1)豆苗は根を切り落として1cm長さに切る。
(2)熱したフライパンにオリーブオイル少々(分量外)を熱し、5mm幅に切ったベーコンを入れて、出てきた脂をキッチンペーパーでふき取りながら、カリカリになるまで焼く。
(3)ボウルに(1)、とうもろこし、Aを合わせて混ぜ、器に盛りつける。(2)のベーコンをのせ、パルミジャーノチーズとこしょうを振る。
「ハチミツシュガートースト」に合うのは?
黒こしょうをキリッときかせて
カリフラワーとモツァレラのサラダ
ヨーグルトベースの軽やかなサラダは、やさしく甘いハチミツトーストに。
材料・2人分
カリフラワー……1/4個(120g)
モツァレラチーズ……1個(200g)
粗びき黒こしょう……少々
A
プレーンヨーグルト、レモン汁……各大さじ1
塩……小さじ1/2
Ex.V.オリーブオイル……小さじ2
作り方
(1)カリフラワーは小房に分け、塩少々(分量外)を加えた湯で約2分半ゆで、ザルに上げて粗熱を取る。
(2)ボウルに(1)を入れ、チーズを手でちぎって加えて軽く混ぜ、器に盛る。
(3)(2)に合わせたAをかけ、こしょうを振る。
前の晩にほぼ10分でできちゃう、ささっと「スープ」のご紹介。
「夕ごはんの片付けをしながら、野菜を切って火にかけて。起きたら、ささっと仕上げをして、おいしいできたてをいただきます。」(ワタナベマキさん)
コロコロ野菜と豆の食感が楽しい!
ベーコンとミックスビーンズのフレッシュトマトスープ
具材を小さく刻むから、煮込み時間は約5分。ベーコンと玉ねぎをしっかり炒め、うま味を引き出します。
材料・2人分
ベーコン(ブロック)……80g
玉ねぎ……1/3個
トマト……中2個
ミックスビーンズ(缶詰)……80g
白ワイン……50mL
塩……小さじ1/4
粗びき黒こしょう……少々
Ex.V.オリーブオイル……小さじ1
作り方
(1)ベーコン、玉ねぎは1cm角に切る。
(2)鍋を中火で熱し、オリーブオイルと(1)を入れて玉ねぎが透き通るまで炒める。
(3)(2)にヘタを取って1cm角に切ったトマトを加えてさっと混ぜる。白ワインと水300mLを注いでひと煮立ちさせ、アクを取ってから弱火にし、フタをして約5分煮る。
(4)塩で味を調え、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
(5)朝、冷蔵庫から出し、ミックスビーンズを加えて中火にかけ、ひと煮立ちさせてこしょうを振る。
ささっとスープのPoint!
食材は小さめに切る
火の通りをできるだけ早く、そして均一にするために、具材はどれも小さめに、さらにサイズを合わせてカットして
味出しになる食材を使う
ベーコン、ウインナ、アサリ、玉ねぎなど、火を通すとうま味の出る素材を使う。白ワインも味に深みを出せる
仕上げは翌朝に少しだけ
火を通しすぎると風味が飛んでしまうバター、歯ごたえを楽しみたい野菜、煮崩れさせたくない豆類は、当日に
野菜たっぷりながら、口当たりは実にフルーティな「ジュース」。まさしく、ビタミンカラーで元気になれる!
「どれも材料をミキサーにかけるだけの手軽さだから、毎朝、無理せず続けられます。」(ワタナベマキさん)
セロリの後味が爽快
りんごとセロリのジンジャージュース
飲みやすいりんごベースに、ジンジャーでアクセントを。
材料・2人分
りんご……1個
セロリ……1/2本
しょうがのすりおろし……1/2かけ分
水……100mL
作り方
(1)りんごは皮をむいて種を取り除く。セロリはすじを取る。ともに2~3cm程度の角切りにする。
(2)すべての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまで撹拌する。
ジュースの作り方のPoint!
水を加えて飲みやすく
果物&野菜だけだともったりしがち。さらりとした飲み口に仕上げたいから、水を足して
しょうがはすりおろす
ミキサーでなめらかにできない繊維のかたいしょうがは、あらかじめすりおろしてから加えて
「食パン・卵」のベストなおともをプラスして、気分が上がる、一日の始まり!
撮影/砂原 文 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
詳しい内容は2018年6/7発売LEE7月号に掲載中です。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
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