ぽっこりと膨らんだ下っ腹に悩んでいます、という人、いませんか?
LEE読者の中にも、体重は20代の頃と変わっていないのに、下っ腹だけがなぜか出てきた……という声が多数!
「一見、標準的な体型に見えるのですが、下っ腹やおなかまわりのお肉が、脱いだらある意味すごいんです(笑)」(100人隊TB あきなこさん)
「生理前やたくさん食べた直後のおなかのぽっこりが気になります。産後に開いてしまった骨盤のケアを怠ったから?」(100人隊No.039 さっきーさん)
気づけば圧倒的な存在感でぽっこりと居座る下っ腹を、エクササイズ、生活習慣、食事と、あらゆる方法で撃退しましょう!
まずは、あなたの下っ腹のタイプをチェックします。
タイプ別のアプローチで撃退!
あなたはどっち? 下っ腹 チェックテスト
LEE世代の女性に多い下っ腹ぽっこりの原因は主に2つ。自分のタイプを知ることで、より効率的に下っ腹ぽっこりを解消できます。(※同数の場合は複合タイプです)
当てはまる項目にチェック!
- 手や足のむくみがひどい
- 姿勢が悪い
- スカートをはくと、ウエスト部分が回って前後ろが反対になってしまう
- 左右どちらかの靴底が減りやすい
- O脚である
- まっすぐ立っているつもりでも、左右の肩の高さが違う
- 椅子に座るとすぐに足を組む
- 立っているときに片足重心になりがち
- 横向きで寝ることが多い
〇が多いあなたは…骨盤ゆがみタイプ
- 下っ腹に手でつまめるお肉がある
- 息切れしやすく、バテやすい
- 定期的に体を動かすことがなく、運動不足
- おなかを触ると冷たい
- 筋肉が少なく、おなかのラインがゆるい
- 遅い時間にごはんを食べたり
- 飲酒したりと、食生活が不規則
- 朝食抜きで済ませることが多い
- 肉、魚を食べることが少ない
- シャワーばかりで浴槽につからない
●が多いあなたは…筋力不足タイプ
骨盤ゆがみタイプ さん
ゆがんで開いた骨盤に内臓が入り込みぽっこりに
全身の要である骨盤がゆがんだり開いたりすることで、内臓が下垂して下っ腹ぽっこりになるのがこのタイプ。特に出産後、骨盤矯正などを行わなかった人に多く見られます。
姿勢が悪く、足を組んだり、片足重心をしたりとゆがみを助長するようなクセが目立つはず。体が傾いているので片足の靴底が減りやすい、などの現象も。
筋力不足タイプ さん
筋肉がない、冷える、脂肪が落ちないの悪循
筋力が少なく、下っ腹の脂肪が垂れ下がってしまうのがこのタイプ。熱産生が低いので触るとおなかがひんやり冷たく、冷えると脂肪が落ちないという悪循環に・・・。
朝食を抜いたり、浴槽につからなかったりと冷えやすい生活をしているのも特徴。肉や魚など、たんぱく源を意識的にとることで、下っ腹の筋肉UPを狙えるはず。
先生教えて! どうして下っ腹が出てしまうの?
30代になると多くの人が気になる、ぽっこりと前に突き出た下っ腹。でも、どうして下っ腹が目立つようになるのでしょうか?
渋谷DSクリニック 渋谷院の林 博之院長にお話をうかがいました。
脂肪だけでなく内臓下垂や姿勢の悪さなども原因
「複合的な原因が考えられます。20代に比べると代謝が下がってついた脂肪が落ちにくくなる、デスクワークや育児で忙しく運動しないので筋力が衰える、おなかの冷えで脂肪が固まる……。
また、便秘で老廃物をため込んでいたり、骨盤が開いて腸が下がり、下っ腹に内臓が下垂することでぽっこりの原因となることも。姿勢が悪く下っ腹を突き出して歩くことでおなかが目立つ場合もあり、ただ単に脂肪だけがぽっこりの原因、ということではないのです」
この下っ腹ぽっこりを改善するためには、運動だけでなく、食事や生活習慣も見直すことが必要。
「おなかの脂肪には、内臓についている目には見えにくい“内臓脂肪”と、手でつかめるお肉の“皮下脂肪”があり、女性につくのは皮下脂肪が多い。一度ついた皮下脂肪は、エクササイズ、ストレッチ、ウォーキングなど負荷をかけて落とすしかありません。食事は朝食を必ずとるようにすると代謝と体温がUP。足を組む、お風呂につからないなど、生活の中でのNGグセを改善することも大切です」
次回は隙間時間にできる簡単エクササイズをご紹介。
2タイプの内、「骨盤ゆがみ」タイプさんのエクササイズからお届けします。
撮影/永躰侑里 スタイリスト/中村美保 取材・原文/野々山 幸
詳しくは2016年11/7発売のLEE12月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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