
編集M美さんがLEE7月号「神保町ママリーズ」で紹介していた寝具の梅雨対策。これができれば安心ですね。
梅雨本番! 寝具にカビを生やさないためにできることとは?
晴天、低湿度の爽やかな5月が過ぎ行くや否や、ムッと湿気のこもった空気が街中に満ち満ちて。この微かな熱帯の気配……今年も梅雨がやってきたようです。
そうでなくても日々、もう忙しくて、なかなか布団なんかも干していられない。シーツや枕カバーの洗濯だってやっとだし、ベッドマットを何かするとかもう、無理、無理!
でもベッドや布団にカビが生えるのも無理!
という、そんな私たちに「今」できることって、どんなことなのでしょう?
毎日かならずできること
どんなに忙しくても、時間がなくても、毎日(毎朝)絶対にできる、けれども布団やベッドのカビ対策としては決して小さくない効果をもたらす、ある行動がありますので、ご紹介しましょう。
それは、布団やベッドで被って寝ていた「掛け布団(や、毛布)を、剥ぐ」ということ。そしてそのまま一日放っておくということです。とりあえず、それだけ。
なるべく「空気に晒す」
眠っている間に身体から放散された湿気(汗など)を、朝の起き抜け、そのまま布団をかぶせて籠らせてしまうのは、いけません。その後何時間も程よい熱と湿り気を維持してしまうことで、カビ発生が促進されてしまいます。
そうしないために、昼間、なるべく布団を乾いた空気に晒して乾かすことが必要なのです。もちろん、贅沢を言えばそうやって剥いだ掛け布団をベランダに干して、とか、敷き布団やベッドパッドやマットも空気に晒して、布団乾燥機もかけて、などなどできればいいですが、できなければ「掛け布団を剥ぐ」だけでもいいのです。何もしないよりも、うんとましです!

畳の上に布団を敷いて寝んでいる我が家では、「畳→除湿マット→敷き布団(シーツ)」という順番に敷いています。入梅したので、湿気気味。
一度しかけたら一週間放っておけること
さて「掛け布団を毎朝、剥ぐ!」ことに加え、「今日は時間があるから何かができるぞ、でも明日は忙しいから何もできないぞ!」という「今」であるならば。せっかくなのでベッドや布団周りから余計な湿気を取り去るための、ちょっとした「しかけ」を施しましょう。
除湿(調湿)マット(シート)をベッドや布団に仕込む
「こまめに干せないけれども布団に湿気を溜めたくはない」とき、「除湿(調湿)マット(シート)」はベッド・布団周りのグッズとしてマストな存在です。節約アイディアなどでは「新聞紙」や、「厚手のバスタオル」などでこれを代用する案もありますが、専用マットに比べると吸湿力の点で雲泥の差があります。
「除湿(調湿)マット(シート)」は製品によって、マットを構成する吸湿性の高い繊維で水分を吸い溜めるタイプと、マットに内包したシリカゲルに吸湿させるタイプがあります。
概ねマット1枚(シングルサイズ)あたり400〜800ml程度の湿気を吸収してくれるため、晴れた日には天日に干すなど、適切にマットのケアをしてさえいれば布団やベッドのほうにカビが生える事態にはなりません。
ただし、除湿マットの限界を超えるまで敷きっぱなしにしていたりすると、当の除湿マットにもカビが生えることがありますので過信は禁物です。
除湿マットの正しい敷き方
ちなみに除湿マットを敷く位置は、「布団」の場合は布団の直下に1枚。「ベッド」の場合は、ベッドフレームとマットレスの間(1枚目)と、マットレスとベッドパッドの間(2枚目)の、2枚を敷きこむと安心です。
いずれも、身体から出た水分が溜まり結露しやすいポイントなのですが、一度結露が起こってしまうと早晩そこにはカビが生えてしまい、そうなるとダニの大繁殖も起こると考えられるため、布団環境は加速度的に悪化してしまいます。
とはいえ「ダメになった布団」の処分が存外難しいお話は前回しました。ベッドも布団も、買うのも捨てるのも難儀な、大きな存在です。
カビをもたらす湿気といっても、主に自分の身体から出ているものです。寝具は「家具」というより、汗を吸い取る「大きな衣類」のようなもの、というような意識でそのケアに心を寄せてあげると良いのではないかな、と思います。
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